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【ブラック企業】いじめ・パワハラの証拠を押さえ上司と戦う方法8選

IT企業の現場で複数のプロジェクトを渡り歩き、数々の修羅場を乗り越えてきた私だからこそ語れる「理不尽な職場の人間から自分の身を守る方法」を8個紹介します。

あなたに原因があると責任転嫁されても自分を責める必要はありません。

悪意ある人間の言葉に耳を貸す必要はないのです。

隙を見せたら負けなので、日ごろから証拠を残して自己防衛してください。

泣き寝入りすることなく、公的な場所で法的に戦って勝ちましょう

【私がやられた事例】
✔新卒入社したのがブラック企業だった
✔毎週の会議で上司から3時間以上詰められた
✔気に入らないからとOJTで放置プレイされた
✔上司にパワハラ(罵倒、恫喝、暴力)された
✔サーバルームに呼び出され先輩社員から退職を強要された
✔元請けの社員からプロジェクト遅延の責任を負わされかけた
✔同僚が私の上司にあることないことを吹き込み問題社員認定された

\会社に行きたくないあなたへ/

1)ハラスメント発言を秘密録音する

職場でのハラスメントについて裁判等で争うためには証拠が重要になります。

その証拠となるのがボイスレコーダーなどでの録音

ハラスメントの証拠収集を目的としてこっそり録音することの適法性や、民事訴訟で証拠として認められる録音については、弁護士が解説しているこちらの記事が参考になります。

>> パワハラ発言を隠れて録音(秘密録音)は違法??懲戒処分になる?

ボイスレコーダーの存在や録音していることがバレると、それを理由に就業規則違反などで処分してくるリスクもあるので注意してください。

※当記事は秘密録音を積極的に推奨するものではありません。

2)社員と2人きりで会わない

あなたの敵やその取り巻きに呼び出されたり、その回し者が味方の振りして近寄ってくることがあります。

私の場合、ランチや就業後に誘われたり、仕事の合間に2人きりで話そうと呼び出された結果、以下のような目にあいました。

✔お前のためを思って言っているというていで罵倒
✔「お前、この仕事向いてないよ。辞めたら?」と攻撃
✔「お前のせいでみんな迷惑している」と集団の圧力をかける
✔「悩みがあるなら話聞くよ」と本音を探りに来る(後日言いふらす)
✔「君なら独立してやっていけるよ」と背中を押すふりして退職を促す

敵の取り巻きや回し者は、あなたを排除するための工作をすべく近づいてくるので、最初に接触してきた人間が失敗した場合、別の人間が近づいてきます。

善意での行動ではないので、気を許したり隙を見せてはいけません。

うっかり口を滑らせると言質を取られてしまいます。

業務命令での打ち合わせや仕事上どうしても必要な場合でない限り、非公式な場で2人きりで会う必要はありません

また、口撃だけでなく「殴られた」「暴言を言われた」「体を触られた(相手が女性の場合)」などと冤罪をかけられるリスクもあります。

どうしても会わざるを得ないなら密室を避けて第三者から視認される場所を選ぶといいでしょう。

また、チャットツール(Slackなど)を使うときも個別の連絡(ダイレクトメッセージ)は無視して、メンバー全員が参加・閲覧できる公開チャンネルで必要最低限の会話をするようにしましょう。

私の場合はさらに、個人宛てに来た悪意のあるメールは上司に転送して報告したり、返信のCCにチームのメーリングリストを追加してそのメールを送った意図をメンバー全員の前で問うなど、徹底的に白日の下に晒していました。

3)出来事はすべて記録に残す

社内いじめやハラスメントを受けたとき、その内容を事実ベースで時系列に沿ってメールにまとめ、それを上司や上司の上司などに報告します。

それ自体が有力な証拠になるわけではありませんが、社内いじめやハラスメントはなかったともみ消されないよう記録に残す事が重要。

日時・出来事・人物などをメモにまとめるのでもOKです。

また、私の場合はメールやチャットツール(slackなど)でのやりとりも印刷したりスクリーンショットを取ったりして保管していました。

4)私物は常に持ち歩くか鍵付きの場所に保管する

私物を盗まれたり、バッグ等に盗品を忍び込ませる等で冤罪をかけられないためにも、私物は常に肌身離さず持ち歩く鍵付きのロッカー・引き出し等に入れておきましょう。

職場にロッカーなどがなく、バッグを自席付近の床に直置きしなきゃいけない場合は錠前・防犯ブザー付きのビジネスバッグを使う手もあります。

5)勤怠実績の記録をすべて残す

労働者側が労働時間を証明できないと、残業代は認められず、過労死認定も困難になると言われています。

会社側が虚偽の勤務実績を主張してくる可能性もあるでしょう。

また、あなたを辞めさせたいがために、実際は出勤していたにも関わらず無断欠勤していたと言い出すかもしれません。

そのため、タイムカードのコピーや勤怠管理システム画面を印刷した用紙・スクリーンショットなどを保存しておくといいでしょう。

また、デスクワークの場合はパソコンの起動時刻とシャットダウン時刻のログを証拠として入手する方法もあります。

弁護士による解説記事がありますので、詳細はそちらでご確認ください。

>> 労働時間の証拠となるパソコンのログを入手する方法【残業代請求】

6)離席時パソコンにロックをかける

離席時はパソコンに必ずロックをかけましょう。

パスワードが第三者でもわかるようにする(付箋に書いて貼っておく等)のも厳禁。

余談ですが、パソコン内部(ローカル)やファイルサーバーにあるファイルは定期的にバックアップを取得し、別の場所に保管しておきましょう。

嫌がらせで仕事上重要なデータを消されたり改ざんされたりするリスクがあります。

7)医者の診断書をもらう

肉体や精神が限界をむかえた場合、再起不能になる前に病院に行って診断を受けて、診断書をもらうのも手です。

私の場合、プロジェクトが炎上して毎日の深夜残業や休日出勤、元請けからのパワハラが数か月間続いた結果、「動悸・息切れ」「めまい」「手足のしびれ」などの症状が出ました。

上司に配置転換を申し出るも黙殺され、症状も仮病だと言われたので、意を決して病院へ。

内科を受診したら精神科の紹介状をいただき、後日受診したら適応障害の診断を受けました。

診断書を会社に提出した結果、無事プロジェクトを抜けて別の現場に行くことができました。

8)専門家に相談して味方につける

給料・残業代未払いや不当解雇などの労働問題で困った時は、弁護士に相談して解決のサポートをしてもらう方法もあります。

おすすめなのがこの2つ。

✔法テラスで相談する
✔労働問題に強い弁護士に相談する

労働問題弁護士ナビ」というサイトを使えば、各都道府県にいる労働問題に強い弁護士が探せます。

個人的には、労働基準監督署やユニオンは労働者個人の問題解決に積極的に動いてくれる印象がないので、相談するのはおすすめできません。

また、労働局や労働基準監督署などに設置されている「総合労働相談コーナー」で相談するのもありでしょう。

直接問題解決に動いてもらうことは期待できませんが、相談員に相談することで経営者や上司からの洗脳(例:正社員はサービス残業が当たり前)を解くことができます。

✅まとめ

1)ハラスメント発言を秘密録音する
2)社員と2人きりで会わない
3)出来事はすべて記録に残す
4)私物は常に持ち歩くか鍵付きの場所に保管する
5)勤怠実績の記録をすべて残す
6)離席時パソコンにロックをかける
7)医者の診断書をもらう
8)専門家に相談して味方につける

以上、『【ブラック企業】いじめ・パワハラの証拠を押さえ上司と戦う方法8選』でした。

だいの大人でも小学生みたいないじめをしますし、何も落ち度がなくても陰湿なお局や自己顕示欲にまみれた老害の標的にされることもあります。

ワンマンの中小零細企業や田舎の同族企業、偉い人の子どもや愛人が好き勝手やっている企業など、まともな人は全員辞めていく会社もありますね。

パートや派遣が主力でベテランも多い職場だと、徒党を組んでサボタージュや嫌がらせを行い正社員を追い出そうとすることもあります。

無能な人間の理不尽な物言いなんて、単なるお気持ち表明にすぎません。

淡々と証拠を押さえ、付け入る隙を与えず、出るところに出てしかるべき裁きを受けさせましょう。

ただし、戦うのは労力がいるので「もう耐えられない!」「仕事辞める!会社行きたくない!」と感じたら、無理をせず退職代行を使うのも手ですよ。

頑張り続けた結果、燃え尽きて病院送りになったエンジニアを私はたくさん見てきましたし、そうなると働く事自体がトラウマになってしまいます。

あなたがあなたらしく輝ける日が来るようお祈りしています。

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