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「1位おめでとう」が嬉しいのは、経緯も含めてランキング説。

6月13日は、2012年にGLAYがOfficial Store「G-DIRECT」にてライブ音源のダウンロード販売がスタートした日です!

はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」と「スキ」ありがとうございます!

私のnoteでは毎回、GLAYとラジオの話を中心にしていますが、今回は「ランキング」について考えます。


【「音楽ランキング」とは?】

よく耳にするのは「オリコン初登場○位おめでとう!」というようなフレーズ。他にも、ビルボードやスポティファイや各ラジオ局など、現在は様々な音楽ランキングがある。

ランキングで有名なのはオリコンという会社が独自に集計した音楽ランキングで、推定売上枚数を計算していると聞いたことがある。
HPをみると年間ランキングの場合は古くは1980年~86年はLP、1987年からCD、1988年以降はアルバム(LP、カセット、CDの合算)で計算しているそう。

私が大好きなGLAYが初めて1位に輝いたシングル「口唇」の話は以前の記事でも語った。

オリコンは長年の歴史があるからか、アーティストは実績としてプロフィールやバイオグラフィに記録を書くことが多い。実際、推しのアーティストが1位だと嬉しい(発売した週は毎日デイリーみていた時期もあった)

例えばアイドルちゃんのファンは、そのために複数買ったりすることがある。購入特典自体も嬉しい(逆に言えば、特典を魅力的にして多くの方々に愛してもらう方法)色んな説があるそうだけど、実は1人分のカウント枚数が決まっているとかいないとか。

このご時世になる前は、商業施設のオープンスペースでやる発売記念イベント(リリイベ)を観に行っていた方もいるのでは。近くにあのアーティストが来ると知って嬉しかった思い出も。

通常の週間ランキングは月曜からカウントがされるらしい。日本のアーティストが水曜日に発売することが多いのは、フラゲ日(店着日)も含めて最大限に売り上げを伸ばしたいからだと個人的に想像する。

そこまでの努力は並大抵ではない。だからデイリーで1位の称号を求めて、前日の火曜日発売にするアーティストもいるくらい大切な場面も。ファンもアーティストもスタッフさんも多く売れたら嬉しい。だからランキングは、その日まで皆で頑張った証でもある。

昨日の記事では答えの出ない「名曲とは何か」について自分なりに考えた。
実はランキング上位の音楽だけが「自分の名曲」ではないことに、いつからか気が付いてしまった。
でも今その楽曲をラジオやテレビなどで聴くと、当時を思い出して「聴けたことが嬉しくなる」から不思議である。

【FM802のランキング】

ラジオ好きな音楽ファンなら、大阪のラジオ局・FM802を知らない人はいないのではないだろうか。JIROさんも長年レギュラー番組(バギクラ)を担当している。FM802=音楽というイメージを持つ方も多いのでは。

FM802の現在のランキングは「OSAKAN HOT 100」毎週の番組と、1989年からの年間チャートがある。ラジオ局独自のランキングのため、オリコンとはランクインする曲が異なるのが分かる。
他のラジオ局でも、局へのリクエストや他のランキングを元にそれぞれランキングがある。


【noteにはランキングがない】

そもそも皆ランク付けすることが好きだ。古くは卒業文集とかでも「クラスの○○さん」「好きなテレビ番組」「好きな音楽」「好きな給食」などランキングが残っている。きっとクラスのトレンドを記録することに意味があるのだろう。

日常でも、お菓子やお土産や家電や人気メニュー等の「お店の売れ筋ランキング」とか、1位に選ばれたものを食べてみたいと思う気持ちも。
人気だから、皆が食べているから「美味しい」「安心」という心理が働くのだろう。
また1位=トレンドのもので「1位のアレ食べたよ」というのが、いち早く話のタネ(SNS等での話題など)になるから嬉しくなるのかもしれない。

noteにはランキングがないけど、ダッシュボードで「ビュー」は確認できるため自身の1つの指針になっている。多くの「ビュー」は嬉しい(「スキ」を発見すると更に嬉しい感謝)
また検索で記事の「人気」を調べることも可能だ。

記事を毎日書くことで、良いこともあるけど逆もある。連続更新に強くこだわらずも、今後もnoteを始めた目的に合わせてマイペースに続けていきたい。


【GLAY公式ストア「G-DIRECT」とは?】

GLAYが2011年8月12日に開設した「G-DIRECT」は、アーティスト独自の通信販売サイト。2021年8月12日で開設10周年を迎えた。
ポイントで非売品のグッズが貰えたり、ファンクラブと連携した企画や限定商品も豊富だ。

【「直接ユーザーに作品を届けたい」という自主レーベルのコンセプトをさらに推し進めたオフィシャルショップ「GLAY Official Store G-DIRECT」】

https://gdirect.jp/store/news/detail.php?nid=516

通称Gダイとも呼ばれる。冒頭で書いたライブ音源も、映像化していない初日の音源を販売。それを含めて現在30のライブ音源がある。

GLAYの出身地である函館のコミュニティFM「FMいるか」の番組で、GLAY本人が出ないGLAY専門番組「GLAYtaste HITS」がある。過去の記事でも何度か紹介した。

DJの宮脇寛生さんは、少しでも私たちファンの「ライブに行けない気分を明るく」しようとライブ音源の特集放送があり嬉しかった。
最新Blu-rayの限定盤の特典である未発表ライブ音源も(パーソナリティの宮脇さんが限定盤を購入して)いち早くON AIRで紹介があった。

「ライブは映像がないと…」と思う方もいるかもしれない。
でも実際にライブ音源のみを聴くと、耳からの情報のみで想像力が豊かになって研ぎ澄まされる感じがする。当時のMCも収録される。

実はGダイができた当初は、オリコンの売り上げランキングの調査店には入っていなかった。アーティスト自身の通販サイトで特典も豪華だから、ファンはそこで買うけど「カウントされていなかった」時期があるということ。
この記事を書くにあたってHPをみたら、現在はGダイも対象店に入っていて安心した。

そういう意味では集計方法や手段によって結果が変わるのがランキング。主観や方針も関係してくるように思える。

一つの結果として、他の可能性も想像することで視野が広がる気がする。
だけど1位は数字で分かりやすい結果として嬉しい。
今回はそんな魔法のような「ランキング」について考えてみた。

GLAYはアーティスト自身が作った「GLAY公式アプリ」もある。


【GLAY「My Private"Jealousy"」】

「My Private"Jealousy"」は、GLAYが2011年11月16日に発売した44枚目のシングル。シングルだけどタイアップもない珍しいシングル。オリコンでは最高6位。

もしかしたらTHEマイナーGLAYに入るかもしれない(知らない方も多いのでは)でも楽曲はカッコイイ!GLAYらしい失恋ロック。公式HPの紹介文は、

【■GLAYの新たな側面が感じられる作品!
「G4・ -THE RED MOON-」はメンバーが1曲ずつ書き下ろし、それぞれのメンバーの個性が満ち溢れた作品となったが、本シングル「My Private "Jealousy"」は、メインコンポーザーであるTAKUROの作詞作曲によりGLAYの新たな側面が感じられる作品となっている。

■GLAYファンのみならず新しい世代の音楽ファンを掴む名曲!
タイトルチューンでもある「My Private "Jealousy"」はエッジのきいたリフから流れるようなAメロへ移り、激しく情熱のこもったサビへと展開する楽曲は、1作品としてのクオリティを追及している。
最近の作品の中では、楽曲の純度を高めていく様子を最も表した作品であり、今のGLAYが感じられる楽曲となる本作はGLAYファンのみならず新しい世代の音楽ファンを掴む名曲となるであろう至極の1曲!】

https://www.glay.co.jp/discography/detail/17/

冒頭で紹介したライブ音源は「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2011-2012 "RED MOON & SILVER SUN"」の2012年4月22日に行われた日本武道館公演(初日)音源だ。
その日の1曲目がこの曲。MVはメンバー中心でシンプル。

このシングルのカップリングには「残酷な天使のテーゼ(We ♥ Happy Swing Live ver.)」の音源も収録された。そのお話はまた改めて。

ここまで、ありがとうございました!
それでは、またここであいましょう。

第46話【「1位おめでとう」が嬉しいのは、経緯も含めてランキング説。】

<おまけ>
4月29日から毎回GLAYとラジオ(コミュニティFM)について書いています。もしお時間ありましたら。

<追記>
「note公式マガジン」に掲載されました。



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