男の品格とは?
週末や祝日は、過去の読書ブログからの転記が多くなってしまいますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
2006年8月24日に投稿したブログより。
久々の教養本。ホント小説ばかりしか読んでなかったですし。
これは上司から薦められました。
しかも夜のお付き合いでご迷惑をおかけした相手からだったので、手渡されてタイトルを見た瞬間は、アチャーッという感じでした。向こうもニヤッとかこころもち笑っていましたし。
ただ、読み進めていくうちに、あ、あの人は私にもっともっと成長して欲しいから薦めてくれたんだな、と勝手に良い方に解釈しちゃいましたけど。
では、ここでエッセンスを少々。
物事をいかに面白いと思えるか、そこに楽しみを見出せるか、遊び心を持てるかということが肝心。
仕事に対しても家族に対しても、今を楽しまなければ永遠に楽しむことはできない。遊べるうちに遊ばないと損。お金を貯めて年を取っても、いざ使おうというときにポックリ逝ってもそれまでの苦しみは何も報われない。
趣味は実践しないと意味がない。思い出話で終わらせてはいけない。趣味をライフスタイルまで昇華できるに勝る喜びはない。
軽いノリで何でもやってみようという自分の好奇心に忠実であることが大事。熱くなるのはみっともない。頑固になるのもみっともない。自分と違うものを認める柔軟性があったほうが人生は楽しめる。
そして、これをすれば気分が落ち着くという切り札を持っている人間は強い。
流行を追いかけても意味はない。
置いていかれる感などいらない。
人は人、自分は自分。
私は私の考えで楽しく生きるという態度がいい。
むしろ重要なのは、物事の中の違いを見分ける能力、すなわちセンス。
そして親としての心構えにも言及。
子に対しても自分が立派だと思う家風を作ること。
自分なりの戒律、やらないこと、守ること、潔さを持つ。
毅然としているかどうかが大切。
恋愛についても言及。
恋愛は他人の女とするもの。
そして、いい男というのは、媚びない、愚痴らない、威張らない。
また口が固く、身銭を切る。
幸福は求めないほうがいい。求めない目に、心に、体に、日々に人間の幸福はある。
そして、人間にとって最大の喜びとは、相手の喜ぶ姿を見ること。
遊び心を持って、子供心を持って、無償のやる気を持って、うつつを抜かせれば、物事は全て大切な時間の中にあり、人生は充実する。
まあ、ほとんど抜粋ですが、こんなことが沢山書いてある本でした。
今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。
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