ピダハンになってやる
もう、良い加減、辞めなきゃね。
勝手に期待して、ウキウキして、落ち込む癖。
だからさ、私、ピダハンになるって決めたんだ。
ピダハン族は、南米に住む民族。
未来形も過去形もないの。
彼らの社会だけは、現在だけが、この世の全て。
今起きている事実と、その時の感情だけで、
世界が成り立つって、なんだか不思議だけど、
今の私よりもよっぽど幸せそうな気がする。
だってさ、
「明日になったら返信くるかな?」
「前は駄目だったけだ、明日なら大丈夫かも!」
なんて、ちっぽけな不確かな未来について、
自家発電しなくて良いんだよ。
こんな電子レンジ生活、本当はコリゴリな癖に。
未来の不安ばかり考えて、今の楽しさを忘れてないか?
これは、友達の彼氏の言葉。
そうだよね。
私たちはいっつも、未来を考えては、
不安になって、悲しくなって、また考えちゃう。
そんなループから、抜け出せていないのかもね。
だから、もう、未来形は終わりにしよう。
今の私を、1番大切にしよう。
だって、私はピダハンなのだから。
今を紡ぐことが、明日に繋がるのだから。
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