白いハエ

白いハエです。 または城井映です。 読メ:https://bookmeter.com/…

白いハエ

白いハエです。 または城井映です。 読メ:https://bookmeter.com/users/733931 Youtube:https://www.youtube.com/@hae_white

マガジン

  • 小説「ミラージュ・サブスタンス」

最近の記事

2024/02/26 ギリギリじゃないのに敢えてギリギリを演出している

 第37回ファンタジア大賞後期に投稿した。まだ〆切じゃないけど、はやく次を書きたいのでリリースした。  中身としては去年の落選作を改稿したもので、選評をベースに八割がたの文章を書き換えたと思う。なまじ全体が見えているだけに、いくらやっても終わらない感覚がして、味がない堅めのゼリーをつついているような気分だった。  作業自体は一月に終わっていたので、三連休で最後の推敲をして投稿をした。梗概が二五百字程度となかなか書かせてきた上、思うところがあって投稿歴も編纂しなおしたので、全部

    • 2024/01/13 それをそのままやったらみっともなくなるぜ?

      先月のあらすじ。今年中にもう一本小説書きますと言っちゃった。 結論、できた。 昨年末〆切の、第20回MF文庫Jライトノベル新人賞第三期予備審査に投稿しました。 40×34で149枚。上限は150枚までだけど、そんなに書くのは大変なので100枚程度くらいが良いよね、って見込みでプロットを作って出発したら、こうなった。 一週間程度でプロットを成し、二週間程度で本文を作るように見てたけど、この容量オーバーのせいで初稿の完成が〆切二日前(12/29)になってしまった。大晦日は予定が

      • 2023/12/06 苦痛の強さは多く挑戦した裏返し

        先日〆切のGA文庫大賞後期に投稿しました。 34×42で130枚、規定数にぴったり。 前回、ウダウダプロットに関するお気持ちを書いてたけど、実際の運用としてもう中盤くらいから全くプロット見てなかった。 というか、見てないことにも気づいてなかった。 こういう時って良くないのか? 何かを見落としてるのか? なんかもう、そんなことばかりを考えていて、小説を書くっていうことがあんまりよくわからない。疲れてしまった。 なので、しばらく小説書くのを控えようと思いま…………せん。 今月末

        • 2023/11/06 それって全部お前の考えた通りのお話でしかないじゃねえかよ

          先月のあらすじ。パソコンが壊れた。 修理に出して直りました。メモリの接触不良だったから、頑張れば普通に自分で直せた…………が、まあ、五年間サボり続けた掃除を代わりにやってもらったので良し。埃が積もりきってダークソウル2の古竜の記憶みたいになってたパソコン内部が綺麗になった。あと一年は頑張ってほしい。 相変わらず小説公募のことしか考えていない。 8月9月と長編を出したので、先月10月はすっからかん。本を読みながら、ほとんど11月末の〆切に向けての次作のプロットを書いて過ごす

        2024/02/26 ギリギリじゃないのに敢えてギリギリを演出している

        マガジン

        • 小説「ミラージュ・サブスタンス」
          25本

        記事

          2023/10/11 我が名は見積もり誤算大魔神

           先日、第18回小学館ライトノベル大賞に投稿しました。  42×34で150枚。枚数制限マックス。  先月(8月)の末に200枚、20万字超のものを投稿して、次は九月の末が〆切だというので、ライトめな100枚くらいのお話にしようと、一日でプロットをガッと書いたもので出発したら、最終的に150枚になってた。余白も少ないので16万字弱くらいある。我が名は見積もり誤算大魔神、といえば盛り上がりそうなものだけど、ほんの初稿の段階では140枚強くらいだったので、そこから枚数制限マック

          2023/10/11 我が名は見積もり誤算大魔神

          2023/08/27 多分、これで、大丈夫、だと、思う、きっと、恐らく

          私は過去に2度、大変ありがたくもコンテストで賞を頂いているのだが、その2作はどちらも2021年の夏から冬にかけて書き、投稿したもので、連続して受賞した形になる。すげぇ。その後、数えるのも嫌になるほど公募に落選し続けている今となっては完全に他人事……。 それで、実はその2作品の間、もう1作書かれた中編小説が存在した。 これは書いた当時、ちょうどいい小説公募がなくて、まあいいや、と適当にネットに放流してそれきりになっていた。それを今年の三月くらいに再発見して、読んでみたら刺さ

          2023/08/27 多分、これで、大丈夫、だと、思う、きっと、恐らく

          「君たちはどう生きるか」で最もつまらない顔

          映画「君たちはどう生きるか」を結構前に観た。 リアルタイムの感想は下記。(ポスト(旧ツイート)の下には息をするようにネタバレがあります。それと視聴直後に見るのはおすすめしない、読後感の映画バージョンをぶち壊しにする可能性のある記述があります) ここでは「なんでか知らん」と書いてるけど、実は涙の理由はちゃんとある。だけど、それはあまりにもパーソナルにすぎる理由なので、真に受けた人が「泣ける映画なんだ」と思って観に行って「えー…? あの人宮崎駿オタクだったんだ…」って思われるの

          「君たちはどう生きるか」で最もつまらない顔

          2023/07/05 最近考えていること

          ペットボトルのお茶は伊右衛門を飲む確率が高いのだが、知らない間に伊右衛門ブラックという仮面ライダーみたいなお茶が出ていて、それが茶葉をピチピチに詰め込んでめちゃくちゃ濃いことになっているという謂いなので、興味を持って買ってみたら、なんと一本でカフェイン130mg入っている……あの健康度外視の最強エナドリであるZONEが150mgなので、茶葉由来のカフェインとはいえエナドリに近い強度がある。 そう考えると、謳われている高濃度カテキンも桑の葉エキスも別の意味を帯びて見えてきてしま

          2023/07/05 最近考えていること

          2023/05/31 そんな希望は早い段階から棄却した

          第16回GA文庫大賞に投稿しました。長編一本。 42×34という書式、書き始める前の段階では毎回100枚を目安にプロットを置き、書いていくうちにやむを得ずに二割程度オーバーさせるようにして、なにかと言いがちな「100枚に収めようと思ったのに何故か120枚になっちまった...」をわざとやってる。このくらいバッファを設けておかないと、やっている最中に不安すぎて気が狂うから。 結局、投稿時の分量は125枚と贅肉が乗った。 そういう風に遊び前提に組んでるのに、序中盤の地盤の硬さには

          2023/05/31 そんな希望は早い段階から棄却した

          2023/05/05 今日の散歩ガチャの結果

          GW後半に入って、そんなの全く関係ない身分の私はカッチンと壁にぶつかり、いま書いてる小説は書きあぐねも書きあぐねに息が絶え、気分転換のnoteに書くネタも思い浮かばなく、ギーギー椅子を鳴らすだけの存在に成り果て、わけのわからん環境音、マンションのポンプが稼働する音、掃除機の音、トイレの排気口の音に追われるように外に出て、ひとまずカフェに入ったけど、だからどうしたという感じ、血中のカフェイン値を高めるだけで外に出て、ぼてぼてと不本意ながら散歩に入った。 散歩は過大評価されてる

          2023/05/05 今日の散歩ガチャの結果

          2023/05/03 無限メンマにトドメを刺す

          むかし「逆転裁判4」をやった時、驚いた記憶がある。 ラーメン屋の屋台を経営するおっちゃんが登場するのだが、そのおっちゃんはラーメンに入っているネギが嫌いだと言い出す。スープを飲もうとレンゲを差した時、ネギがするっと滑り込んでくる。それが耐えられないとか。 キッズだった私はびっくりした。生まれた時から常々、ラーメンからネギが消えればいいと思っていたが、あまねくラーメンに訳知り顔で乗っかっていて誰も文句を言わないので、自分以外の人類は全員好きなものなのだと思い込んでいた。でも、ラ

          2023/05/03 無限メンマにトドメを刺す

          2023/04/30 推敲の不可能性と書きあぐね続けること

          先日、ノーベル賞作家の大江健三郎さんの訃報を目にしたとき、ちょうど読んでいたのが新潮文庫の古井由吉『辻』だった。巻末に古井由吉と大江健三郎の対談が載っていた。折しも。2020年の2月に古井由吉氏の亡くなった時、ちょうど氏の翻訳したロベルト・ムージルを読んでいたのを思い出す。 その対談の時点でふたりは自らの寿命を逆算して何を読んでいくか、という語りをしている。そこには純粋な読書への兆しを感じる。古井氏は太平洋戦争の空襲を経験しているし、大江氏はある意味で日本の戦後史、まっただ

          2023/04/30 推敲の不可能性と書きあぐね続けること

          2023/04/28 人類が最後に食べるドーナツ

          少し前に見たミスタードーナツの人気ランキングで、オールドファッションが2位だった。 今から、何らデータに基づかないものすごい偏見と下世話な難癖を述べなければならないことを心苦しく、申し訳なく思うが、これは大嘘だと思っている。 ある日の営業時間終了間際の店舗に行ったら、残っていたのは少しのマフィン、フレンチクルーラー、そして大量のオールドファッションだった。それはもう、孵化余りしたポケモン並に余っていた。 年老いたむく犬みたいな色合い、自販機のコーラ並の値段がして、味はプレー

          2023/04/28 人類が最後に食べるドーナツ

          バイオRE4「エコノミスト」「ミニマリスト」「人見知り」同時クリアした所感

          結論、準備していれば腕前ヘボヘボでもなんとかなる。 ・できないこと ハンドガン+ナイフ以外の武器・手榴弾の使用(卵もダメ) ナイフ・アーマーの修繕(商人禁止のため) 回復 ・準備 周回・難易度アシステッド。 装備は前周から用意(商人が利用不可のため)。 ○ハンドガン ブラックテイル(普段使い)・マチルダ(強敵用)・パニッシャー(盾・リヘナラ対策) ○ナイフ ファイティングとプライマルをフルカスタム。 銀アタッシュ(ハンドガン弾ドロップアップ) ネコミミは持ってない

          バイオRE4「エコノミスト」「ミニマリスト」「人見知り」同時クリアした所感

          2023/04/22 100点満点。完璧。最高。ベスト。(RE4の感想)

          (「バイオハザード RE4」のネタバレばかりなので注意) バイオハザード RE4をクリアした。100点満点だった。完璧。最高。ベスト。 今年の頭くらいからゲームを面白く感じなくなって、「ホグワーツ:レガシー」も買ったけど他の人が面白がるようには面白がれず箒も手に入れずに放置していたくらいだったので、ちゃんと楽しめるか不安だったけど、流石に学生時代、アホほどやり過ぎたバイオ4のカプコン内製リメイクだった。 以下、ルーズなメモ。 ・操作感はREシリーズを引き継いでいて、原作に比

          2023/04/22 100点満点。完璧。最高。ベスト。(RE4の感想)

          2023/04/19 小銭入れの中全部ぶっこみたい

          自分の身体的な疲労度を客観的に観測する方法として「小銭入れの中を見る」がある。 私は常に最適化を目指して小銭を管理しているので、小銭入れは常に千円未満で最小限の枚数で保持されている。 ただし、疲れがかさむなどしてそんなけったいな真似をしていられなくなると、簡単に札を出すようになる。小銭だけが入ってくる。こうして小銭だけで千円以上、五円玉が三枚、一円玉が八枚、五十円玉が3枚などになり、ジャリジャリになった小銭入れを「疲れた財布」と呼ぶ。 私は疲れたとき以外、よっぽど声のでかい

          2023/04/19 小銭入れの中全部ぶっこみたい