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2023/07/05 最近考えていること

ペットボトルのお茶は伊右衛門を飲む確率が高いのだが、知らない間に伊右衛門ブラックという仮面ライダーみたいなお茶が出ていて、それが茶葉をピチピチに詰め込んでめちゃくちゃ濃いことになっているという謂いなので、興味を持って買ってみたら、なんと一本でカフェイン130mg入っている……あの健康度外視の最強エナドリであるZONEが150mgなので、茶葉由来のカフェインとはいえエナドリに近い強度がある。
そう考えると、謳われている高濃度カテキンも桑の葉エキスも別の意味を帯びて見えてきてしまう。
利尿作用の鬼。トイレ行き特急チケット。
これはちびちび飲まないと頻尿マンになるな、と思って、口の中を潤して消えてしまうくらいに少しずつ飲んでいったのだが、四分の一を飲んだ程度で尿意。トイレに立つ。戻ってきて二十分後もしたらすかさず尿意。トイレに立つ。戻ってきて数分後にもう一度……頭の中、山崎まさよしがワンモアタイムと歌い始める。トイレに立つ。

コーヒーでもこうはならない。こうなると緑茶に手を出せなくなるな、と思うようになる。でも、飲み物のレンジってお茶をオミットすると急激に狭くなるのがつらい。
まず、ジュースは口の中がベトベトになるので好まず、ゼロコーラはコーヒー・茶に劣らずトイレ行きを促してくる、という点で別にトイレに行きたいわけじゃないので除外すると、この時点で選択肢には水とスポドリ系くらいしか残らなくない? でも、水とスポドリて、生きるのギリギリじゃねえんだから、と思ってしまう。
そうすると、颯爽と麦茶がスポットライトを浴びるようになる気がする。ミネラルも入ってるしカフェインも入っていない。ええやん、と思える……けど、そんな感覚も最初だけで麦茶の味は異常に飽きる。「やかんの麦茶」というのが大振りな味をしているので、それに慣れて倦んでしまうと、他の麦茶が子供のように思えてきてしまう。

そういうわけで、最近は自販機とか飲み物売り場の前で、バカみたいに悩んでしまうことが多い。貴重な時間をどうせ飲んだら覚えていやしない飲み物選びに費やしてしまっていることにうんざりしてきていて、せめて何かに昇華しないとやりきれないと思っていたので、近況報告とばかりに書いた。つまり最近は、何がどうしてこうなったんだとか、おれはいったい何者なんだとか、そういう考えてもしょうがないことをぐじぐじ思わず、排尿おしっこのことばかり念頭にあるということになる。まあ、なんだかあまり変わらないような気がする。

変わらないといえば……。

「あいかわらずのうた」という曲を作ったので、ぜひ聞いていってね。

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