#12 独自ドメインの必要性とお名前.comでの取得方法【項目:ブログの立ち上げ方】
ハチドリ(Twitter@7SEO2)です。「1から体系的に学べるブログ収益方法」12回目の記事になります。
WordPressで新しくブログを立ち上げる際、ドメインとサーバーが必要になります。
今回は独自ドメインについてサブドメインとの違いやどんな種類があるのか、おすすめの独自ドメインをお話します。
最後に実践編としてお名前.comで独自ドメインを取得する方法を解説していきます。初心者の方でも画面キャプチャを見ながら進めるようにしています。
この記事を読んでほしい方
・独自ドメインとは何かを知りたい
・どんな独自ドメインを取得したらいいのか迷っている
・独自ドメインの取得のやり方がわからない
ドメインとは?
ドメインとは、URLの一部であり、インターネット上の住所のようなものです。
同じドメインは存在しません。それゆえドメインの取得は早いもの勝ちになります。
インターネット上でブログを公開するには、サーバーが必要になります。
サーバーには「000.00.00.00」のような数字で構成されたIPアドレスが割り当てられており、このIPアドレスを人間にも理解しやすくしたものがドメインです。
独自ドメインとサブドメインの違い
ドメインには独自ドメインとサブドメインの2種類があります。独自ドメインとサブドメインの違いについて説明します。
独自ドメインとは、お名前.comなどのレジストラ(ドメイン登録業者)から取得したオリジナルドメインのことをいいます。
サブドメインとは、独自ドメインをさらに分割したドメインのことをいいます。
企業が提供する無料ブログサービスで、運営から割り当てられることが多いです。「https://●●●.example.com」のように●●●のところにユーザー名などが入ります。
独自ドメインの必要性
なぜ独自ドメインを取得する必要があるのでしょうか?
独自ドメインを使うのとサブドメインを使うのではSEOの効果に差が出てきます。
Googleの検索結果の1ページ目には同じドメインのページは基本的に2つ以上表示されないという制限があります。
サブドメインで運用しても、このような制限に引っかかる可能性が高くなります。
例えば同じブログサービス内で、他のアカウントが自分と同じテーマだったとします。検索クエリも同じ可能性が高いので相手の記事が高クオリティだったら、自分のブログの記事が検索結果の1ページ目に表示されないということがあります。
独自ドメインであればこのような心配はありません。ただし自分の独自ドメインを使ってサブドメインで別のブログを運用する場合、テーマが被らないようにしないと上記と同じ状況になってしまうので注意しましょう。
さらにサブドメインの場合、独自ドメインに移行したり、ブログサービスが終了して他のサービスを使う場合でもそれまでに獲得した評価を手放すことになります。
独自ドメインであればサーバーを移行しても評価は蓄積されていきます。
独自ドメインで気をつけること
独自ドメインを取得する際、以下の2点を注意しましょう。
・更新費用がかかる、更新しないとドメインが失効する
・Whois情報公開代行を利用しないと個人情報が公開されてしまう
独自ドメインは取得時に費用が発生しますが、1年や3年などの更新のタイミングでも更新費用がかかります。
もし更新するのを忘れてしまうと再度そのドメインを使うことができない場合があります。
独自ドメインを取得する際、Whois情報というドメイン登録者の情報を公開する必要があります。
ただWhois情報公開代行といってレジストラ(ドメイン登録業者)の名義でWhoisを公開することができます。
お名前.comの場合、Whois情報公開代行は無料で利用できます。
トップレベルドメインの種類
「com」や「net」などの部分をトップレベルドメイン(TLD)と呼びます。
トップレベルドメインには大きく分野別トップレベルドメイン(gTLD)と国コードトップレベルドメイン(ccTLD)の2つに分けられます。
分野別トップレベルドメイン(gTLD)は、世界中の誰でも取得できるドメインです。
代表的なgTLDは以下の通りです。
・com
・net
・org
・info
・biz
国コードトップレベルドメイン(ccTLD)は、国ごとに割り当てられたドメインです。原則としてその国に在籍する人しか取得できません。
代表的なccTLDは以下の通りです。
・jp(日本)
・cn(中国)
・kr(韓国)
・ca(カナダ)
・fr(フランス)
gTLDのように誰でも取得できるようにして外貨の獲得源としている国もあります。noteも以前は「note.mu」というモーリシャスものを使用していました。
独自ドメインを取得するときに意識するポイント
実際に独自ドメインを決めようと思ったとき、どんなものにしたらいいか悩んでしまう方もいます。決める上のポイントを挙げてみました。
ブログ名もしくは関連性の高いキーワードを含める
>> OK:coffeelab.com NG:nomimono-daisuki.com
ブログ名含めなるべく短くする
>> OK:coffeelab.com NG:coffeelaboratory.com
取得されているドメインでも「‐(ハイフン)」を入れて繋げてみる
>> OK:coffee-lab.com
打ち間違えそうな文字は避ける(ユーザーが打ちやすい文字列を意識)
>> OK:coffee-lab.com NG:coffee-institute.com
読みやすい、伝えやすいものにする
>> OK:coffee-lab.com NG:coffee-library.com
ブログを立ち上げる際のトップレベルドメインとしてはcomがおすすめです。comは一番使われているドメインでもあり、認知度も高いからです。
独自ドメインの費用
独自ドメインは取得時と更新時に費用が発生します。費用はレジストラ(ドメイン登録業者)により異なります。
ドメインの種類によって数百円から何万円といった高額のドメインもあります。
基本的に「com」であれば1年で1,000円程度と考えておきましょう。時期によってはキャンペーンで安くなっているときもあります。
独自ドメインの取得方法
独自ドメインを取得するには、お名前.comのようなレジストラ(ドメイン登録業者)で登録します。
他にも「さくらのドメイン」「ムームードメイン」などドメインを取得できるサービスがあります。
ドメイン取得サービスによってはサーバーと一緒に契約することで無料でドメインをもらえたりする場合もあります。
空きドメインをチェックする
いざ独自ドメインを取得しようと思っても自分が欲しいドメインはすでに取られているかもしれません。まずは欲しいドメインが空いているか確認してみましょう
以前、Twitterでドメイン検索のおすすめのページを紹介しました。
空きドメインを検索にアクセスします。
①欲しいドメイン名を入力し、②検索ボタンをクリックします。例では「hachidori」で検索してみました。
×のものはすでに他の人に使用されているので取得できません。「hachidori」ではcomやnetが取得できませんでした。。。
このページではドメインの種類や文字数、料金などで絞り込みができます。また取得可能なドメインだけを表示することも可能です。
ドメインは時期によって価格が変動します。この時点ではworkを1円で取得できます。
ただ上記でも書きましたがcomがおすすめです。単体のキーワードで取得できない場合は「‐(ハイフン)」を入れたりして探してみましょう。
「hachidori-seo」で検索したところ、comが取得できるようです!早速、①comにチェックし、②お申込みボタンをクリックします。
登録年数を指定する
お名前.comのお申込み画面に遷移しました。登録年数やオプションなどを選択できます。お好きな登録年数を選びましょう。とくになければ1年のままで構いません。
①登録年数を選択し、②ログイン情報(新規の方は「初めてご利用の方」から登録ください)を入力し、③ログインボタンをクリックします。
お名前.comでは標準でWhois情報公開代行が付いています。その他にもオプションとして下記が選択できます。
・Whois情報公開代行メール転送オプション
・ドメインプロテクション
両方とも個人でブログを運営するなら必要ありません。
お名前.comではドメイン申込時に一緒にレンタルサーバーを契約することでドメイン代が無料になる特典があります。
レンタルサーバーに関しては他にもいろいろな会社のものがありますのでここでは利用しないを選択したままにします。
お支払い方法を指定する
ドメインのお支払いでおすすめなのがクレジットカードです。クレジットカードなら自動更新が設定されるので更新忘れというのがありません。
1度ドメインの更新を忘れてしまうとそのドメインを再度取得できるかどうかはわからないので注意しましょう。
お支払い方法を選択したら申込むボタンをクリックします。
サーバーの確認
再度、ドメインと一緒にサーバを申し込むかポップアップが表示されます。申込まないボタンをクリックして閉じます。
ドメインの申し込み完了
ドメインのお申込み完了までに少し時間がかかります。完了したら下記の「お申込みを受け付けました。」の画面が表示されます。
申込が完了するとお名前.comで登録したメールアドレスに下記の4通のメールが届きます。大切なメールなので保存しておきましょう。
・[お名前.com]ドメイン登録 完了通知 xxx.com
・[お名前.com]ドメイン登録 料金ご請求/領収明細
・[お名前.com]ドメイン自動更新 設定完了 xxx.com
・[お名前.com]Whois情報公開代行 完了通知 xxx.com
まとめ
最後にこの記事の要点をまとめました。
・独自ドメインの必要性を知る
・TLDはgTLDとccTLDがある
・ドメインを取得するときに意識することを覚える
最後までお読みいただきありがとうございます。第12項で独自ドメインの必要性などをご理解いただけたかと思います。
独自ドメインでブログを運営することで評価も蓄積していきます。ブログで安定的に稼ぐための一歩になります。
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