#29 Googleアドセンスを最適化する方法【項目:広告収入最適化】
ハチドリ(Twitter@7SEO2)です。「1から体系的に学べるブログ収益方法」29回目の記事になります。
ブログを運営されている方で、特にアフィリエイトサイトではなく情報サイトを運営していれば、必ずと言ってよいほど導入しているクリック課金型のサービスがGoogleアドセンスです。
クリック課金型サービスはもちろんGoogleアドセンスだけではありませんが、有料エリアに書かれている内容は他のクリック課金サービスでも応用できる物もあります。
この記事を読んでほしい方
・Googleアドセンスに合格したばかりの方
・Googleアドセンスが伸び悩んでいる方
・さらなる改善施策を知りたい方
アドセンスの収益はPV数にある程度比例する
第2回で広告収入には2つの収益モデルがあるとお話しました。成果報酬型とクリック課金型ですね。
Googleアドセンスはどちらの収益モデルか覚えていますか?・・・・・答えはクリック課金型です。
ユーザー(閲覧者)がサイトを訪れ、コンテンツに貼られている配信されたバナーをクリック(もしくは閲覧も含む)したタイミングで収益発生となります。
1クリックあたりの単価(CPC)は平均すると20-40円付近です。
Googleアドセンスで収益を上げるためには絶対的にクリック数が必要です。クリック数を増やすために必要なことは、ページビュー(PV)を増やすことです。ページを見てくれるユーザーが増えれば増えるほど広告の表示回数が増え、クリックしてくれる回数も増えます。
数千、数万、数十万とPVが増えればそれに比例して収益も増えていきます。それゆえ検索結果の上位にランクインしてPVを増やす必要があるのです。
1PVあたりの収益額をできるだけ高める
もちろん上記のようにPVを増やす必要もありますが、いかに1PVあたりの収益額を高めるかも重要です。
月に10万PVあるとします。
というように1PVあたりの収益額が全体の収益に影響してきます。もし月に100万PVだったら30万も差が生まれてしまいますね。
じゃあ1PVあたりの収益を高めるにはどうしたら良いのでしょうか?まずその前にGoogleアドセンスの収益額がどのように計算されるか確認していきましょう。
収益額の計算方法
Googleアドセンスの収益額は以下の計算式になります。
クリック単価は広告を出稿する広告主の入札額により決まります。扱っている商品やサービスによって変わってきます。
クリック数は「広告の表示回数(IMP)×クリック率(CTR)」で算出できます。インプレッションはPV、クリック率は広告配置やサイズなどが要因となってきます。
CPCを改善することは、なかなか難しい
クリック単価(CPC)とは、広告が1回クリックされる時に発生する収益のことです。ここを増やすためにはクリック単価の高いジャンルのテーマを選ぶ必要があります。
クリック単価の高いジャンルというと以下のようなものがあります。
アドセンスやるならCPCが高いジャンルだ!と多くの人が考えると思います。案の定、CPCが高いジャンルは競合が多く、検索結果上位に上げるのは難しくなります(不可能ではないですが...)。
※CPCは、キーワードプランナーで調べることが可能
CTRを改善することは努力次第
一方、クリック率(CTR)とは、表示された広告のうちユーザーが実際にクリックした割合です。
CTR = クリック数 / 広告の表示回数(インプレッション)で計算できます。
テーマを変えずにCPCを改善することが難しいので、今のまま収益額をアップするにはCTR改善しかありません。
CTR改善策の1つとしてページ内の広告配置を最適化があります。広告の種類、数、配置場所によってクリック率も違ってきます。
適切な位置に適切な数を表示することでスムーズにユーザーがクリックしてくれる流れをページ内に作ることが必要です。
最低限覚えて欲しい3つの配信方法
Googleアドセンスはブログのコンテンツやユーザーをターゲットとして自動的に配信されます。
配信方法として主に以下の3つがあります。
コンテンツ ターゲティング
キーワードの使用頻度やフォントサイズ、リンク構造などに基づいてページの内容が分析されて、コンテンツに合った広告が配信される手法です。
パーソナライズド ターゲティング
Googleはユーザーの過去の検索語句、アクティビティ、サイトやアプリへのアクセス、ユーザー属性情報、地域などを収集しています。
その収集したデータに基づいて広告を配信する手法です。自分の興味がある広告が出ている場合、このパーソナライズド ターゲティングによって表示される広告が決められます。
※パーソナライズドはCookie取得問題により今後どうなるか不明
プレースメント ターゲティング
広告主が、広告を出したい任意のサイトやページを指定して配信できる手法です。
以上、3つの配信方法をご紹介しましたが、Googleアドセンスを導入しているブログ側で表示される広告を制御することができません。上記3つのターゲティングによって最も効果の良いものをGoogleが出し分けています。
制御できないところは仕方ないので自分で改善できるPVや広告配置、高品質なコンテンツ作りに注力していきましょう。
有料記事の内容
有料記事の中身は、6年間アドセンスを研究してきてあまり外に出したくなかった内容をふんだんに盛り込みました。
覚えておくべきアドセンスならではの指標と、あまり使われてないけど絶対に利用すべき機能のご紹介、そしてページRPMの正しい分析方法などです。
そして嫌われがちな自動広告の、Better Ads Standardを踏まえた正しい理解なども書いております。
私のサイトはPV数が多いので、ABテストが短い期間で終わります。過去に数十回のテストを重ねてきて、「こういうテストをすると良いよ」などのアドバイスも書かせていただきました。
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