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まちづくりについてアタマを整理してみる

前回の続き。
まちづくりの10のポイントあらため、11のポイントを整理。

1.交通
まちづくりにおいて、交通は非常に重要な要素です。交通渋滞や道路の混雑、交通事故などが課題となります。交通手段の選択肢を増やしたり、公共交通機関の整備を行うことで、交通問題を解決する努力が必要です。

2.環境
環境問題は現代社会において大きな課題となっています。まちづくりにおいても、環境への負荷を減らすことや、自然環境を保護することが求められます。ごみのリサイクルやエネルギーの効率的な利用など、環境に配慮した取り組みが必要です。

3.都市計画
都市の発展には計画が欠かせません。まちづくりにおいては、都市の魅力を引き出すデザインや公共施設の配置、建物の高さや密集度などが検討されます。しかし、住民の意見やニーズを反映させることや、景観や歴史的な価値を守ることなど、バランスを取ることが難しい課題です。

4.地域の活性化
まちづくりは、地域の活性化にも関わっています。商業施設の衰退や人口減少などが課題となります。地域の特産品や文化を活かしたイベントや観光の振興、地域コミュニティの支援など、新たに地域の活気を生み出す取り組み=“昔の賑わいを取り戻す”のではなく、過去の歴史を下地にした未来のための取り組みが必要です。

5.社会的課題
まちづくりは社会全体の課題とも密接に関連しています。例えば、高齢化社会における高齢者の暮らしや子育て支援、障害者のバリアフリーな環境整備などが課題となります。まちづくりにおいては、多様な人々が安心して暮らせる社会を作ることも重要な目標です。高齢者、障害者が働きやすい環境づくりも重要です。

6.教育環境
学校や教育施設の充実は、まちづくりにおいて重要な要素です。十分な学習環境や教育機会を提供することで、地域の子どもたちの成長や将来への可能性を広げることが求められます。教育に関する課題としては、学校の設備や資源の不足、教育格差の是正、教育内容の充実などがあります。また、物凄い速度で変化する社会においては、新たな考え方や価値を生み出すためのイノベーションが不可欠です。既存の認知型教育(知識を詰め込む教育)だけでなく探究型教育(興味や関心を育む)も今後ますます重要になってきます。

7.公共施設と公共空間
まちづくりには、公園や図書館、コミュニティセンターなどの公共施設や、人々が交流や憩いの場として利用できる公共空間の整備も含まれます。公共施設や公共空間は、地域の活性化や人々の生活の質を向上させる役割を果たします。課題としては、公共施設の不足や老朽化、公共空間の利活用の課題などがあります。行政だけでなく民間の力が重要になってきています。

8.防災対策
自然災害や災害リスクへの備えは、まちづくりにおいて欠かせない要素です。地震や洪水、台風などへの対策や避難施設の整備、情報の伝達体制などが重要な課題となります。地域の安全な環境を確保するためには、災害への備えや地域の協力体制が求められます。

9.経済発展
まちづくりは経済的な側面も重要です。地域の産業や雇用の創出、中小企業の支援、観光や商業の振興などが経済発展に関わる課題となります。持続可能な経済成長や地域経済の活性化を目指すためには、ビジネス環境や雇用環境の整備が求められます。

10.文化と歴史の保護: まちづくりは、地域の文化や歴史を大切に保護することも重要です。文化遺産や歴史的な建造物の保存、伝統芸能や祭りの継承などが課題となります。地域のアイデンティティや個性を尊重し、文化的な多様性を育む取り組みが求められます。

11.住民参加とコミュニティの形成: まちづくりは住民の声や意見を反映させることが重要です。住民の参加や協力を得て、まちづくりの方向性や計画を決定することが求められます。また、地域の人々がつながりを持ち、お互いに支え合うコミュニティの形成も課題です。地域のイベントやボランティア活動など、地域参加型の取り組みが重要となります。

以上11のwポイントを挙げてみました。

これらのポイントは単独ではなく、それぞれが密接な関係を持っています。例えば1.の交通に関しても、ハード面だけでなく、ソフト面も充実させることで、地域の発展や住民の幸福感を醸成できるものと思います。

次回からはそれぞれのポイントに関して身近に起きていることや、関連するアイデアやアクションについて触れて行きたいと思います。

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それではまた。

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