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占いはあなどれない。

占いを信じさせる方法は心理学的に解明されている。
「誰にでも当てはまる要素」を口にするというシンプルなものです。
なぜ、都合良く占い師の言ってることを信じてしまうのか。そして、ビジネスシーンではどんな活用法があるのかについて考えてみた。

「占いの原理」と「自分の言葉を強くしたい」に興味がある方はぜひ参考にしてもらえれば嬉しいです


占い師の言うことを信じてしまうのは、「バナーム効果」が影響している。
バナーム効果とは、「誰にでも当てはまりそうな特徴を言われた人が、自分の特徴であると勘違いしてしまう」現象を言います。

端的に言えば「当たり障りのないことを言えば、勝手に相手が信じてくれる」ということです。

1番身近にあるバナーム効果は「血液型占い」です。
血液型占いを信じているのは、日本人だけだそうです。そもそも4種類の血液型によって性格がわかれると、科学的にはなんの根拠もないのです。

血液型占いの本などには、A型は「真面目で几帳面な一面がある」と書かれています。
しかし、A型に限らず、ほとんどの人が「真面目で几帳面な一面」を持っています。

「歯ブラシの向きはいつも決めている」というこだわりがある人の場合。
服は雑に収納していたとしても、少しでも当てはまってる方を認識し、「これは自分の特徴にあっている」と勘違いしてしまいます。

これは「確定バイアス」という現象が同時に起きています。
確定バイアスとは、「自分が信じていることに目がいき、自分が信じていないことから目を背ける」現象を言います。

A型だからと言ってA型の人全員が真面目で几帳面とは限らないのに、バーナム効果が働いて当たっていると信じ込んでしまい、実際に実在する真面目で几帳面ではないA型の人から目を背けてしまうのです。

占い師の言ってることを「当たってる」と勘違いしてしまうのは、バナーム効果と確定バイアスが影響していた。


ビジネスシーンでは、自分の言葉の信憑性を高める効果が期待できる。
お客様には必ず「解決したい困りごと」があります。バナーム効果は、相手の「困りごと」発掘テクニックとしても活用できます。

たとえば、少しでも経費削減に繋がるポイントがあれば、「経費削減の部分でお考えになったことありませんか?」といえます。経費削減で悩んでいるのは、よくあることです。

どんな商品、サービスにも「誰にでも当てはまりそうな要素」はあります。
それを伝えることで、お客様が「確かに考えたことあるな」と思ってくれれば、次のステップに繋げるきっかけにすることが出来ます。

自分の言葉に信憑性を持たせ「話を聞いてみようかな」と相手に思わせる。セールスの機会を作るテクニックとしても活用ができそうです。


最後まで読んでいただきありがとうございます!!
誰かの参考になれば幸いです。

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