マガジンのカバー画像

社労士

30
運営しているクリエイター

#社会保険労務士

年金相談員

年金相談員

前書き

社会保険労務士の業務の1つとして、公的年金(国民年金や厚生年金)についての相談業務があります。
事務所を開いて相談を受け付ける社労士もいれば、年金事務所や街角の年金相談センター(以下街角)で窓口業務を受託するというケースも存在します。

R4年4月に年金相談員として年金事務所で40時間ほど研修(OJT)を受けさせていただきましたので、そのときのことを自分の備忘録兼年金相談員にトライしてみ

もっとみる
公正な採用選考の基本

公正な採用選考の基本

再来年大学卒業者の就活が始まりそう…

就活生やコロナで転職を余儀なくされてる方に「公正な採用選考の基本」を知っておいてほしいと思います。

厚生労働省より事業主に求められる「公正な採用選考の基本」が発表されています。

一度ご覧になってはいかがでしょうか?

公正な採用選考の基本(厚生労働省)

公正な採用選考のお願い(大阪労働局)

これらを守れていない企業は労働環境にも問題があるかもしれませ

もっとみる

労働契約等解説セミナー2021

気になるセミナーをみつけたのでご紹介!

労働契約法をメインとした労働関係法令のセミナーが開催されます!

副業や兼業についても説明があるみたいです。

オンライン開催かつ日程も6月半ばから9月末までで組まれていますので、お時間があるときに参加してみてはいかがでしょうか!?
雇用者や労働者等、関係なくどなたでも参加できるみたいです。

就活している学生さんが参加するのもアリだと思います!
また、社

もっとみる
社労士探究会【第71回】障害年金業務を通じて見えてきた社労士の役割・可能性 に参加してきた

社労士探究会【第71回】障害年金業務を通じて見えてきた社労士の役割・可能性 に参加してきた

社労士探究会さんの勉強会(zoom開催)に参加してきました!

昨日は第71回目だったようです。
タイトルは「障害年金業務を通じて見えてきた社労士の役割・可能性」
ということで、障害年金絡みの内容でした。

内容については詳しくは述べません(有料開催のため)

共感したことを3つ箇条書きで列挙します。

①問題のある行動には「何か理由があるかもしれない」と考える
→違和感を感じることで行動がどうい

もっとみる

遺族年金簡易説明

①遺族基礎年金・18歳に達した日以後最初の3月31日までにある子or20歳未満で障害等級に該当する子がいるときに、残された配偶者または子が受給できる。

・国民年金保険料納付要件あり。

・遺族基礎年金の基本額=780,900×改定率(令和3年度は「1.000」以下改定率が出てきたときは同じ)
配偶者に対する遺族基礎年金額=基本額+子の加算額
→子の加算額=2人まで 224,700円×改定率
  

もっとみる

厚生年金の金額計算例

前回は年金の金額算定式を記事にしました。

https://note.com/gyopi001/n/n67c2477633a4

今回は実際の例を見ていこうと思います。

・老齢厚生年金20歳から60歳まで加入かつ下記の条件のとき

①平均報酬月額20万円(月給20万円)年間賞与は月給の4か月分(80万円)
(20+80/12)*5.481/1,000*480=70.156万円

②平均報酬月額2

もっとみる

公的年金の金額

公的年金の金額の計算式を忘れてきました。

備忘録的な意味で書き出しておこうと思いますw

老齢国民年金

・老齢基礎年金
780,900*改定率*(算定月数/480月)

→振替加算(T150402~S410401かつ配偶者が老齢厚生240月or障害厚生の受給権者)
224,700*改定率*生年月日の乗率

・付加年金
200*付加保険料納付済み月数

厚生年金

・老齢厚生年金
平均標準報酬額

もっとみる
年金教えて社労士さん~「時効特例給付」

年金教えて社労士さん~「時効特例給付」

4.26の神戸新聞夕刊より
年金教えて社労士さん~「時効特例給付」って何?

を取り上げたいと思います。

記事では「時効特例給付支払決定通知書」が届いたことから書き始められていました。

「時効特例給付」ってなんぞ??聞いたことないぞ!
となりますねw

厚労省のHPより制度の概要を貼っておきます。

宙に浮いた年金青く塗った部分に注目です。

テレビニュースにも取り上げられた「宙に浮いた年金」

もっとみる
社労士試験を受けようと思った動機

社労士試験を受けようと思った動機

みなさんは社労士(社会保険労務士)がどのような資格か知っていますか?
税理士や弁護士ほど有名ではないので、ご存じでない方が多数かと思います。

社労士とは 社労士会のHPです。

『労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること』の業務を行います。

労働保険や社会保険の専門家というわけです。

具体的には
   ↓
『企業における採

もっとみる
生命保険に加入する考え方

生命保険に加入する考え方

Twitterで保険に入るか考えてる方がいたので、民間の保険に入るときのチェックポイントを書いていきます。
注:FPや元生命保険の募集人として経験してきたうえでの個人的な考え方です。

①家族構成家族構成によって加入した方がいい保険は変わってきます。
例:独身の時は生存保障の保険がいい。死亡保障はなしor少額でよい

②収支そもそも収支が赤字だと掛金を払えません。(当然ですねw
加入するにしても続

もっとみる