人生を変えた本紹介させて(前編)
人生に革命を起こすのは、読書か恋かくらいでしょ?
わたし、こう生きたい!これが好き!って
影響を受けた本たちを紹介させてください!
前編6冊、いきます!
『ニコマコス倫理学(上・下)』
著:アリストテレス
アリストテレスしか勝たん。
人生において大切なものも、人間のたいていの悩みも
紀元前に明らかにされてる!
2400年も人間は何をやってるんだ!とすら思った。
古典、だいじ。
本の要約としては、
人間の行為の目的を明らかにしたうえで、
究極は知ることより実践すること。
知を重んじ、考え続けることで、幸福になる。
いろんな経験は、中庸を得るための振り幅作りになる。
大切なものは、愛と友人。ともに生きること。
わたしもわたしの大切なものを
ちゃんと見極めて、そして守っていこう、と。
『暇と退屈の倫理学』
著:國分功一郎
哲学とは、「問い」を立てそれに答えていく営み。
人は何を求めて生きるか。
人は自由と暇を手に入れた。そして退屈をする。
モリスや、カント、パスカル、ラッセル、ハイデッガー、ルソー、ユクスキュル、キルケゴールも登場して
アベンジャーズかよ、っていう豪華な進行。
この本から、國分先生にハマり、
情報おっかけまくっていろんな記事や動画を視聴。
「哲学を引き受ける」ことを決めた話や、
いつも真実性のあるメッセージに心底尊敬。
わたしも哲学を(引き受ける、まではいかないけど)
持ち歩こう、って決めた。
あれから約3年、
先月ついに…お会いできた…!(オンラインで)
うれしすぎる。
『広告コピーの教科書』
著:谷山雅計・一倉 宏・小西利行・安藤 隆
・福里真一・仲畑貴志・国井美果・前田知巳
・岩崎俊一・門田 陽・秋山 晶
コピーライターの勉強をして講座に通い、
コピーの本ばっかり読んでたころ。
(いま思うと、あの頃がいちばんコピー書けた!笑)
コピーライターの先生方は、
考えて考えて考えるってことをしてきているから、
本当に人間というものをよく知ってる。
そして、
言葉で心を動かし行動をつくるプロフェッショナル。
世の中のことを掴んでるからトレンドにも強くて
若々しい人がおおい。
この本は、そんな方々11人の
エッセンシャルな要素が詰まってる。
コピーを書くことは、「仕事」なんだけど、
それぞれに人としての信念や哲学があって、
中でも岩崎俊一さんの、
「幸福をめざすことは人間にとって北極星」
というくだりが最強。
わたしもそういう、人や世の中との向き合い方を
していきたいなって思った。
広告コピーをダイレクトに職とすること以上に、
こういうことを知れたのがものすごく価値だった。
『シンギュラリティは近い』
著:レイ・カーツワイル
知らずに2045年を迎えるか?
それはすでに始まっているのだから、
むしろ2005年の予測がこんなにも
現実になっているのだから、知るっきゃない。
指数関数的なテクノロジーの革新が進み、
シンギュラリティ(技術的特異点)に到達する。
それは具体的にどんなことが起こるのか、
生活は、人間の定義は、どう変わるのか?衝撃すぎた。
『人生論』
著:武者小路実篤
死ぬまで生き抜くために。
すごくオーガニックで健全なテキスト。
エールのような本!
人生に重要な愛や恋や仕事や友人や健康のこと。
さらにあらゆるものの「程度」の大切さ、
というバランス感覚も絶妙。
複雑でデリケートすぎる時代に、
シンプルで心地よいものを求めたい。
もう、ため息が出るほどに、とにかく美文。
愛の称賛っぷりが最高。
『小さな王子さま』(星の王子さま)
著:サン=テグジュペリ
言わずもがな名作of名作。
だから、わたしは想像する。
だから、わたしは見えないものも信じようとする。
想像する力と、信じる力。
これこそ豊かさだと思う。
「不時着した孤独な飛行士」のことを思うなら、
『人間の土地』も読むとより深まる!
前編まとめ
『ニコマコス倫理学(上・下)』
『暇と退屈の倫理学』
『広告コピーの教科書』
『シンギュラリティは近い』
『人生論』
『小さな王子さま』
壁にきつねくんと一輪のバラの絵を飾り、
宇宙からみた地球の写真を飾り、
頻繁に読み返すことはないけどいつでもそこに、気分!
どれも本当におすすめなので、ぜひ読んでみて!
おすすめ本が一冊でも同じひと、友だちになりたい✨
後編につづくっ
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