ホーリーのアプリ開発奮闘記

エキセントリック・スーパーアプリクリエイター / HorryApps / アプリ総DL…

ホーリーのアプリ開発奮闘記

エキセントリック・スーパーアプリクリエイター / HorryApps / アプリ総DL数 200万 / iOS : http://apple.co/3m3HxSm / Android : http://bit.ly/3ma0liZ / とにかくリリースして、あとは祈れ

最近の記事

アプリの収益化と麻雀のリーチは似ている

アプリの収益化と麻雀のリーチは似ている。 どちらも自分の手に蓋(ふた)をして、手変わりを拒否してしまうという点では同じだ。 多分なんだけど、今回の話にゲームは関係ない。 主に家計簿みたいな、日々使うツール系が対象だ。 こういうツール系は広告を差し込むポイントが少ない。 バナー広告だけ実装して、他は何もしてないって人もいるだろう。 それでめちゃくちゃ沢山の人に使われたらいいけども、今どき大量のユーザーを獲得するのは至難の業だ。 日々のDAUが数千人で、収益は月1〜2万。こ

    • 美容院の予約システムにチャンスを感じた話

      美容院の予約システムにチャンスを感じた。 こないだ通ってる美容院の店長から、「店の予約システムを作ってくれないか?」と言われた。 よくよく話を聞いてみると、彼は美容院を3軒経営してるのだが、ホット○ッパーに月100万円ほど払ってるらしい。 (ここ伏せ字にする必要ないか?) 集客と予約を依存してるとのことだったのだが、すでに客が付いてる美容師には用がないらしい。 つまり、自力で客を呼べる美容師にとっては、ホッ○ペッパーに頼む意味がないということだ。 ホット○ッパーを完全に

      • お金をもらわずに働いてたときが一番楽しかった

        お金をもらわずに働いてたときが一番楽しかった。 あれは18〜19歳の頃だ。私は窓拭きのバイトをしていた。 16歳からやってる窓拭きだが、このときは好きのピークだったと思う。 とにかく休むのが嫌だったので、バイト先の社長にも「休みを入れないように」と念を押していた。 しかし職業柄、天気や現場サイドの都合で休みになってしまうことがあった。 そうすると、いつも同業他社に連絡をしていた。 「ボランティアでいいので働かせてください」と言えば、何かしらの仕事はあった。 そうして、自

        • 広告収益からサブスク課金へとシフトした1年を振り返る

          2023年は本格的にサブスク課金へと舵を切った1年だった。 結果を言えば数字的には成功だった。サブスク加入者は、ここ1年で順調に伸びた。 (ここ1年の加入者グラフだが、途中の突起はバグだと思うw) そもそもサブスクシフトしたきっかけは、広告単価のストレスからだった。 具体的にはAdMobのeCPMだ。 あれは自分でコントロール出来る数字ではないのだが、露骨に収益を上下させる。 気にしたくなくても、つい気になってしまうのがストレスだったのだ。 なので、サブスクを収益の柱に

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          月1万円の再現性が重要だと思う話

          月1万円の再現性が重要だと思っている。 「月1万円になるアプリをどれだけの確率で出せるのか」って話だ。 周りの成功してる(アプリで生活してる)人たちを見ると、大体1本~数本のヒット作があり、それが収益の大半ってパターンが多い。 1本のアプリが全体収益の7割以上って方もいるのではないだろうか。 込み入ったことは知らないが、王道の成功パターンはこれだと思う。 反対に私の場合は適当にバラけている。 今日まで100本以上のアプリを出したが、全体収益の2割を超えるアプリはない。 こ

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          アプリ開発が上手くいかないときはブログを書くといい

          アプリ開発が上手くいかないときはブログを書くといい。 もちろんアプリに関するブログだ。「昨日のラーメン美味しかった」とか「地元の友達と久しぶりに飲み!」みたいな、くだらんことはいい。 目の前の課題について、文章を書くといいだろう。 これをすることで、自分の考え(理論)を可視化することが出来る。 そうすると、どこが甘いのか分かるようになるんだ。 個人的にアプリ開発は、集客>継続率>収益性>その他…の順に大事だと思ってる。 だから例えば「集客」についてブログを書くわけだ。

          アプリ開発が上手くいかないときはブログを書くといい

          同じ問い合わせを複数回もらったときは、すぐに対応した方がいい

          同じ問い合わせを複数回もらったときは、すぐに対応した方がいい。 それは自分のアプリに欠陥がある証拠だ。 とある学習系アプリなのだが、ユーザーから同じ問い合わせを何度ももらってた時期がある。 そのアプリは、今ある目の前のレッスンをクリアすると、次のレッスンが解放される仕組みだった。 しかし「次のレッスンへ進めない」という連絡を、複数回もらっていた。 なぜ進めないのかと言えば、それは目の前にあるテストで合格点を取っていないからだ。 そのことはアプリ内にも表示していた。「小テス

          同じ問い合わせを複数回もらったときは、すぐに対応した方がいい

          選択の大半をAIに任せるようになった話

          選択の大半をAIに任せるようになった。 人生とは決断の連続だ。膨大な選択の積み重ねが、今という結果を作る。 しかし、選択の大部分はどうでもいいことだ。AでもいいしBでもいい。 どちらを選んでも大差ないだろう。 ラーメンを食べてもいいし、カレーを食べてもいいんだ。 アプリを作ってるときもそうだ。細かい仕様やUIの配置に悩むことがある。 個人的にはたまらないストレスなのだが、最近これらをAIに任せたら楽になった。 AでもいいしBでもいいようなものは、AIでもいいのだ。そこに選

          選択の大半をAIに任せるようになった話

          小さくチョコチョコ作るのが好きだ

          小さくチョコチョコ作るのが好きだ。 アプリで生活しようと思ったら、最初から大作を狙わずに、細かく作るのが大切だと思う。 自分もその考えで細かく沢山作ってたんだが、本当は違う。 そもそもシンプルなアプリを作るのが好きなのだ。 これに気が付いたというか、自分で認めるようになったのは最近だ。 私に大作は作れない。開発が1ヶ月を超えると、モチベーションが地に落ちる悪癖がある。 思い返せば、プログラミングを覚えて一番最初に作ったサービスが、一番大掛かりだった。 「ビルメンネット」と

          小さくチョコチョコ作るのが好きだ

          AIを使いこなす人の割合は検索エンジンのそれと同じになると思う

          ChatGPTをそれなりに触ってて思うが、これは万人が使いこなすツールではないと思う。 検索エンジンと似てて、「使ったことある人の割合」は人口の100%近くなるだろうが、「使いこなす人の割合」は10%を切るだろう。 まあChatGPTと言うよりも、ここはAIと言った方が適切だろう。AIを使いこなす割合は検索エンジンのそれと同じになると思う。 というか、これは使えば使うほど、プログラマ向けのツールだと感じる。 特徴はラリー(メッセージのやり取り)にあるのだが、ここで論理的に絞

          AIを使いこなす人の割合は検索エンジンのそれと同じになると思う

          バナー広告をアナリティクス代わりにしている話

          バナー広告をアナリティクス代わりにしている。 これだけ書くと、何のことか分からないだろう。 つまり、バナー広告の表示回数で、大体のユーザー数を測ってるということだ。 「沢山表示されてる = 沢山使われている」みたいな解釈だ。 私はFirebase Analyticsも実装していないし、Unity Analyticsも実装していない。 何ならストアの「アナリティクス」も数ヶ月に一度くらいしかチェックしない。 そう、全ては勘。バナー広告の表示回数にもとづく勘なのだ。 多分だ

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          クオリティとは相対的なものである

          クオリティとは相対的なものである。 それを披露する場所によって、評価は上下する。 アプリ開発に繋がる話なのだが、少々前置きを書かせていただこう。 私は高校を一ヶ月で辞めた。それでアルバイトをしながら一人暮らししてたのだが、そこで選んだのは窓拭きの仕事だ。 ローブやゴンドラを使った、高所作業のあれだ。 そんな10代を過ごしてる最中、M氏という男に出会った。 彼は、私がバイトしていた会社の先輩で、知り合った時点では独立していた。 清掃の何でも屋として、床、ガラス、ハウスクリー

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          アプリを作るときは、まずタイトルとサブタイトルから考える

          アプリを作るときは、まずタイトルとサブタイトルから考える。 私は集客をASOに依存してるので、まずここが重要なのだ。 AppStoreConnectに登録するタイトルとサブタイトルを決めるために、SearchAdsやdata.aiなどをチェックする。 この過程で、これから作ろうとするアプリの需要と、ライバルの様子が分かる。 時間を気にしたことないが、もしかしたら数時間かかってるかもしれない。 もちろん、この段階での撤退も全然ありえる。 リサーチしてるうちに「ここじゃ勝負出

          アプリを作るときは、まずタイトルとサブタイトルから考える

          紳助氏のXY理論をアプリ開発に落とし込む

          マーケティングを無視して成り立つ仕事は少ない。 アプリ開発でもYouTubeでもいいが、成功してる人でマーケティングと無縁の人はいないだろう。 個人的には、このマーケティングなるものが意味不明だった。 10年前までは、「ま、まーけちんぐ???」みたいな状態だったので、会社もひとつ潰してしまった。 ちなみに、マーケティングについて簡潔に定義すると、以下のようになる。 個人的には、島田紳助氏のXY理論が一番参考になったかもしれない。 「自分」と「世間」の接点を求める理論な

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          成功体験を掴むために徹底的に絞る

          アプリでもYouTubeでも何でもいいが、ネット上でコンテンツを発信する際に、まずほしいのは「成功体験」だ。 毎日やってるにも関わらず、誰からも相手にされない日々が1年続いたとしよう。 普通はここで心が折れる。対象物がどれだけ好きでも、テンションはそれなりに下がるだろう。 個人的には、初めて作った脱出ゲームが、最初の成功体験だった。 29歳のニートが、意を決して職安(ハローワーク)へ行こうとするのだが、ダッチワイフのフジコちゃんが邪魔して部屋から出れない。みたいな設定のゲ

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          スマホアプリを、あえて1つのストアにリリースするとしたら、AppStoreを選ぶ

          スマホアプリを、あえて1つのストアにリリースするとしたら、AppStoreを選ぶ。理由はダウンロードされやすい(と思ってる)からだ。 まあ基本的には、AppStoreとGooglePlayの両方にリリースすればいい。それが出来るに越したことはないだろう。 しかしあえて片方を選べと言われれば、AppStoreを選ぶ。 これはあくまでも個人的な感想なのだが、AppStoreはGooglePlayの5倍DLされやすい。 アプリ開発歴7年。無駄に100本以上のアプリをリリースしてき

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