小さくチョコチョコ作るのが好きだ

小さくチョコチョコ作るのが好きだ。
アプリで生活しようと思ったら、最初から大作を狙わずに、細かく作るのが大切だと思う。
自分もその考えで細かく沢山作ってたんだが、本当は違う。

そもそもシンプルなアプリを作るのが好きなのだ。
これに気が付いたというか、自分で認めるようになったのは最近だ。
私に大作は作れない。開発が1ヶ月を超えると、モチベーションが地に落ちる悪癖がある。

思い返せば、プログラミングを覚えて一番最初に作ったサービスが、一番大掛かりだった。
「ビルメンネット」という清掃会社同士のマッチングサービスだ。
ゴリゴリの営業で300社超に登録してもらったが、あれをもう一度やれと言われても出来ない。

今なら上手く運営する自信はあるが、そもそも作るのがめんどくさい。
1〜2週間でパパッと出来るものでないと、やる気が出ないのだ。

これは料理にも通じるものがある。
普段は妻がやってくれるので、自分ですることはないが、たまにするときも超シンプル。
肉と野菜を適当に炒めて終わり。何ならライスもそこに投入して、一緒に炒めてしまう。

肉を焼くだけのときもある。焼いて塩コショウ振っておしまい。
これだけでも美味いし、個人的には満足だ。
アプリ開発に通じるところがある。

最近一番好きなのは、実家に帰ったときのバーベキューだ。
適当に火を起こして、まずシシャモを焼く。
スーパーに売ってるやつを、パックから取り出して焼くだけだ。

これがめちゃくちゃ美味い。
その後焼く肉も、スーパーに売ってる適当な肉だが、それも炭火で焼くと死ぬほど美味くなる。

料理も人によっては凝るだろう。
特に男性はこだわりの強いイメージがある。
いわゆる「料理人」もそうだろう。

でも自分がそちら側へ行くことはないかもしれない。
簡単早い美味い。そしてシンプル。
料理もアプリ開発も、こんな感じが好きだ。

小さくチョコチョコ作るのが好きなんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?