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呪いを解除し、失敗を楽しむ

私のところに来てくれる学生やスタッフには、まず「呪いの解除」から始めさせて頂く。ほとんどの人が、親や教師、指導者の言うとおり、指示通りに動かねばならない、失敗なんか許されないという「呪い」にかかっている。約1ヶ月ほどかけて、この呪いを解くことにしている。

最初の1ヶ月は、危険がない範囲で、なるべくたくさん失敗してもらう。失敗したら叱られるという経験ばかりしているので、とても失敗を恐れる「呪い」が

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人生取り戻し日記

人生取り戻し日記

0. 仕事を(少しだけ)休むことになりました

今、3/19(金)です。理由は色々あるのですが、仕事で心身が不調を訴え出したのを察知したので、なんとか上司に交渉し、余りまくっていた有給を繋げて3/28(日)まで一週間休暇をとりました。

ちなみに、そんな僕の今月の精神状態はこんな感じ:
食欲がわかない、寝つきが浅い、判断力が鈍る、社用携帯の通知がなるたびに動悸が起きる、言葉と思考が噛み合わない、物

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今あえて、文学の《実用性》を考える。

今あえて、文学の《実用性》を考える。

 文学――今、国語教育に携わる人たちの中で、その言葉が話題になっています。それは、今回の教育改革――大学入学共通テストに象徴される入試改革も含む――のなかで、「文学が軽視されているのではないか…?」という懸念が広まっているからです。
 果たして本当に、文学は教育改革の中で軽視されているのでしょうか? そしてもし軽視されているのならば、それは許されることなのでしょうか?

実用文と文学と 文部科学省

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小田嶋隆氏の「独立=孤立」説への反論

小田嶋隆氏の「独立=孤立」説への反論

コラムニストの小田嶋隆氏が成人式について、次のようなツイートをしました。

小田嶋氏の「成人」認識は実に奇妙です。

成人というのが独立した人間であるという点には同意するとして、成人することとは即ち「孤立を引き受けた生き方を貫徹して行く」ことだというのは全く同意できません。

小田嶋氏自身の成人認識がそうである、というのであれば「そうですか」で終わりなのですが、彼は、だから成人式などやる必要はない

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読売の「お気持ち」社説への不審

読売の「お気持ち」社説への不審

読売新聞が9月11日「仏紙風刺画再掲 『表現の自由』で許されるのか 」という社説を掲載しました。

冒頭にはこうあります。

「メディアが守るべき一線を越えてはいないか。「表現の自由」の名の下にいかなる言論も許されるわけではない。他者の権利や異なる価値観への配慮は不可欠である。」

ここにすでに結論は書かれています。

要するにこの社説は、フランス紙シャルリー・エブドがイスラム教の預言者ムハンマド

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言語化したい話

言語化したい話

こばかなメモとは
毎日気づきや学びがたくさんあるので、気軽にnoteにメモっていこうと思います。誤字脱字を気にしないスタイル。

「なんとなく」をなくすわたしは自分の思考や感情を言語化するのが大好きで、よく自分の思考回路をそのままツイートしてしまうのですが、言語化すると自分をコントロールできてる気持ちになって、すごく落ち着くんですよね。ムッとしたときに、いま自分は怒ってるんだなぁと考えるだけで冷静

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