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【映画】 ROBOCOP ロボコップ

ROBOCOP ロボコップ

あらすじ
近未来のデトロイト。殉職した警官が、警察経営を請け負う会社の手によりサイボーグにされる。クロムメッキが施された頑丈なロボットで、犯罪取締が目的とされていた。しかし彼は、警察ロボットになったにも関わらず、自分の体を切り刻んだ会社への復讐の機会を狙っていた。
1987年公開

Amazonより引用

1987年公開のオリジナル『ROBOCOP(ロボコップ)』。
言わずと知れた不朽の名作だ。
小さい頃に何度も観た気がする本作。改めて再鑑賞。

冒頭はこのようにはじまる。

『オムニ社』はデトロイト市との契約で市警察の経営を任されました。
警察官なら仕事上の危険は覚悟しています。
(中略)
この街には犯罪という問題がある。
それを撲滅せねば新しい街の建設はできない。
税制の改革で企業は成長を遂げたが公共サービス、特に警察はひどいものだ。
(中略)
良いビジネスは常にそこにある。
我々『オムニ社』は市との契約で市警察の経営券を得た。
だが実際は現在の警察力では何も解決されない。
強力な助っ人が必要だ。
24時間働き続ける警察官。
食わず眠らね警察官。
強力な銃を持ち、それを使いこなす警察官。
それこそ未来の警察官。

1987年公開の本作『ROBOCOP(ロボコップ)』は、冷戦が終結し米国が世界のリーダーと自認し君臨していた時代を象徴した作品だろう。
世界各国で兵士の機械化や警官の機械化は何度となく研究や計画が成されたことだろう。ひょっとしたら人知れずひっそりと戦地で使用されているのかもしれないが..。
それでも、警察が完全民営化された国がないことは少ない未来への希望が持てるのだろうか。例え、民間警察や民間軍事会社が業績を伸ばそうとも..。

さて、アレックス・マーフィー(Alex Murphy)は、南薯からの転任はオムニ社のご指名だと物語序盤で警察官仲間に話しているシーンがある。
つまり、マーフィーは殉職する前からロボコップ(RoboCop)となるべく配属されたのだろうか。
さらに、マーファーが殉職したのも、予めボブがクラレンスに指示していたのだろうか。

つまりは、真のボスは、オムニ社の社長であり、
ボブとリチャード(オムニ社の副社長)の関係を悪化させるべく両者をけしかけ、
ボブはロボコップ計画を遂行すべく、ロボコップの理想的なボディーであるマーフィーのボディーを手に入れるためにクラレンスに手配を要請する。
しかし、ボブはリチャードにあっけなく殺害されてしまう。
リチャードは天下取得目前のところで、ロボコップに殺害されてしまった。
黒幕社長のもとに残ったのは、ロボコップ計画と市警察の経営権、そして、新しい街の建設計画。
黒幕社長の掌の上で転がされていたに過ぎない事案..は考えすぎだろうか。



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