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発達障害の世界【当事者目線でおくる】

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#発達障害の子育て

子供の成長を阻害させる親の言動

子供の成長を阻害させる親の言動

自分で言うのもなんだが、私は、傍からみたら所謂「良い家」の出身だと思われがちだ。

比較的経済的にも裕福で、父親は一部上場企業の部長クラスだったと思う、当たり前以上の教育を受け学歴も兄弟ともにそれなりに高い。

一見恵まれすぎている家庭だ。

しかし、私の感情、価値感覚、社会性、協調性を大きくゆがめられていたと大人になった今も思う。

子供のころから、疑問だらけの柵があったのも事実で不満はあった。

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理解されないギフテッドの世界

理解されないギフテッドの世界

私は発達障害の為人とは幾分か変わっている。

ギフテッド的傾向があったので当事者しかわからない感覚、不便さを今回はギフテッドに焦点を当てて書いていきたいと思う。

才能があり、周りが愚かに見えていた子供時代、尊敬される事もあったのだが、たいていの学生時代は、私は人から見下され、この社会の中で底辺を沢山経験してきたと思っている。

ギフテッドだけしか見る事ができない人生をこの記事を読むことで、今回は

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【秀才ではない発達障害の勉強法!!】自閉症がMARCH大学に合格するまでの工夫!

【秀才ではない発達障害の勉強法!!】自閉症がMARCH大学に合格するまでの工夫!

発達障害を持っていても勉強がずば抜けて得意な方はいますよね。

そういう人は頭の良さを生かし、生き残っていける可能性が高いです。

では、そうではない方は何も習得できず、仕事も勉強もできず、楽しい生活もおくれないのでしょうか。

今回は発達障害を持っていて勉強や習い事の習得が苦手な方に読んで欲しいと思います。

私は勉強のできない発達障害でした。

今なら、なぜできなかったのか理由がわかります。

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大学時代

大学時代

鬱屈した中高時代を過ぎたあと、
誰も自分のことを知っている人がいない新しい環境に入った。

いくつか受けた大学の中で、受験の時初めて門をくぐったような予想外の進学先だった。

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発達障害という言葉がなかった時代の発達障害の小学生の見ていた世界【当事者目線】

発達障害という言葉がなかった時代の発達障害の小学生の見ていた世界【当事者目線】

私は重めのASDとADHDを持っている29歳女性だ。

私が小学生のころ、まだ発達障害という言葉はさほど有名ではなかったし、私自身、自分がそうであるとは思ってもみなかった。

そんな時代私が小学生の時、どのように世の中を見ていたのか書いてみようと思う。

今の時代、発達障害という言葉は知らない人がいないほど世に広がっている。そうではなかった時代に学生時代を過ごした方は共感してもらえるだろう。

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