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子育てのこと

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2男2女、4人の子育て中に感じたこと、考えたこと
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子の卒業に想う

子の卒業に想う

長男が中学校を卒業しました。
思いがけずに授かった1人目。
右も左も分からず、世間知らずのまま母になって、それでもプライドだけは高くて劣等感だらけ。当然のように孤独だったな。
それでもすくすくと育ってくれて。
2人目が生まれてすぐは、勇気を持って告白すれば手を挙げそうになったこともある。
それでも真っ直ぐに私を見て大好きでいてくれる。
妹たちも生まれていく中で、私がぐらぐら揺れて不安定だったりする

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日々の積み重ねで楽しみに

日々の積み重ねで楽しみに

もうすぐ幼稚園のお遊戯会。
我が家の子供たちは、運動会のダンスやこうしたお遊戯会の演技を家で練習しています。
Youtubeで音源を検索して流したり、DVDを見たりして一緒に踊っています。
そしてそれは兄妹も巻き込んで、学年を越えて一緒にやっています。

思えば上の子が幼児生活団に通っていた頃からの風物詩です。
幼児生活団は週に1回(+α)の登団日しかないので、そういった練習は家でやる習慣になって

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子供の価値観

子供の価値観

我が家の末っ子が肩たたきをしてくれました。
頼んだわけではなく、私の肩を自ら叩いてくれたのです。

なんてやさしい子✨ と感激していたら
末っ子は「いくらだと思う?」と聞いてきました。

なんだ。お小遣いという下心があったのか、とちょっとがっくり。

私も汚い大人なので(笑)子供の分かる程度のお金ではなく大きな金額で提示しました。

👩「100万円くらいかなぁ」
👧「違うよ。もっと高いよ。」

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球根と美術

球根と美術

末っ子が通っている幼稚園は絵や工作など、美術の時間を大切にしているところです。

その美術を担当している先生のお話を先日少し聞くことができました。

「子供達には体験型の美術を伝えています。その根底には感動があって、それを表現しています。」

というような内容でした。

その話を聞いて、私はある出来事を思い出しました。

先日、課外教室でもらった球根を末っ子と庭に植えました。

私が土を耕して、あ

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母より大人

母より大人

先日の土曜日は末っ子の幼稚園の作品展でした。

なので翌月曜日の今日は振替休日。

なのに、それをすっかり忘れ、朝支度をして幼稚園バスのバス停へ。

いつも一緒に乗るお友達も、バスも、来ず・・・

そしてやっとお休みなことに気がつきました。

末っ子に「お休みだったこと忘れててごめんなさい」と謝ると、

「いいよー。いい景色が見られたし。お散歩できたー!」と返事が返ってきました。

なんて優しいの

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カキのジャック

カキのジャック

この時期、毎年ありがたいことにご近所さんから庭でなった柿をいただきます。

この友人がとても洒落っ気溢れる粋な方で、柿にジャックオーランタンの顔を描いてくれていました。

今年は採ってすぐいただいたので友人のジャックはいなかったので、

あの粋な計らいをつなげたいと思い、子供達と柿のジャックを描きました。

オレンジ色のカボチャを探すより、柿なら手に入りやすい。

ハロウィンが終われば皮をむいて食

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運動会×3

運動会×3

重なる時は重なるもので、

先日の土曜日は幼稚園の運動会、小学校の運動会、中学生の部活の試合、夫のテニスの市民大会がありました。(ちなみに私の予定も2件重なっており、やむなく2件とも欠席でした)

前日の凍えるような雨から一転、暑い位のいいお天気。

まさに運動日和でした。

緊急事態宣言中でなかなか練習機会が得られない中、

家で音楽を流して兄妹でお互いの練習を一緒にしていました。

こんな状況

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まるっと受け入れる

まるっと受け入れる

先日末っ子が通うふたば組で、みんなで子育てに関する本の一部を読みました。

『人生の朝の中に(羽仁もと子著)』より「子供自身に考えさせる」という部分です。

内容は題名の通りなのですが、その中で以下の部分が心に残りました。

「子供たちは自分の親はどういう意見を持ち、またどういう性質を持っている人であるかということを知ることが大切で、それは親々がすべての場合において、偽らず飾らずに天真爛漫な行動を

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幼稚園選びで悩んだら

幼稚園選びで悩んだら

先日近所の子育て支援施設で「幼稚園座談会」があり、ボランティアとしてzoom参加しました。

入園前のママたちから「幼稚園を選ぶ時にどうやって選んだの?」とか「幼稚園って、実際どうなの?」とかいう質問に対して幼稚園児以上の子を持つママが答えるというものでした。

私の幼稚園探しはちょうど10年前に遡ります。

長男を3年保育で入れるか、2年保育で入れるか悩みつつ・・・とりあえず園の見学に行ってみま

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パジャマ作りから考える子育て

パジャマ作りから考える子育て

過去生活団(幼児教育の場)で子供たちひとりに1枚づつパジャマを作ってきました。

生活団のお泊まり勉強会の時、子供への応援の意味を込めて作って持たせていたのです。

生活団では子供が自分自身で「衣食住」のことができるように、大人はその環境作りをするために「衣食住」についてどうしたら良いか考える機会がたくさんあります。

その「衣」の一環としてパジャマ作りを勧めていました。

パジャマを作ることによ

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気の済むまで

気の済むまで

末っ子の幼稚園の園長先生の話を聞く機会がありました。

「子供の心がつまずいた時、気の済むまでしたいことをさせてあげてください。」と言う内容でした。

園でも先生はもちろん、事務員さんやバスの運転士さんたちにもそれはみんなが子供たちに対して意識していることだそうです。

「子供が寄ってきたら仕事の手を止めて受け入れている」とおっしゃっていました。

その姿勢はとてもありがたい。そしてそんな園が近く

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ツバメの子育てに想う

ツバメの子育てに想う

ツバメの子育てを見ていて気がついたことがあります。

親鳥だと思っていたツバメが、2羽では無かったこと。

少なくとも3羽以上で雛に餌をあげている様です。

いつも見守っている巣の雛は5〜6羽。

これだけの雛を食べさせ、かつ自分も飛び回れるだけの体力分も食べる。相当に大変なことなのでしょう。

調べてみると、つがいではない成鳥が子育てをすることもあるのだとか。

ツバメだってそうな様に、人間だっ

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ツバメの子

ツバメの子

末っ子の幼稚園バスを待つ場所に燕ガスを作りました。

毎年いつの間にか巣立って行っていたツバメなのですが、今年は末っ子の通園のお陰でほぼ毎日ツバメの様子を見守ることができました。

ツバメが巣を作り出し、卵を温めている期間、待ち遠しくて、とても長く感じました。

やっとひなが揃って顔を出し始めてからは早かった。

口ばっかりの丸い顔だったのが、1週間もしたらしっかりツバメに変わっていて、さらに数日

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子供と食事

子供と食事

今日の晩御飯は洋風肉団子。

我が家は小学生になったら自分の食べるものを自分で選び取って欲しいと願って大皿料理から各自取り分けるスタイルになっています。

ただ、末っ子はまだ幼く、好きなものを好きなだけ食べてしまいます。

先日、お世話になった生活団の母体である友の会の調べ物で「食事記録」をつけました。

私は農家ボランティアをしているので野菜がたくさん家にあり、献立にもたくさん出している・・・の

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