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私と網膜剥離📝

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眼の病気とともに私に起こった感情と経験
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【網膜剥離と私】10年以上続いた友人と網膜剥離になってから会わなくなった理由

網膜剥離になってから、本当の意味で気付けたことがあります。他人を許したいし優しくいたいから、自分を大事にするって難しい。だけど、自分の一生の身体の問題を突きつけられた時、初めて気付けたんです。

■再生リスト:網膜剥離と私
https://youtube.com/playlist?list=PLwwYJI0VdYu0tZvzkYk3qJ9utbU4-gWOT

【網膜剥離と私】この身体は死ぬまでに使いきれれば良いってこと【ショートエッセイ】

私の近況

人生は旅で、身体は乗り物
時間は皆平等に流れる


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少しだけ現実から離れたい方、
寝る前に誰かの声を聴きたい方、
その他どんな方でも…短いお話をします。


※ショートエッセイやショートストーリーは下記にまとめています。

■寝る前に聞く話、ショートショート
https://youtube.com/play
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【網膜剥離と私:序章】私の眼にはおさかなが棲んでいる【声有りショートエッセイ】

【私の眼にはおさかなが棲んでいる】
ある日、突然、このままだと失明すると言われました。網膜剥離になって変わった世界。
何かが欠けた悲しさと共に、世界が美しく変わっていきました。
これから、色々話していこうと思いますが、痛いこと怖いこと、そんなに中に、綺麗な世界を見つけたことをまず知ってほしくて、序章として、この話を書きました。

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いきなり眼が見えなくなって外科手術して、今は一応見えるのですが色々弊害があって、その日を境に私は欠けてしまったと思っていました。
でも、次第にその欠けた部分に、パズルにピースがはまるみたいに、今までなら見えなかったはずのものが見えたり、知ることのなかったことを知ることができたり、するようになったんです。

自分を大事にするためのストッパー

自分を大事にするためのストッパー

私は、自分の気持ちをおさえることが多かった。それは、幼い頃からの癖だと思う。我慢できる人が我慢してうまくおさまれば良いと思ってしまうのだ。

自分を大事にできなかった。

だけど、手術することになってから、痛みや煩わしさを残して、自分を護るストッパーができた。
例えば今までは暴力的な人がいてもへらへら対応していた。手術してからは、殴られたら、眼に埋め込まれている医療器具が飛び出したり、失明してしま

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【私と眼】キューブラー・ロスの死の受容5段階モデルと、私の失明を防ぐための手術

エリザベス・キューブラー・ロスが唱えた死の受容5段階段階モデル。死を宣告された人がどのような変化をしていくかというものです。キューブラー・ロスの5段階を、喪失感をともなう組織再編成時の組織構成員の心理的変化に適用したりと、ビジネスの場でも参考にされています。

私は死んだことはないのですが、病気で「このまま外科手術せずに放っておくと近いうちに必ず失明する。そして、視力は戻らない。緊急手術するべき。

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