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コーナークッションでQoLを上げた

「QoLってどうやったら上がるのか」って考えてると一生上がんねえんだろうなと思いました。ヘッダ画像をお借りしています。

楽な姿勢をもっと楽にするには

というのもぼくは普段使っている椅子と机に対して、あまり健康上よろしくないかけかたをすることがあります。

その場合、腰が前に行き膝も前に突き出ますね。全体的に気怠い感じ全開になる。

これは猫背……?なので腰に負担があるとされています。悪い姿勢だ。

それは置いておいて、誰しも姿勢が悪いと、腰に負担があると知っていてもその格好をしたい時がある。で足を前に突き出すんだけど、机の背面を留めてたりする感じの金属が冷たいしかくかくしていて、やたら膝にぶつかってくることが最近ようやくわかってきた。

そこでぼくはホームセンターに行き、家具とかの角に両面テープとかで貼っ付ける緩和材みたいのを買ってきました。

コーナークッション

ところでこの緩和材ですが、コーナークッションだの、クッションコーナー、安心クッション、クッション(単純な名前だ)とか表記ゆれが凄まじい。国語辞典編纂者なら狂喜してしまいそうな名前です。

SEO的にも特にクッションなんて名前の付け方がもったいなさすぎる。クッションで検索したらソファに載せるアレしか出てこなくて当たり前でしょう。製造メーカーも販売店も、表記ゆれで生じる機会損失を見据えた上で商品名を命名するマーケティング意識みたいなものを養わないのだろうか。

でそもそも、この緩和材を買った理由は起きてすぐ窓際に布団をのっけにいく(結果的に干しに行く)際、ややこしいですが窓近くの天井収納に頭をぶつけるとかなりやばい感じが結構前からしてて(やはり角ばっている)、そいつを封じ込めたかったからまず買いにいったというものでした。

そこである程度緩和材の良さを知った。頭をぶつけてもいたくない。頭の回路が失われるほどの痛みではなさそうだった。実際にはいくらか失われているのだとしても。

手段を目的化させるとサンクコストバイアスを消せる

で、これがもしかしたら以前からも言っているQoL爆上げの一歩目だったのかも知れない。例えば昨日も書いたんですが、定期的に運動をこなすために「身の回りでQoLを上げるための効果がある材物」を買いに行くという方法があるわけです。

ぼくは性格上、いっぺんに色々買ったとて買ったことに満足して何もしない気がする。そしてぼくは自転車で店に行くという手段をまず運動という目的としても捉えており、自転車で運搬できる材物の量には割と早めに限界が来る。

輸送量が小さい状態で一気にQoL爆上げさせられる便利グッズなんてそう大量には買えないわけです。そして一気に買おうとしたとて、いったい今の自分にはホームセンターの中に山程あるどんな便利グッズが適しているのかなんてわかるわけがない。

問題をひとつひとつ解決していくことで、次の問題が見つかったり、「これが解決できるなら、こんなグッズだって売ってるんちゃうの」みたいな社会性が見えてくるわけです。

一気に買いたい、物事は一気に済ませて可処分時間を大量に獲得するのが優れた人生だ、効率的だみたいに思われる方もいるかも知れない。実際それは正しいと思います。

でも、物事を一個一個解決してやるのが少なくともぼくにとってはかなめだった。物事を分けてしまうと、何回も足を運ばねばなりません。

例えばコーナークッションひとつとっても、ホームセンターで推奨されており実際にコーナークッション売り場に置いてある両面テープですが、探せば(といいますかぼくの目的程度であれば、児童が思いっきり家具にぶつかって来るとかまでの衝撃に耐える必要はないため)大創とかSeriaとかWattsに売っている。

ホームセンターで両面買うとなんかすごい値段がする。失敗できないなって感じがする。それをSeriaに求めれば「失敗しても仕方ないか」な値段で「(機能はもしかしたら劣化してるかも知れないけど似た機能持ちの材物が)いくつも買える」。

ホームセンターに行った足でSeriaにまで行くのは疲れるから、それは明日か明後日にしよう、と「運動する理由」が生まれる。これは「問題」を上からケーキ切り包丁みたいな感じで等分していったからです。

さらに、「店に自転車で行くという手段」を「目的化」していることで「せっかくこんだけやったのに」みたいな自分の中のサンクコストバイアスを納得させて消してやることができる。

どうやら心情の赴きがちな傾向としては、手段としてのみ捉えられる行為が面倒ならば面倒なほど、その手段は少ない回数しか繰り返したくないと思うらしい。もしかしたら「当たり前だろ!」とか思われるかも知れないけど、ぼくは今まで気づけなかった。

そして今後も持続していく生活の品質が向上(=QoL向上)すると、恐ろしく人生が変わった気がするっていう話をしたかったんですが恐ろしい字数になったのでまたあした……

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