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不登校支援カウンセラー:1

こんにちは、yuyaです。

今回は、不登校支援カウンセラーについて記事を書いていきます。


不登校支援カウンセラーとは?

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不登校の悩みを抱える子供たちやその家族に対し、周囲の協力のもと社会復帰や学校復帰を目指す人材を指します。

不登校や引きこもりと言っても、その実態は様々な原因や環境によって判別がつかないほどに細分化されています。つまり、この病気にはこの薬が効くといったような、定型化された解決策がありません。

それぞれの家庭における事情や、当事者の精神状態、様々な背景を理解して個別に対応する必要があります。

現在では都道府県及び市区町村でも、相談窓口が設置されているほか、民間でも支援団体が活動しています。

また、このような場所に出向くことができない家庭を対象に、訪問カウンセラーという業種もあります。相談を受けたくても受けられない、相談に行くことに拒否感を示す家庭もあることを念頭におかなくてはなりません。

訪問の場合は、相談に行くのが億劫で問題を家庭内で抱えてしまうことを防げる、また、家庭の様子を目で見て確認できるというメリットがあります。


相談方法は?

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相談方法としては、対面だけでなくメールや電話、近年では会議アプリを使用する場合もあるとか。

とにかく相談者に寄り添った姿勢を貫かなくてはなりません。

現在のような状況では、オンラインでの相談が必須と言えますが、それでも実際に顔を見て話したり、文章や声だけでは伝わらない微妙なニュアンスを伝えるのに、zoomなどの会議アプリは今後重要でしょう。

寄り添った姿勢ということは、相談者に負担をかけないという前提があります。

ですから、対面だけでなく、時間の都合を合わせやすいメールやメッセージのやりとりが重視される場合もあります。

どうしても対面では話しづらいという意見や、相談窓口を訪ねたり、家に上がられることに抵抗感を持つ人がいます。

相談者の自主性を尊重しつつ、話しやすい環境を考えなければいけません。

また、相談をする上で専門医や専門機関に関する情報を提供することで、問題の緩和・解決につながる場合があります。

問題の全てを一人で完結させるわけではなく、あくまで解決の道のりを示す役割と言えるでしょう。

相談と情報の提供を通して、問題を抱える当事者が、自主的に動き出すまでを見守る役目を負っているといえるでしょう。


仕事として

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上記のように、相談窓口や民間企業の社員として働く場合や、フリーランスとして働く場合があります。

働き方に関しては、ある程度の融通性を求めるのであればフリーランスでも問題ないと言えますが、家庭の問題を一個人で抱えるというプレッシャーは大きいものがあるでしょう。

支援活動というのは利益目的で始めるものではありません。相談者の問題を解決する能力があってこそ、求められる現場があります。

悩んでいる子どもや家庭において、社会復帰を自ら望んでもらえるような精神的支えとなることを、目指す必要があります。

自分が動きやすい環境を整えることはとても重要ですが、自分本位ではなく相談者本位で働ける環境を選択することが、重要ではないでしょうか。