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学校訪問をしました<挨拶・連携・出席認定>【Weekly ACTLABO#3】


人工芝の上でゆったりと本を読んだり、ゲームしたり、学習したり…

オルタナティブスクールアクトラボ、今週は延べ6人の生徒さんに参加いただきました。4月の開催も今日で終了です。気持ち的にも、身体的にも激動の1ヶ月でした。そんななかでも、生徒さんが毎回来てくれて前向きに活動をしている姿を見せてくれることが私の安定につながっています。

金曜日の終わり頃でしょうか…生徒さんがぼそっと「ここリラックスできる」と言ってくれました。

嬉しいですね〜。今この文章もウキウキで書いています。

金曜日開催のゼミナール「AIチャットであそぼう!」

学校訪問をしました<挨拶・連携・出席認定>

さて、今週は生徒さんが在籍している学校を訪問し先生方にご挨拶をしてきました。目的は文字通り”ご挨拶”と今後の連携の確認、生徒さんの出席の扱い、成績の扱いについてです。

オルタナティブスクール(フリースクール)というのは、普段学校がやっている時間に行われていますが学校とは一線を画す”学校外教育”です。ですが、全く無関係ということではありません。

いわゆる不登校のお子さんというのは学校には通っていませんが、入学した小学校(中学校)に在籍しています。学校に在籍しているということは出欠席がとられ、成績がつきます。ですが、学校に来ていないので欠席ですし、成績を出すことはできません。

しかし、子どもは学校に通っていないからといって、学校の学習(ここでは学習指導要領に掲げられている事項)の全てを習得していないということになるのでしょうか…。アクトラボでいえば、子どもたちは毎日30分~2時間半の時間、学校の学習の時間にあてています。また、「ゼミナール」という子どもたち自らが考え、試行錯誤し、意見表明を行う活動もあります。これらの活動を通して、子どもたちの知識、思考・判断・表現力、学習に向かう態度(「学びの三要素」)が育てられていると確信しています。

そして私たちは「学びの三要素」を「ルーブリック」というかたちで評価基準をまとめており、子どもたちの現状や成長を評価しています。

このようにして、私たちは子どもたちの学びを支え、それを評価する仕組みを有しています。そのことを学校にもお知らせしたい。そして、生徒さんがアクトラボに来て活動をすることで、在籍校の出席となったり、成績がつくようになったりしたら、すごくいいことかなと思います。今回の訪問はこのような思いから実現しました。

実際に出席となったのかは明らかにはできませんが、今後の連携についてすごくよい話し合いができたと思います。

私たちは学校のことを敵だと思っていません。目の前の生徒さんの"よりよい生活"のために協力するパートナーだと思っています。今後連携をしていくなかで、これまでの学校の範疇になかったすごいことができたらと思っています。

5月のアクトラボ予定

これまで未決定だった5月上旬の予定が確定しました。オルタナティブスクールは祝日はお休みになりますのでGWはお休みとなります。
5月下旬の土曜日ついては今後分かり次第お知らせいたします。

書いている人

元小学校教員/中高社会科・地理歴史科教員免許/専門は中学校社会科/社会福祉士/スクールソーシャルワーカー

フリースクールに関わってくださる方募集中!

現在、アクトラボでは子どもたちの活動を支えてくださるボランティアさんを募集しております。基本的には週1回3時間の活動となります(報酬、交通費のお支払いについては現在検討中です)。

また、週1回1時間オンラインでゼミナールを行なっていただける方も募集しております。詳しくはFUNRISEホームページのお問い合わせフォームか以下のリンクからお願いいたします。


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