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「感性(センス)」がビジネスの『未来』をつくる

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人間の数多ある能力の中でも「感性(sense)」ほど曖昧模糊としたものも他にはなかろう。 ワクワク系エバンジェリストの小阪裕司は、感性を「知識や体験の集積に基づく価値判断の尺度」… もっと読む
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2018年2月の記事一覧

貴重な経験を無駄にするデザイナーが必ず見落としている一つの視点

貴重な経験を無駄にするデザイナーが必ず見落としている一つの視点

皆様、本日の日報を提出いたします。
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人の思考の深さは「物差し」に例えられる。物差しとは言わずもがな、長さを測る道具のことだ。人それぞれ自分の物差しに刻まれた目盛で、これは長い、これは短い、といった判断を下す。

我々デザイナーにも物差しがある。経験が浅いデザイナーの目盛が1cm単位で刻まれているとすれば、経験の多いデザイナーの目盛はもっと細かく1mm単位で刻まれている、と例えてもらえれば

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「企画脳」を育てるたった1つの習慣

「企画脳」を育てるたった1つの習慣

 どうやって企画力をつければいいのでしょうか? どうすればアイデアが出る頭をつくれるのでしょうか? 巷にはいろんなノウハウが転がっています。人と話す、本を読む、映画を観る、つねに考えるクセをつける……。

 同じ事象に出会っても「企画にできる人」と「できない人」がいます。いわば「企画脳の人」と「そうではない人」がいるわけです。

 これからの時代、企画を立てられる「企画脳」の人材はますます必要とさ

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記憶と記録

このところなんだって失念してしまう。観た芝居や映画、読んだ本、タイトルはほぼ覚えていない。
先日、ラッパ屋の舞台公演『父の黒歴史』を観に行った。舞台転換のない昭和のお茶の間劇場って感じがとても好きで、これまでも何本か観ている。終演後、過去の上演台本が売っていたので、お!と思いバーっと見たけれど、どれを観て、どれを観ていないのか、なんだかさっぱりわからなかった。
あんなに面白かったのに!

よく話を

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