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いつか息子に聞かれたら「パパも育休とったんだよ」って答えたい

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「たとえ家事をしていても、一人でできる時間ならいいの!」

「たとえ家事をしていても、一人でできる時間ならいいの!」

この週末、朝起きてnoteの原稿を書きませんでした。
先週、原稿を仕上げることに、追われている感が少しあったからです。
いつもなら原稿を書く朝の時間に、最近ハマっている、Tim Tam のダブルコートを食べながら、仕事関係の本を読みました。
妻もこんな気持ちなんだろうと。
さて、「妻が言うには・・・」第八弾です。

妻の負担を減らすために、私が家事をパパが育休を取って、ママと一緒に育児をしたり、パ

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「Go To 育休」やったら、男性育休が広まるんじゃない?

「Go To 育休」やったら、男性育休が広まるんじゃない?

シリーズ「もし、男性育休が広まったら」、本日スタート。
どのような変化が見られるかを考えていきます。

女性活躍のための男性育休有名な政治家や評論家の方々には、男女の雇用機会均等、女性のキャリアの問題などを取り上げて、男性の育休を義務付けるべきだと主張する人もいます。

確かに、仕事をする上で、性別による差別をなくす環境を整えることは大切なことです。
特に、多くの場面で、女性が虐げられている現状を

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【児童虐待と男性育休】虐待死の約半数は0歳児の赤ちゃん

【児童虐待と男性育休】虐待死の約半数は0歳児の赤ちゃん

男性育休が広まれば、児童虐待を減らすことができるか?
まず、児童虐待について調べてみることにしました。

児童虐待事件2133件、死亡61人(2020年)

大変残念なことに、高い頻度で児童虐待に関するニュースを耳にします。

警察庁の発表では、2020年(R2)に摘発した児童虐待事件は2133件。

被害児童数は2172人。

どちらも過去最高。

児童虐待による死亡は61人。

検挙件数が、2

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【児童虐待と男性育休】虐待死 加害者の約55%は実母

【児童虐待と男性育休】虐待死 加害者の約55%は実母

男性育休が広まれば、児童虐待を減らすことができるか?
前回の記事で、虐待死の約半数は0歳児の赤ちゃんであることをお伝えしました。
実は、児童虐待の加害者の多くは実母。
その実態を調べてみました。

生まれた翌日から1歳の誕生日を迎えるまで
16年間で833人の心中以外の虐待死。

この心中以外の虐待死において、加害者の約55%は実母です。

次いで実父、義父と続きますが、実母が群を抜いています。

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【児童虐待と男性育休】なぜ、実母がわが子を虐待するのか

【児童虐待と男性育休】なぜ、実母がわが子を虐待するのか

男性育休が広まれば、児童虐待を減らすことができるか?
前回の記事で、虐待死事件の加害者の約55%は実母であることをお伝えしました。
なぜ、実母が加害者となってしまうのでしょうか。
実母は、どのような動機で虐待をしてしまうのでしょうか。

3歳未満の虐待死によく見られる3つの動機

社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会(2020)「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等

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【児童虐待と男性育休】「保護を怠ったことによる死亡」とは

【児童虐待と男性育休】「保護を怠ったことによる死亡」とは

男性育休が広まれば、児童虐待を減らすことができるか?
前回の記事で、実母の動機で最も多いのは「保護を怠ったことによる死亡」であることをお伝えしました。
「怠った」という言葉、子育て中の親にはとても厳しい言葉です。
胸を張って「怠ったことはない」と言える親はほとんどいない気がします。
「保護を怠ったことによる死亡」ということばから想像できる部分もありますが、少し調べてみました。

ネグレクトの具体的

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【児童虐待と男性育休】事件にはならなくても

【児童虐待と男性育休】事件にはならなくても

男性育休が広まれば、児童虐待を減らすことができるか?
前回の記事では、「保護を怠ったことによる死亡」について調べてみました。
虐待なのか、虐待でないのか。
事件なのか、事故なのか。

どこの家庭でも、起こりえることなのかも
これらの事件を聞けば、自分の家庭ではあり得ないと思ってしまいます。

でも、当事者の立場になってじっくり考えてみると、あり得ないとは言えないのかもといった気持ちにもなります。

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男性育休が広まれば、児童虐待を減らすことができる?【最終回】

男性育休が広まれば、児童虐待を減らすことができる?【最終回】

前回の記事では、私たちの家庭で起きた長男のドア指挟み事故についてお伝えしました。
2018年、豊田市で起きた三つ子の次男の傷害致死事件。
この事件について、妻と私は話をする機会を持ちました。

気持ちを察することができる2018年11月、愛知県豊田市で三つ子の次男への傷害致死事件が起きました。

産後うつ病だった母親が泣きやまない次男にいらだち、自宅で畳に2回たたきつけて死なせました。

当時、ワ

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なぜ、私は育休を取得しようと思ったのか?

なぜ、私は育休を取得しようと思ったのか?

noteを始めて数カ月。
私の育休取得の経緯など、細かなことをお伝えしてきていませんでした。
今回から始まる、男性育休「ワタシノコト」シリーズでお伝えしていきたいと思います。

妻と一緒にダブル育休8カ月 私は、次男の誕生に合わせて、8カ月の育休を取得しました。

妻の入院に合わせ特別休暇を取得し、出産後に年休を取得、その後、育児休業に入りました。

妻の産休後には、一緒にダブル育休です。

私の

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転職の面接で気づいた心の中の変化

転職の面接で気づいた心の中の変化

前回の記事では、私が育休を取得した理由をお伝えしました。
男性育休「ワタシノコト」シリーズでは、私の育休取得の経緯などをお伝えしていきたいと思います。

長男の誕生前に転職した私私は、長男の生まれた年の4月に転職をしました。

3月末に前の職場を退職し、翌日の4月1日から今の職場で勤め始めました。

転職といっても、同業種です。

業務の内容は大きな違いはありません。

大きな企業ならば、転勤とか

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毎日16時間に土日出勤 まさに仕事中心だった転職前の私

毎日16時間に土日出勤 まさに仕事中心だった転職前の私

前回の記事では、転職面接で私の心の中で起きている変化に気づいたことをお伝えしました。
男性育休「ワタシノコト」シリーズでは、私に関する細かなことをお伝えしております。

転職前は、まさに仕事中心の生活転職前の私の生活はまさに仕事中心でした。

朝、5時半に起きて、家事と身支度を済ませ、7時過ぎに自宅を出ていました。

22時半ごろに帰宅し、一人で食事を済ませ、残った家事をこなして、お風呂、睡眠。

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残業減に休日増 労働時間が激減した転職後の私

残業減に休日増 労働時間が激減した転職後の私

前回の記事では、転職前の私の生活についてお伝えしました。
転職前には、毎日16時間、そして休日出勤だらけだった私。
そんな私の生活は、転職後に大きく変化しました。
さて、どのように変化したのでしょうか。

一変した私の働き方転職前、仕事に毎日16時間もの時間をかけていた私。

長男の誕生を控えた年度の4月、私は新たな職場に赴任しました。

転職後、私の働き方は一変しました。

転職後の職場は自宅か

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長男の誕生で変わった私の働き方

長男の誕生で変わった私の働き方

前回の記事では、転職後の私の生活についてお伝えしました。
転職後には、残業減と休日増で労働時間が激減しました。
男性育休「ワタシノコト」シリーズでは、私に関する細かなことをお伝えしております。

転職前後の働き方を比べてみた転職前後の私の働き方を数値で比べてみます。

◇通勤を含め、1日あたりの労働にかける時間
転職前:16時間
転職後:12時間45分
 差 :3時間15分

◇年間の休日数
転職

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子どもが生まれたことで大きく変化した仕事に対する心がけ

子どもが生まれたことで大きく変化した仕事に対する心がけ

前回の記事では、長男の誕生をきっかけに、私の働き方が変わり始めたことをお伝えしました。
男性育休「ワタシノコト」シリーズでは、私に関する細かなことをお伝えしております。

「明日やれることは明日やる」転職し、職場環境に恵まれた私。

その後、長男が誕生。

長男の誕生をきっかけに変わり始めた、私の働き方に対する考え方。

働き方に対する考え方が、どのように変わったのか。

私の心の中で常に心がけて

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