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子どもが生まれたことで大きく変化した仕事に対する心がけ

前回の記事では、長男の誕生をきっかけに、私の働き方が変わり始めたことをお伝えしました。
男性育休「ワタシノコト」シリーズでは、私に関する細かなことをお伝えしております。

「明日やれることは明日やる」

転職し、職場環境に恵まれた私。

その後、長男が誕生。

長男の誕生をきっかけに変わり始めた、私の働き方に対する考え方。

働き方に対する考え方が、どのように変わったのか。

私の心の中で常に心がけていたこと、仕事に対するモットーみたいなものが大きく変化しました。

長男が生まれる前
「明日やればいいことも今日のうちに終わらせる」

長男が生まれた後
「明日やれることは明日やる」

細かなことで例を挙げれば、翌日に使う資料の印刷。

長男が生まれる前の私は、前日には印刷を完了し、翌日、もしかしたら起こるかもしれない不測の事態に備えていました。

長男が生まれた後の私は、当日の資料を使う時間までのすきま時間に印刷を完了し、不測の事態が起きたらその場で臨機応変に対応すればいいと思うようになりました。

本当に必要なことだったのかを考える余裕

長男が生まれる前の私は、常に完璧をめざして仕事に取り組もうと思っていました。

だから、次から次へとやらないといけないことを自分で作り上げ、前日の夜遅くまで、まだまだできそうなことに取り組んでいました。

翌日使用するための資料を印刷し、資料の最終チェックをし、やはり違う伝え方がよいと感じたら、資料を作り直し、また印刷し直していました。

最善を尽くしているつもりの私が思っていたこと。

「なぜ、今日できることを明日にまわさなければいけないのか」

明日に回すような働き方は、どこか手を抜いているような印象で、最善を尽くしていないのではないかと。

ところが、「明日やれることは明日やる」ようになって、あることに気づいたのです。

前日、「あれもやった方がいい、これもできそうだ」と思いながら、とりあえず明日と退勤する私。

自宅に向かいながらも、頭の中は仕事のことだらけです。

忘れないように、やることリストを残します。

そして翌日。

やることリストを見ながら、思うこと。

「あれ、これホントに必要かな?」

「明日やれることは明日やる」ようにしてみると、やらないといけないと考えていたことが本当に必要なことだったのかどうかを考える余裕が生まれたてきたのです。

出勤後、まず、やることリストを見ながら、優先順位を付け直します。

優先順位の高いものから、どの時間に取り組むかを考え、その日の予定の中で取り組む時間を確保します。

そして、優先順位が低く、今日やる必要はないと判断したものは、再び「明日やれることは明日やる」ようにします。

今日やる必要がないと毎日判断されて、いつの間にかやらなくても済んでしまったことをリストから削除します。

このような働き方に変えたことで、できる限り勤務時間内にすきま時間を見つけて取り組むようになりました。

時間をかけなかったことを理由にしていた私

長男が生まれる前には、「明日やればいいことも今日のうちに終わらせる」ことで、明日の時間の余裕が生まれ、不測の事態が起きたとしてもきちんと対応できるようにしようと考えていました。

長男が生まれた後に「明日やれることは明日やる」ようにしたことで、業務が上手くこなせなくなったということはありません。

むしろ、時間に対する成果を考えれば、効率的になったのではないかと感じます。

もちろん、私が任せられている業務で不備が生じ、私の知らないところでどなたかがサポートしてくださっていることもあると思います。

もしそのような不備があったとしても、それは時間を存分にかけなくなったから起きたことなのか、それとも時間をかけても起きたことなのか、はっきりとさせることはできません。

時間を存分にかけられていた時に不備が起きると、もっと時間をかければ不備は起きなかったはずだと考えていました。

つまり、時間をかけなかったことを理由にし、不備が起きた本当の原因を見極めようとしない私がいただけだったと思うのです。

いつも読んでくださってありがとうございます。 もしよかったら、もう少し私のnoteにお付き合いくださいませ💘 【全記事一覧】 https://note.com/fujiwaratakahiro/n/nd102e99cfc35