見出し画像

週末の予定と、オンラインイベントの「民主性」。

オンラインイベントが広がる中で「ああ、なんだか主催者・運営者・参加者の垣根がどんどんと滲んでいっているなあ」というような感覚にとらわれます。

もちろん、主催・運営側でオペレーション体制を敷くことは大切なのですが(司会・サブ司会・テクニカルサポート・チャット・グラフィックレコーディングなど)、基本的に画面上ではフラットな環境でイベントが進んでいきます(話し手に焦点を当てることもできるけれど、ZOOMの画面だと基本的にはみんな同じサイズ)。

参加したイベントで、運営者目線になってチャットを使って一緒に場を盛り上げようと仕掛けたり、テキストで記録を可視化したりすることが増えたなあと。自分も参加者なのに。自分には「関係ない」イベントなのに。

これは、ある種「主体性を発揮するチャネル(自分ごとにできるチャンス)が増えた」ということなのだろう、とぼくは理解をしています。

これまでの(トーク)イベントであれば
・スピーカーの話題に対して拍手をしたり、笑ったりする
・手を挙げて質問をする(感想を述べる)
・twitterやSlidoなどを使用してリアルタイムに意見などを可視化する
・隣の人や近くの人とグループで意見交換をする
・メモを取る/個人的なグラフィックレコーディングをする など

あたりがイベントにおける参加者の主体性発揮の機会でした。しかし、これがオンラインのイベントになると、

・スタンプなどで小さなリアクションをする
・随時チャットで感想を共有したり、質問をしたりする(上記のtwitterや〜の部分と重なるところでもありますが)
・画面共有などで瞬時に情報提供(簡易なプレゼン)をする

などの可能性も追加されます。つまり、その分関わることができるチャンスが広がるということです。もちろん、リアルな場の方がうまくいく部分もありますが、一方で民主的な場づくりにおいては「オンラインの作法」はかなり相性がよいのではないか、とも思ったりしています。

さて、みなさんは、どう思われますか。

そうそう、今日の投稿は告知もさせていただきたかったので、告知もしますね。


◯「場づくりという冒険」ゆる座談会(5/22 19:00〜20:30)
https://www.facebook.com/events/846730069153727/

すでに13回を数えるイベント。今回のお相手は、東京都豊島区を中心に活動する中島明さんです。「としま会議」という、彼の代名詞のひとつでもあるトークイベントは、先日オンラインで開催されました。でも、オンラインなのに参加者は豊島区在住・在勤者限定(リアルな場ではそのようにされていました)。そこがおもしろいなあと。全国・全世界に広げてつながることができるこの時代に、あえてドメスティックに場をつくることにどんな意味があるのか。彼が見据えるローカルとコミュニティの今とこれからについて、いろいろとお伺いしたいと思っています。

◯オンラインゼミ「まちマチゼミ」(5/23 10:45〜12:15)
https://www.facebook.com/events/2634619783462902/

兵庫県・東播磨地域で新しくスタートしたオンラインゼミ。基本的には、高校生や大学生がターゲットのようですが、だいたい若者であれば参加できる模様です(東播磨地域在住でなくても問題なし)。株式会社Happyの代表取締役で「はっぴーの家ろっけん」の運営をしている首藤義敬さんと一緒に「企画づくり」というテーマでセッションをぶち上げます。打ち合わせからめちゃくちゃ面白かったです。ぜひ、学生の方中心にお集まりください(「若者」であれば参加できるはずです)。

◯ウィズコロナ時代の「場づくりという冒険」対談(5/23 14:00〜16:00)
https://www.facebook.com/events/159394998785489/

広島のハチドリ舎・安彦さんと対談します。ハチドリ舎は「広島の文化を支えているのではないか?」くらいにぼく個人的には思っている、多様な価値観に触れられる場所、議論や対話ができる場所です。藤本とは結構違う分野の関わりが多い安彦さんですが、それゆえに新しい発見がある対談になるのではないかなと。スペースを運営する人間としては厳しい状況がまだ続いていますが、いま、安彦さんが抱く違和感や問いに迫ってみたいと思います(藤本がゲストですが)。

◯まちごと Next drinks(5/24 14:00〜16:00)
https://www.facebook.com/events/544471356463025/

運営する場の多さ、スピードでは到底かないません。京都のまっくすさんとのセッションも行います。じっくりお話しするのは2年ぶりくらいかなあ。尼崎で開催した「みんなのサマーセミナー」の講師としてお越しいただいた以来かなと思います。オンラインにおける場づくりの知見もすでにめちゃくちゃ溜めておられるように拝見しているので、いろいろと勉強させていただきたいと思っています。

◯コロナで全国の場はどうなっているの?(5/24 18:00〜19:00)
https://www.facebook.com/events/2536725439924493/

ラフラボの山本さんにいろいろと聞いていただくこのイベント。彼女自身も場所を運営する人としていま、大きく模索をしながら進んでおられるように思います。全国の場もそれぞれが影響を受けて閉めたり、別のことをやったり、支援を受けたりしながらやっているところが多いですが、ラフラボさんとしてはどのような形で進んでいくのがベターなのか。ぼくも知見やネットワークの部分でお力添えができればと思っています。

◯ユニbarサル vol.01 in ゲストハウスWAYA(5/24 20:00〜22:00)
https://www.facebook.com/events/2579817148949974/

肝入りの新企画。前回プレ実施をして、大いに盛り上がりました。障がいがあってもなくてもみんなで楽しめるバーがあればいいね、との言葉から実店舗をつくる計画を進めていました。しかしこの状況なので方向転換をし、まずはオンラインで仲間や協力者を集めるところからスタートし、一年後くらいに実店舗をつくる動きがスタートできればと思っています。オンラインで全国のバーに行きながら、ユニバーサルな空間も楽しめる?気になるバーにみんなで行ってみましょう。

今後もオフライン・オンライン問わず、さまざまなイベントを展開していきます。関心のある方は、株式会社ここにある、または藤本遼のアカウントをフォローしてくださいね。

株式会社ここにある:https://www.facebook.com/coconiaru.inc
藤本遼:https://twitter.com/fjmt_0410_ryo

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。更新の頻度は不定期ですが、フォローなどいただけると大変うれしいです。