#私のプレイリスト
#19 “らんまん“と、あいみょんが奏でる三拍子のギターストロークの話
最終回を迎えた”らんまん”
いやあ、とうとう完結してしまいましたね。もちろんそうです、朝ドラことNHK朝の連続テレビ小説、2023年4月から6ヶ月にわたって放送されていた、”らんまん”がおととい最終回を迎えました。特に毎回朝ドラを必ず観てます、とかそういう感じでもないんですけど、植物学者の牧野富太郎とそのパートナーの寿衛子をモデルに描かれた今回の”らんまん”、気づいたら最終回までフルで観ていま
#15 極私的“文化系”ヒップホップトラック・ベスト10
あー、またしても年末年始のバタバタをなんとかやり過ごしているうちに、夏フェスのラインナップが発表される季節になってしまいましたね。サマソニはBlurとKendrick Lamarが、フジロックはFoo Fighters, LizzoとThe Strokesが、それぞれヘッドライナーとして発表されました。
ブリットポップ全盛期に青春期を過ごし、高校生の頃にはデーモンアルバーンが表紙のロッキングオ
#14 アラン・マッギーと映画“クリエイション・ストーリー“の話
いやぁ、とうとう公開されましたね、アラン・マッギーとクリエイションレコードの映画、“クリエイション・ストーリーズ“が。脚本はアーヴィンウェルシュ、監督はダニーボイル、そうです、あの“トレインスポッティング“のコンビでクリエイションとアランの映画って、自分にとっちゃあ世代ど真ん中すぎるこの映画、観てきましたよ。
僕ももういいおじさんになったので、アランマッギーと彼のやってきたことを手放しで10
#13 Red Velvetに恋に落ちた2022年夏の話
あっと言う間にもう夏も終わりに近づいてきましたね。今年の夏は流行病に感染してフジロックに行けなかったりして、中々に不完全燃焼だったりしたんですが、運良くチケットが当選して、山下達郎の“Performance2022“を奈良まで観に行ったことが唯一の思い出になってしまいました。
で、どんどんリモートワークが進み、ほぼ自宅で過ごすことの多かった2022年の夏、延々リピートしていたRed Velv
#12 プライマルスクリームと、カッコ良すぎるボビーギレスピーの話
いやーカッコいいですね。皆さんご覧になられましたか?グラストンベリーフェスティバルの映像。あの服マジで売ってほしい、でもどうせボビー以外が着ても似合わんやろうけどな、などとよくわからない感情になること請け合いのスクリーマデリカ再現ライヴでの“Moving On Up“、そして御齢60歳でこのスタイリング…はぁ。ため息しか出ませんね。
名盤”スクリーマデリカ”リリースから昨年で30周年だったん
#10 地方出身者が選ぶ、極私的シティポップソング・ベスト10
記念すべき#10やなぁ、どうしようかなぁ、とかぼんやり考えてたらふと、そういえば#5でシャッフルの曲ベスト10を紹介して、なんか結構いろんな人に読んでもらってることに気づいたので、今決めました。5の倍数の時には極私的ベスト10をやろう、そうしよう、と。
というわけで、山下達郎さんの新作が11年ぶりにリリースされた今このタイミングでやるなら、身勝手に自分が“シティポップってこういうことやろ?せや
#9 偉大なるテクノおじさん、電気グルーヴの話
2022年5月末、何の前触れもなく突然電気グルーヴの過去のMVがYouTubeに公開されましたね。逮捕されたり有罪判決を受けたりで、色々あってレコード会社からも独立、一時ストリーミングでも聴けなくなったりしてたんで、今回クソ最高な過去の映像が一気に観られるようになって、勝手にブチ上がって雄叫びをあげましたよね?よね?
キャリアを通じてそのストイックな音作りとそれを全部台無しにするみたいな悪ふざ
#6 継続は力…DIYのスモールサークルオブフレンズ
そう、それはいつもと同じように、そっと届きました。スモールサークルオブフレンズ/SCOFの新しいアルバムがつい先日リリースされました。
“Cell”と名付けられたそのアルバムには、いつもと大きくは変わらない、だけど少しだけアップデートされたビートと、相変わらず色褪せないあのお二人の声が響いていて、ずっと聴いていたくなる仕上がりになっているのもまた、やっぱりいつも通りの素晴らしさでした。
スモール