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独りぼっちの長い道...
隙間がないほどの星屑、満天の星空だった。
気温マイナス15度。
標高5,500メートル地の果てチベットの氷河の上に独り。
寒さはほとんど感じなかった。
歩けなくなったら明日の朝までー座っていられそうな気がした。
息が苦しく身体が鉛のように重く
もし、躓いて転んだら二度と起き上がれそうもない。
今にも燃え尽きそうな自分の命の端っこがすぐそこに見えた。
でもなんだか...
好き好んでこんな所ま
登山記録vol.2・メタボ脱出リハビリ山歩記録
2004年(平成16年)47歳~2011年(平成23年)54歳
2002年、家内の悪性乳癌発症をキッカケに「憧れだった田舎暮らしを早めにスタートさせよう」と、2004年47歳の時に八ヶ岳・原村に森の家が完成し週末森暮らしをスタートさせました。
その年の秋、20年ぶりの登山で裏山の八ヶ岳・阿弥陀岳に立ちました。
2007年春、JCCの仲間が懇親会のために原村の家に集まりに二十数年ぶりに仲間と再会
登山記録vol.1・若かりし頃の登攀記録
1975年(昭和50年/18歳)~1980年(昭和55年/23歳)
小学生の頃の家族キャンプから始まり中学生時代の丹沢山歩きと沢登りで冒険心に目覚め、高校時代は山岳部に入り員として雪山も経験し...
ワルター・ボナッティの「わが山々へ」を感動に震えながら読むような高校生に育っていました。
高校卒業と同時に通っていた登山道具展「ジャヌー」の店主であった著名登山家の古川純一氏の紹介で国内トップの登
バカ尾根・・体調判断ルート
丹沢山塊の塔ノ岳に突き上げる大倉尾根は別名バカ尾根と呼ばれ、丹沢入門ルートの最もメジャーなルートの一つである。
誰が言ったのかは不明だがバカ尾根という呼び名の発祥は「バカみたいに長い尾根」という意味だと聞いたことがあるが、確かに50年前は登山ブームの影響で山肌の植生衰退による裸地化と土壌流出により赤土の急斜面となっていて雨の後はツルツルの斜面に苦労して泥だらけになるバカみたいな尾根であった。