森のスナフキン

ライフスタイルはデュアルライフ。 40代半ばから「横浜」と「八ヶ岳」での二拠点生活を送…

森のスナフキン

ライフスタイルはデュアルライフ。 40代半ばから「横浜」と「八ヶ岳」での二拠点生活を送るとともに、「仕事(経営者)」と「趣味(冒険者)」のデュアルライフを送る。61歳エベレスト8,000mで心筋梗塞になり心臓三割壊死したことを機に新しい冒険のステージへ。

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独りぼっちの長い道...

隙間がないほどの星屑、満天の星空だった。 気温マイナス15度。 標高5,500メートル地の果てチベットの氷河の上に独り。 寒さはほとんど感じなかった。 歩けなくなったら明日の朝までー座っていられそうな気がした。 息が苦しく身体が鉛のように重く もし、躓いて転んだら二度と起き上がれそうもない。 今にも燃え尽きそうな自分の命の端っこがすぐそこに見えた。 でもなんだか... 好き好んでこんな所までやって来た自分のアホさ加減が楽しくなってきた。そして、「誰もできない経験なんだ

    • 登山記録vol.4・生還リセット冒険記録【更新中】

      2019年(令和1年)から 2019年(令和元年)62歳◉丹沢 大倉尾根~塔ノ岳 往復 ‥ 19.01.14 ◉丹沢 大倉尾根~塔ノ岳 往復 ‥ 19.02.24 ◉丹沢 大倉尾根~塔ノ岳 往復 ‥ 19.04.21 ◉丹沢 表尾根~塔ノ岳 往復 ‥ 19.05.18 ◉丹沢 丹沢主稜線縦走 ‥ 19.05.30    一日で大倉から塔ノ岳、丹沢山、蛭が岳、檜洞丸の丹沢主稜線を踏    破。リハビリ開始半年で一つの自信となりました。 ◉河口湖東岸周遊 ‥ 19.06.18

      • 登山記録vol.3・登山復帰世界の登山記録

        2012年(平成24年)55歳 から 2018年(平成30年)61歳 55歳になり娘たちが大学を卒業して社会人として巣立ち、50歳からスタートした後継者育成も順調に進み...親としての責任も社会人としての責任も一段落する時期が来ました。 また、体重も50歳の90キロから75キロまで減量し高血圧や無呼吸症候群等々も治って体内年齢は30台となりました。 いよいよ山の世界に戻り若いころの夢を実現する時がやってきました。 入門ルートの6千mのアイランドピークからスタートしたヒ

        • 登山記録vol.2・メタボ脱出リハビリ山歩記録

          2004年(平成16年)47歳~2011年(平成23年)54歳 2002年、家内の悪性乳癌発症をキッカケに「憧れだった田舎暮らしを早めにスタートさせよう」と、2004年47歳の時に八ヶ岳・原村に森の家が完成し週末森暮らしをスタートさせました。 その年の秋、20年ぶりの登山で裏山の八ヶ岳・阿弥陀岳に立ちました。 2007年春、JCCの仲間が懇親会のために原村の家に集まりに二十数年ぶりに仲間と再会し、あの頃と何も変わらず山への情熱を持っている仲間を目の前にして再び山への情熱が

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        • 還暦だ、冒険だ
          1本
        • プロローグ
          2本
        • 冒険記録年表
          4本

        記事

          登山記録vol.1・若かりし頃の登攀記録

          1975年(昭和50年/18歳)~1980年(昭和55年/23歳) 小学生の頃の家族キャンプから始まり中学生時代の丹沢山歩きと沢登りで冒険心に目覚め、高校時代は山岳部に入り員として雪山も経験し... ワルター・ボナッティの「わが山々へ」を感動に震えながら読むような高校生に育っていました。 高校卒業と同時に通っていた登山道具展「ジャヌー」の店主であった著名登山家の古川純一氏の紹介で国内トップの登山家集団であった日本クライマースクラブに参加し本格的なアルピニズムの世界に進むこ

          登山記録vol.1・若かりし頃の登攀記録

          バカ尾根・・体調判断ルート

          丹沢山塊の塔ノ岳に突き上げる大倉尾根は別名バカ尾根と呼ばれ、丹沢入門ルートの最もメジャーなルートの一つである。 誰が言ったのかは不明だがバカ尾根という呼び名の発祥は「バカみたいに長い尾根」という意味だと聞いたことがあるが、確かに50年前は登山ブームの影響で山肌の植生衰退による裸地化と土壌流出により赤土の急斜面となっていて雨の後はツルツルの斜面に苦労して泥だらけになるバカみたいな尾根であった。 中学生の頃には雨上がりで何メートルも滑り落ちてそのままではバスにも電車にも乗れな

          バカ尾根・・体調判断ルート

          冒険の無い人生なんてクソ喰らえ

          このnoteを始めるのにあたって伝えたいことの主旨を書こうと思います。 いつ尽きるとも知れないこの人生をワクワクドキドキ自由に前のめりに歩き続けるために...! エベレストで心筋梗塞1998年61歳でエベレスト・チベットサイドに登山に出掛けて8,000m付近で心筋梗塞発症による体調悪化を経験しましたがなんとか生還しました。 心臓の三本の血管のうち二本が詰まったまま帰国して約一ヶ月後の健康診断まで心筋梗塞とは気づかず、緊急手術をしましたが心臓の約三割が壊死しました。 リ

          冒険の無い人生なんてクソ喰らえ