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昨日は久しぶりに海外旅行へ行ってきました。

アラ還で頑張っているcandy@です。


昨日はニューヨークからイタリアへ行って

イタリアからインドへ

そしてインドからバリに行ってきました。

これって映画好きなあなたならわかりますよね

あんたは ”ジュリア・ロバーツ” か?

そうなんです〜

『食べて、祈って、恋をして』の映画をnetflixで昨日観たんです。

最近大好きな海外旅行も行けないので、せめて海外の雰囲気でも味わいたいと思ってこの映画を選びました。

一度映画館では観ましたが、2時間半位の少し長めの映画なので

集中してみたくて(海外旅行を楽しみたくて)

昨日は用事を全て片付けてから一人でゆっくりと観たんです。


『食べて、祈って、恋をして』(2010年公開)

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ニューヨークでライターをしている30代半ばのリズ(ジュリアロバーツ)は夫と自分の価値観の違いから離婚してしまう。

けれども夫を捨てたことに罪悪感も感じていて・・・

そんな頃、駆け出し舞台俳優の若い恋人ができるのだが

その恋人とも何か違和感を感じてしまう。

もともと離婚した心の隙間を埋めるための恋愛のようで

だんだんと二人の心はすれ違ってきているのに、恋人は二人の関係がたとえ惨めでも、別れるよりこのまま続けようというが、リズはその言葉に納得できずに彼とも別れて一人でイタリアへと旅立つ。

仕事も辞めて家も処分して、1年間を費やして自分探しの旅に出る決心をする。

そしてまずはイタリア語の勉強と生活を満喫しようとイタリアへ・・・


リズが拙いイタリア語でカフェで一生懸命、注文するシーンが好き。

誰も彼女のオーダーに耳を貸そうともしてくれない。

イタリアでは声を大きく、堂々としていないと誰も気がついてなんかくれない。

それは黙っていても誰かがわかってくれるんじゃないかと期待しても

『受け身ではダメなんだよ〜』と思い知らされるシーンでもある。


そんな時にカフェで出会った、スウェーデン人の女性と意気投合して、彼女からイタリア語の先生を紹介される。

リズの意欲とジョバンニ(イタリア語の先生)やイタリアで出会った人々との交流から

リズはイタリアでだんだんと一人で楽しむことを覚えていく。

自分のためにおしゃれをして

ダイエットなんかせずに好きなものを食べて(イタリア料理の美味しそうなこと!)

自分のしたいことに時間を有意義に使うことを・・・

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そしてイタリアでの生活を満喫してから

次の目的でもあったヨガの伝道師に会うためにインドへと向かう。

最初はヨガの道場での生活に意味を見いだせないリズ

雑念が多くて無になれなくてイライラする。

はじめは反発していたあるアメリカ人男性との交流で、リズはだんだんと心を開いていく。

彼もかつてアルコール依存症で家族と破局して、また心に大きな傷をおった人だった。

彼がリズに言う。

『自分を許せたらインドを去りなさい』と

そしてインドで修行を続けたリズは、だんだんと集中力を養い、自分の内面と向き合い、落ち着いて瞑想もできるようになり、

やっと離婚した夫と別れた恋人との関係も乗り越えることができるのだ。

リズが結婚式で踊るはずだった曲に乗せて別れた夫とダンスするシーンも好き。

もしかしたら結婚した時から(結婚前から)二人の関係は微妙なズレがあったのかもしれないと示唆するような場面


そしていよいよ最後に行きたかったバリへと旅立つ。

1年前にバリを訪れたときに出会った薬剤師(ヒーラー、占い師)のクトゥと再会するために彼女はバリを訪れたのだった。


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1年前にクトゥから『この半年か1年であなたは全てを失うだろう、けれどそれ以上のものを得ることができるから大丈夫』だと言われたリズ

そして『1度目の結婚は短いが2回目は長く続く』とも言われていた・・・

クトゥと再会でき、そこでリズはクトゥの教えに従って

朝から瞑想して心を整え、毎日クトゥのところへ通うという規則正しい調和の取れた生活が始まる。


バリで生活し始めてしばらくして、リズはフェリペという男性と偶然出会う。

彼も離婚で傷ついた男性だった。

二人はだんだんと心を通わせていく。

『愛してる』と積極的に距離を縮めるフェリペに対して

リズはフェリペとの愛に溺れてまた自分を見失うことを恐れるがあまり、二人の関係を断ちニューヨークへ帰国しようとするのだが

本当に大切な人となら、ときには全てを投げ出して、バランスが保てなくてもそれすら受け入れて、結ばれることも大切だとクトゥに言われてはっとする。


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1年前にニューヨークを旅立ってイタリアへ行こうと決心したリズは

『何かにもっともっと驚きたいの』と友人に告げる。

その気持ちはすごくよく理解できる。

現状がうまくいかないとき、全てを投げ出して新しい世界へ飛び込みたくなる気持ち。

でも、もう年なんだからとか、大人なんだからと言い訳をしながら自分を偽る気持ちも悲しいけどわかる

友人はまるで『女子大生ね』と批判したが

リズはその時自分の直感を信じて一歩踏み出して良かったのだ。


ニューヨークで自分の人生を見失ったリズは

イタリアでは『何もしない喜び』をモットーにしているイタリア人のおおらかで、人生を愉しんでいる人々との触れ合いのおかげで人生の楽しみ方を知り、自信を取り戻し

インドではヨガや瞑想を通して、心を解放して自分と他者を許すことができ

バリで本物の愛(愛する人)となりたい自分を見つけた。


ニューヨークを旅立つ前のリズは、心は空っぽなのに、頭の中はいつも不安や迷いや焦りの考えでいっぱいで自分を冷静に見れなかった。


けれども今回の旅でさまざまな国でいろんな人と出会い

交流して

影響しあって

学んでいき

リズの心はどんどん満たされていく。

そして最後にバリで運命の男性と確固たる自信を持って、心から結ばれたのだ。


人は心が満たされたときに初めて頭の中がすっきりと整理されて、自分の進む道を見つけることができるんだと感じた。

まずは自分を許して自分を愛すること

それができないのに人を許したり愛することはできない

自分をもっと大切にして愛しんで愛することができたとき

人のことも大切にできて、愛することができるのかもしれない

そしてはじめて自分で選んだ人生を生きることができる。

ラストシーンの言葉がとても印象的

それはイタリア語を学んだ時にリズが知った言葉

『アトラヴェルシアーモ』

意味は『さぁ、向こうへ渡りましょう』

リズはフェリペにこう言って彼との新しい人生へと踏み出した。


昨日はゆっくりと家でこの映画を堪能できました。

最近、昔見た映画をまた見る機会が増えています。

年月が経ってまた違う感動や気づきを与えてもらっています。


最後に映画の予告編を貼っておきますね。

もし、この映画を観たいなと思われたらご覧ください。



ここまで読んでくださりありがとうございました。

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