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ダイバーシティとわたし

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障害のある人、高齢の人、LGBTの人など、多様な人たちについて考えたり、一緒に過ごしたりしたことに関する記事です。
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#障害

新聞の読者投稿「美術館 気がねなく楽しみたい」を読んで

新聞の読者投稿「美術館 気がねなく楽しみたい」を読んで

某新聞朝刊6月1日の読者投稿「声 Voice」の記事を読みました。

「美術館 気がねなく楽しみたい」というタイトル。
障害のある小学生の娘さんは絵を描くことが好きで、展覧会に行くと刺激を受けられるそう。
美術館といえば、列に並んだり、作品の前には人だかりができていたり、また、静かにすることを求められていたりなどから、美術館へ行くことはハードルの高さを感じるということです。

人は、障害のあるなし

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【読書日記】 「五感の力でバリアをこえる わかりやすさ・ここちよさの追求」を読む

【読書日記】 「五感の力でバリアをこえる わかりやすさ・ここちよさの追求」を読む

障害のある人との関わりにおいてヒントになりそうだと思い、読みました。

第一刷:2009年3月20日
発行元:有限会社 読書工房
著者:成松 一郎
内容:できないをできるに変える、感覚の力。五感のうち、日ごろあまり意識することのない感覚のおもしろさを紹介。(amazonより)

障害について、ちょっと異なる視点から書かれているタイトルから少し変わっていますよね。
私の興味・関心にズバリ当てはまるキ

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【読書日記】 見えにくい、読みにくい「困った!」を解決するデザイン を読む

【読書日記】 見えにくい、読みにくい「困った!」を解決するデザイン を読む

障害のある人の情報アクセシビリティについて、デザインの視点で勉強したいと思い、読みました。

第1刷:2022年11月30日
発行元:株式会社マイナビ出版
著者:間嶋 沙知
内容:本書は、ダイバーシティやインクルージョンを実現するために、デザインの力でできることを紹介する書籍です。具体的には、色、文字、ことば、図解、UIという観点で、基礎知識と改善例を交えて解説します。作例はBefore/Afte

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89歳の母の「自己選択」について再び考えてみる

89歳の母の「自己選択」について再び考えてみる

閉じこもり(*)の生活を送っていた母が、車椅子に乗ることで、好きなものを選び、自分で決める機会ができつつあります。「母らしさ」が垣間見られ、嬉しく思っています。
(*)外出したがらず家の中にいる高齢の方をを「閉じこもり」と表現している書籍がありました。母の様子を表すのには「引きこもり」よりも「閉じこもり」の方が合っていると思いました。

タイトルに「再び考えてみる」とあります。1回目に考えてみた記

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