のってん

美術館、読書、仕事で日々、頭の中を更新中。ゴルフと英語やり直し。パリ、スイーツ、ソロ活…

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美術館、読書、仕事で日々、頭の中を更新中。ゴルフと英語やり直し。パリ、スイーツ、ソロ活が好き。人生の第二ステージ(障害のある方、その方に関わる方とともにまなぶ事業)を計画。「まなぶことは、喜びだね!」https://watashinomanabi.com

マガジン

  • アートとわたし

    私の美術館巡り、アートに関する書籍を読んでの感想の他、アートに関わるクリエイターさんの記事を載せています。

  • 本とわたし

    読書日記、本、図書館に関する記事を載せています。

  • 仕事とわたし

    特別支援学校の教師である私が考えたこと、体験したことを書いた記事を中心にまとめます。

  • noteとわたし

    2022年春からnoteを始めた私が参考にさせていただいたnoteさんのものやわたしとnoteとの関わりについての記事を載せています。

  • ダイバーシティとわたし

    障害のある人、高齢の人、LGBTの人など、多様な人たちについて考えたり、一緒に過ごしたりしたことに関する記事です。

最近の記事

【読書日記】 「学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話」 を読み、マイ・ミュージアムについて考えた

著者の「ちいさな美術館の学芸員」さんは、このアカウントでnoteの記事を書いておられました。たちまちファンになりフォローし、コミュニティ「オトナの美術研究会」でも刺激をいただいていました。 その方が書かれたこの本は、noteの記事の書き振りで、親しみを持ち、どんどん読み進めることができました。 「ちいさな美術館の学芸員」さんのnoteはこちら↓   もりだくさんです。 「はじめに」の最初の一文は 「あなたは普段、美術館に行きますか?」 はい、行きます。 美術館は私の生活

    • 【読書日記】 「死ぬまでに観に行きたい世界の有名美術を1冊でめぐる旅」を読む

      図書館の新着図書コーナーで見つけました。 表紙には名画がたくさん、ページをペラペラめくるとカラーのアートワークがぎっしり詰まっていました。半分くらいが対話形式で書かれています。 なんだかワクワクする本だなあ、と思い、借りました。 著者の山上やすおさんは、自称「美術オタク添乗員」。 海外旅行の添乗員をされており、あの美術系YouTubeちゃんねるの「こやぎ先生」なのです。 海外旅行をしながらアートワークに触れ、美術に関する歴史や技術などの情報が得られる、そんな感覚でした。

      • #仕事について話そう・・教員の私

        #春の連続投稿チャレンジ 、5日目のお題は#仕事について話そう。 さて、長い間仕事をしてきたし、何について話そうか。 そうだ、コロナ禍になり、仕事について改めて考え直し、今の自分があることを書くとしよう。 コロナによる一斉休校私は特別支援学校の教員をしています。 2020年の冬、コロナによる緊急事態宣言が出て、3月には全国の学校が一斉休校になりました。 その日のことをよく覚えています。 日曜日の夜、テレビのニュースで翌日から学校が休校になることが予想されました。 大変なこ

        • #はじめての仕事は、ある方との出会いで決めた

          #春の連続投稿チャレンジ、4日めは#はじめての仕事。 「初めての仕事」には深い思い入れがあります。 私の「初めての仕事」は言語療法士(現:言語聴覚士)でした。 公立学校の教員になるために教育系の大学に行っていた頃のことです。その頃、言語療法士という職業が世に出てきたばかりでしたが、授業などで話に出てきていました。 そして、紹介していただいた言語療法士さんが勤務されている肢体不自由施設に見学に行きました。 その方のお仕事ぶりに感動しました。 子どもとの接し方、保護者から

        【読書日記】 「学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話」 を読み、マイ・ミュージアムについて考えた

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        記事

          #私のコレクションは美術館のチケット

          #春の連続投稿チャレンジ、3日目のお題は#私のコレクション。 美術館巡りが好きな私は、一年間に述べ30館くらい行っているでしょうか。 近いところもあれば、遠いところもある。 小さなところもあれば、大きなところもある。 一度しか行ったことのないところもあれば、年間パスで高頻度リピートしているところもある。 そのため、自然と入館チケットは貯まっていきます。 ある時期から、コレクションとなりました。 最近はチケットレスになっているところが増え、味気ないのですが、 それでも見てい

          #私のコレクションは美術館のチケット

          #新生活を楽しく

          トップページの画像は、パリのカフェのスイーツです。 記事とは関連がありませんが、チャレンジを記念して、思い出の画像で自分にエールを送りたいと思いました。 note さんの「春の連続投稿チャレンジ」、二回目の投稿です。 2回目のお題は「#新生活を楽しく」です。 新生活といえば、年度変わり、4月・・・。 と言っても、私自身、4月から全く新しい生活に変わるわけではありません。 しかし、この4月からの一年間は、私にとって人生の節目。 非常に重要な一年間になると考えています。 そ

          #新生活を楽しく

          自己紹介 2年たって改めまして

          トップの写真は、大好きなパリのカフェのものです。スイーツがまるで宝石のように並べられていて、うっとりです。 「#春の連続投稿チャレンジ」なる企画が始まったそうで、初めてチャレンジしてみることにしました。 noteを初めてそろそろ2年になるのですが、これまで特にノルマなどを決めずに書いてきました。ここらで、ちょっと自分にノルマを課してみるのもよいかな、と。 noteさんが提供しているお題の中から、上から順に5つを選んで書くことにしました。 一つ目は、#自己紹介 実は私は、n

          自己紹介 2年たって改めまして

          【アート日記】 ギャラリーはあたたかで自由な空間だった

          先日、ギャラリーの本を読み、無性にギャラリーへ行きたくなり、早速行ってみました。 読書日記はこちら↓ と言っても、ギャラリーほぼ初心者の私は、どこがよいのかわからず、とりあえずGoogleで検索をしたのでした。 そこで、一軒のギャラリーではなく、百貨店の中にあるものでしたら初心者には敷居が高くないかな、と思い、大丸梅田店のART GALLERY UMEDAを選びました。 松原あゆみさんの個展「内在」が開かれていました。 花、葉などの自然物の、比較的小ぶりの絵が多く、どの絵

          【アート日記】 ギャラリーはあたたかで自由な空間だった

          【読書日記】 「26歳会社員、絵画を買ってみた」を読み、ギャラリーへ行きたくなった

          私はアートが好きで、美術館や建築物巡りが最大の趣味の一つです。 ギャラリーには苦い思い出があります。 バブルの頃、「ギャラリー」なるものをよく知らずにふらっと、とあるギャラリーに入りました。 そこで、ギャラリストさんに少々小馬鹿にされた経験があるのです。私があまりにも素朴な質問をしたためか、『あなたは場違いですよ』と言われているような感じを受けました。 単に絵を見たかっただけなのに・・・ それ以来、ギャラリーに足を運ぶことは全くありません。 しかし、この本を読み、ギャラ

          【読書日記】 「26歳会社員、絵画を買ってみた」を読み、ギャラリーへ行きたくなった

          【読書日記】 「知的障害と発達障害の子どもたち」を読み、「ゆっくり」について深く考えた

           私が「師」として尊敬している本田秀夫先生(精神科医)の最新の著書です。  本田先生のSNSで、出版の予告があり、すぐにAmazonで予約しました。 家に届くのが楽しみで、届くとすぐに読み始めるくらい、「待ってました!」の内容の著書だったのです。  「知的障害とは」「発達障害とは」について、非常にわかりやすい文章で書かれていました。  私は、障害のある子どもさんの保護者さんとお話しする時に、どのような言葉で説明するとわかりやすいだろうか、と考えることがあります。  この本

          【読書日記】 「知的障害と発達障害の子どもたち」を読み、「ゆっくり」について深く考えた

          【読書日記】 「機嫌のデザイン」を読んでご機嫌になった

          タイトルを見て無性に読みたくなりました。 サブタイトルに「まわりに左右されないシンプルな考え方」とあります。 私がめざしているものに似ているようだ、もっとヒントがほしいと思い、読み出しました。 最も印象に残ったことは、著者の秋田道夫さんのお人柄。 優しい方なんだろうな、 穏やかな方なんだろうな、 周囲のひとをひきつける力のある方なんだろうな、 いろいろなことをご存知の方なんだろうな。 言葉の端々に、そのようなことが感じられる文章でした。 今の自分によく響いた言葉をあげま

          【読書日記】 「機嫌のデザイン」を読んでご機嫌になった

          【読書日記】「弘兼流60歳から、好きに生きてみないか」を読んで、自分の「60歳から」を考える

          もうすぐ60歳になります私はあと数ヶ月で60歳になります。 若い頃は「絶対に歳をとりたくない」「60歳なんて絶対いやだ」と思っていました。 そんな私ですが、もうすぐ60歳。 「60歳」というとなんだかおばあさんぽくて嫌だな、とやっぱり考えてしまうのですが、この年齢になってみると、自分ながら「そんなにおばあさんぽくないなあ」と考える今日この頃です。 そんな私にピッタリの本でした。 「60歳から」 「好きに生きてみないか」 いい言葉ですね。 2〜3年前から始まった私の第二ステ

          【読書日記】「弘兼流60歳から、好きに生きてみないか」を読んで、自分の「60歳から」を考える

          新聞記事「ダウン症の娘 成長を見守る道場」を読む

          2024年2月17日(土)の朝日新聞朝刊のスポーツ欄。 スポーツ×障害児療育 インタビューが掲載されていました。 柔道アテネ五輪「金」パリ五輪男子監督 鈴木桂治さんが、自分の道場をオープンし、障害児の発達支援も視野に入れた取り組みを始められたということです。 2022年に4番目の子どもさんが生まれ、ダウン症があることがわかってから、「彼女が幸せに歩んでいくには何が必要か。親としてどんな準備が必要か。その一つがこの道場。自宅以外で思いっきり、暴れられる場所を作りたいな、と。」

          新聞記事「ダウン症の娘 成長を見守る道場」を読む

          【読書日記】 「コーヒーがないと生きていけない!」 を読む

          タイトルを見て、「なんとおおげさな」と思いました。しかし、よく考えてみると、今の私もそうかもしれない、と思ったのが読むきっかけでした。 「コーヒーを飲むだけでなく、もっとコーヒーのことを知りたい」と以前から考えていました。 そして、図書館でコーヒーに関する本を漁った時期がありました。しかし、なんだか難しかったのです。 最初から「専門用語」が出てきて、コーヒーのこと何も知らない私はそこでストップ。 この本は、そんな私でもおもしろくてどんどん読み進めることができました。 この

          【読書日記】 「コーヒーがないと生きていけない!」 を読む

          【新聞記事】 「論の芽 わかりづらいカタカナ語 なぜ使うの」を読む

          2024年2月2日(金)の朝日新聞に、社会言語学者の井上逸兵さんのお話が掲載されていました。 「わかりづらいカタカナ語」・・・・普段から私も困っていたことです。わからないカタカナ語はググったり、ウィキペディアで調べたりします。 一度調べてもなかなか記憶に留まらず、同じ言葉を再び調べることもあります。 ほんと、わかりづらい・・・・ 井上さんのお話の中で二つのことが印象に残りました。 一つは次の文です。 初めは、サラッと読み流しましたが、「ん?!」と思い、反芻したところ、

          【新聞記事】 「論の芽 わかりづらいカタカナ語 なぜ使うの」を読む

          【読書日記】 「すずちゃんののうみそ」を読む

          これは絵本です。 副題に「自閉症スペクトラム(ASD)のすずちゃんのママからのてがみ」とあります。 自閉症スペクトラム症のあるすずちゃんは、保育園で障害のない子どもたちと充実した生活を送りました。すずちゃんが卒園する際に、そのお礼としてお母様が「すずちゃんののうみそ」という紙芝居を作成し、それが絵本化されたものです。 絵本の前半は、自閉症スペクトラムの特徴が具体的な姿で描かれています。また、その特徴がなぜ現れるのかについてもわかりやすく書かれています。 「よくぞ、こんなにす

          【読書日記】 「すずちゃんののうみそ」を読む