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【アート日記】 ギャラリーはあたたかで自由な空間だった

先日、ギャラリーの本を読み、無性にギャラリーへ行きたくなり、早速行ってみました。
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と言っても、ギャラリーほぼ初心者の私は、どこがよいのかわからず、とりあえずGoogleで検索をしたのでした。
そこで、一軒のギャラリーではなく、百貨店の中にあるものでしたら初心者には敷居が高くないかな、と思い、大丸梅田店のART GALLERY UMEDAを選びました。

松原あゆみさんの個展「内在」が開かれていました。
花、葉などの自然物の、比較的小ぶりの絵が多く、どの絵もこちらが吸い込まれるくらいの魅力のあるものでした。


地面におちている花を描くことが好きと話されていました
花びらが透き通っている
こんなに美しく描けるものなんですね



「この桜の花びら、透き通ってる!」
「本物よりも美しいなあ」
などと思いながら眺めていると、なんと、松原あゆみさんご本人から声をかけていただきました。
この感動を即伝えたのでありました。

このようなことがあるのですね、ギャラリーって。
この、目の前の絵を描かれたご本人と直接出会い、お話ができるなんて、なんて素晴らしい空間なのでしょう。


初心者でも入りやすい空間でした


小ぶりの作品が愛らしい


メインビジュアル「内在」

メインビジュアルの「内在」。
柵の向こうから茶梅の枝が出ている様子なのですが、実は・・・。
「内在」の意味を松原さんご本人からお聞きすることができたことは非常に嬉しかったです。

絵画って「精神」なんだなあ。
作家さんは、どれだけのことを考えて作品を作られるのだろう。


すてきな一角

松原さんの絵は、額装をしないで飾ることを前提をしておられるとのことです。
そして、面白いのは、キャンバスの厚みの部分にも描かれているといところ。
額装せずにそのまま飾った時に、厚みの部分もみていただきたいとのことでした。

確かに、厚みの部分が白いままだと、なんだか、作品がそこでプツンとキレてしまうような感じもしないではありません。

素敵だな。
いいな。
ギャラリーってあたたかいな。

今までは美術館専門の私でしたが、これからはギャラリー巡りもしてみたいです。
そして、いつか、作家さんとお話ししながら、お気に入りの作品を購入してみたいです。



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