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【読書日記】「弘兼流60歳から、好きに生きてみないか」を読んで、自分の「60歳から」を考える

もうすぐ60歳になります

私はあと数ヶ月で60歳になります。
若い頃は「絶対に歳をとりたくない」「60歳なんて絶対いやだ」と思っていました。
そんな私ですが、もうすぐ60歳。
「60歳」というとなんだかおばあさんぽくて嫌だな、とやっぱり考えてしまうのですが、この年齢になってみると、自分ながら「そんなにおばあさんぽくないなあ」と考える今日この頃です。

そんな私にピッタリの本でした。
「60歳から」
「好きに生きてみないか」
いい言葉ですね。

2〜3年前から始まった私の第二ステージ対策

数年前に久しぶりに出会った同年齢の友人が、第二ステージを歩んでいることを知りました。
その頃は、自分に第二ステージがあるとは考えておらず、定年がきたら普通に辞めるんだろうなあ、と思っていました。
友人の話を聞き、「あれっ?」と思ったのです。私はなんとぼんやりしていたのだろうか、と。

自分にも第二ステージがあるのではないか、と考え、数人の先輩のお話を聞きました。
私よりも10歳以上先輩の方が、組織を退職し、フリーで仕事をしておられたり、有志と事業を立ち上げたりしています。
再び、「あれっ?」と思いました。
定年=終わりではない、私にももっとできること、人の役に立つことがある、私には第二ステージを作っていくための知識・経験・動機があるではないか、と。

それからは、とにかく本を読みました。
キーワードは、
定年、第二ステージ、60歳、起業。
このnoteにも、いくつか読書日記を書きました。

先輩の話をお聞きし、活動を拝見し、様々な人の著書を読み、ネットで情報を収集した結果、私は、自分の第二ステージを具体的にイメージできるようになりました。
イメージしたことを周囲の人に話すことで、「引き下がることのできない自分」を作りました。

「60歳から、好きに生きてみないか」・・・いい言葉です。

定年延長になり、私の定年は62歳になりましたが、60歳でやめることにしました。
必要性を感じたから、「こうなってほしい」という希望が湧きました。
組織で働いている場合ではない、自分にしかできない事業を立ち上げようと決めたのです。

決意が定まると、それからはワクワクでいっぱいです。
起業準備、退職後の自分へのごほうび、趣味、地域活動、
パートタイムでやってみたい仕事もあります。

どれだけできるかな、
全部やりたいな、
これからは自分のために好きに生きよう。

この本は、優しく、穏やかに、私の背中を押してくれました。


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