ファジアニスタはま

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記事一覧

2024前半|今年のJ2最強はこのチームかもしれない|V・ファーレン長崎の解説

J2第14節 大分 vs 長崎の試合からV・ファーレン長崎の特徴をまとめました。 V・ファーレン長崎の歴史と今年の状況2004年に国見高校OBによる「国見FC」と合併した「有明SC…

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挑戦と安定の両立をもってJ2の頂きに挑む|vsロアッソ熊本戦の感想

勝ちましたね。今日も乱雑にファジアーノ岡山の試合感想を書きます。熊本戦のテーマは挑戦と安定です。 雨予報のなか、試合終了まで雨が降ることはなく、晴れの国らしいコ…

2024前半|かわいいみかんじゃない、J2に怖さを見せつけた縦パスサッカー|愛媛FCの解説

第7節 仙台 vs 愛媛の試合から愛媛FCの特徴をまとめました。 愛媛FCの歴史と今年の状況1970年に松山東高校OBによる「松山サッカークラブ」として誕生したクラブチームは、…

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痛みのないJ1昇格などあり得ない|vs横浜FC戦の感想

負けましたね。今日も乱雑にファジアーノ岡山の試合感想を書きます。ポジティブになれる要素もいっぱい見つかったのでみんなと共有したいです。 雨のなかの難しい試合とな…

2024前半|J1経験の強さを見せつける宇宙人集団|横浜FCの解説

第7節 横浜FC vs 仙台 の試合から横浜FCの特徴をまとめました。 横浜FCの歴史と今年の状況Jリーグ発足時のオリジナル10のチームである、横浜フリューゲルスが横浜マリノス…

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2024前半|亀のように堅く、ウサギのように躍動する|大分トリニータの解説

第6節 栃木 vs 大分 の試合から大分トリニータの特徴をまとめました。 大分トリニータの歴史と今年の状況1994年に「大分フットボールクラブ(大分トリニティ)」として誕…

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2024前半|草津温泉のように熱く、群馬の戦うスピリッツ|ザスパ群馬の解説

第4節 群馬 vs 愛媛 の試合からザスパ群馬の特徴をまとめました。 ザスパ群馬の歴史と今の状況1995年に「リエゾン草津」として誕生したクラブチームは、2002年に現在の「…

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2024前半|J2の滝登りに挑戦する若手プレイヤーは龍となる|水戸ホーリーホックの解説

第4節 水戸 vs 徳島 の試合から水戸ホーリーホックの特徴をまとめました。 https://www.jleague.jp/match/j2/2024/031003/preview 水戸ホーリーホックの歴史と今の状況19…

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肉を切られて骨を断たれた、岡山はなぜ須藤藤枝に勝てたのか|岡山vs藤枝戦 2024前半

勝ちましたね。今日も乱雑にファジアーノ岡山の試合感想を書きます。 藤枝 vs 岡山の見どころ大分戦では前半に勝機を見出した藤枝の須藤監督は、岡山戦では後半になって策…

2024前半|サッカー小僧のエンターテインメントサッカーは新境地へ|藤枝MYFCの解説

第三節 藤枝 vs 大分 の試合から藤枝MYFCの特徴をまとめました。 藤枝MYFCの歴史と今の状況2009年に設立した新しいクラブチームは、翌年に静岡FCと合併すると、2014年のJ3…

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木山孔明「24藤田"石兵八陣"息吹の計」|岡山対レノファ山口2024前半 試合感想

勝ちましたね。今日も乱雑にファジアーノ岡山の試合感想を書きます。僕の勝手な解釈(妄想)も入れながらストーリー性を持たせる感想を意識しました。 岡山 vs 山口 の見…

2024前半|たぬきときつねの中国対決、君たちはきび団子をどう食べるか|レノファ山口の解説

J2 第二節 山口 vs 秋田 の試合からレノファ山口を考察しました。 レノファ山口の歴史と今の状況1949年に「山口県サッカー教員団」として生まれたサッカーチームは、2006…

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書かずにはいられなかった木山・村主マジック

時間をかけずに思いついたままぱぱっとスマホで雑に書いちゃいます。 岡山の前半の狙い 宮崎戦での岡山の狙いは、1:1での局面の勝利と宮崎の選手にロングボールを蹴らせて…

2024前半|てげ広い、オーソドックスなスタイルで相手陣地を切りひらく|テゲバジャーロ宮崎の解説

第二節 宮崎 vs 福島 の試合からテゲバジャーロ宮崎の特徴をまとめました。 テゲバジャーロ宮崎の歴史と今の状況1965年に「門川クラブ」としてできたクラブチームは、2015…

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2024前半|最強のフィジカルでJ2に挑む福島のリュウ|いわきFCの解説

いわきFCの歴史と現状2012年にできたクラブチームは、2015年にスポーツブランド「アンダーアーマー」の日本支社「ドーム」が親会社になってから力をつけはじめ、一気に地域…

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J2でもっとも美しいパスサッカーは相手チームも魅了する|モンテディオ山形の解説

モンテディオ山形の基本情報と現状1984年に山形日本電気のサッカー部として設立された後、1996年にモンテディオ山形という名称に変わった。1999年にJ2リーグがスタートした…

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2024前半|今年のJ2最強はこのチームかもしれない|V・ファーレン長崎の解説

J2第14節 大分 vs 長崎の試合からV・ファーレン長崎の特徴をまとめました。

V・ファーレン長崎の歴史と今年の状況2004年に国見高校OBによる「国見FC」と合併した「有明SC」として誕生したクラブチームは、その年に長崎県サッカーリーグで優勝。2006年に現在の「V・ファーレン長崎」に改名すると、2009年にJFLへ参入し、2013年よりJ2を戦いの舞台に移している。

2017年には長崎を

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挑戦と安定の両立をもってJ2の頂きに挑む|vsロアッソ熊本戦の感想

勝ちましたね。今日も乱雑にファジアーノ岡山の試合感想を書きます。熊本戦のテーマは挑戦と安定です。

雨予報のなか、試合終了まで雨が降ることはなく、晴れの国らしいコンディションのいい試合状況だったと思います。

試合感想岡山も熊本も前節と同様にそれぞれ3-4-2-1と3-4-1-2のフォーメーションで試合がはじまった。どちらのチームもロングボールとビルドアップを使い分けることでさまざまなアプローチで

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2024前半|かわいいみかんじゃない、J2に怖さを見せつけた縦パスサッカー|愛媛FCの解説

第7節 仙台 vs 愛媛の試合から愛媛FCの特徴をまとめました。

愛媛FCの歴史と今年の状況1970年に松山東高校OBによる「松山サッカークラブ」として誕生したクラブチームは、JFL昇格を目指した1996年に「愛媛フットボールクラブ」となった。

クラブ名は本拠地である「愛媛」をそのまま名乗っている。

マスコットは、「オ〜レくん」「たま媛ちゃん」「伊予柑太」だ。みかんをモチーフにした3人だが、

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痛みのないJ1昇格などあり得ない|vs横浜FC戦の感想

負けましたね。今日も乱雑にファジアーノ岡山の試合感想を書きます。ポジティブになれる要素もいっぱい見つかったのでみんなと共有したいです。

雨のなかの難しい試合となった横浜FC戦。試合開始2時間前に一時的にやんだ雨は、スタメン選手を確定したあとで再び強くなりはじめた。

水はけのよいCスタ(らしい?)であっても試合開始時にはピッチに水たまりができるほど厳しい状況で闘うことになる。

はまとフォロワー

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2024前半|J1経験の強さを見せつける宇宙人集団|横浜FCの解説

第7節 横浜FC vs 仙台 の試合から横浜FCの特徴をまとめました。

横浜FCの歴史と今年の状況Jリーグ発足時のオリジナル10のチームである、横浜フリューゲルスが横浜マリノスに吸収された1998年末、横浜フリューゲルス有志によって横浜FCは誕生した。

フリューゲルスの名前を冠することが認められなかったため、フリューゲルスの愛称である「フリエ」を経営会社の名称に採用している。

1999年と2

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2024前半|亀のように堅く、ウサギのように躍動する|大分トリニータの解説

第6節 栃木 vs 大分 の試合から大分トリニータの特徴をまとめました。

大分トリニータの歴史と今年の状況1994年に「大分フットボールクラブ(大分トリニティ)」として誕生したクラブチームは、1999年のJ2加盟時に現在の「大分トリニータ」となった。

クラブ名の「トリニータ」は、イタリア語の「Trinity(三位一体)」と「大分」を掛け合わせた造語だ。三位一体とは、「県民」「企業」「行政」のク

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2024前半|草津温泉のように熱く、群馬の戦うスピリッツ|ザスパ群馬の解説

第4節 群馬 vs 愛媛 の試合からザスパ群馬の特徴をまとめました。

ザスパ群馬の歴史と今の状況1995年に「リエゾン草津」として誕生したクラブチームは、2002年に現在の「ザスパ群馬」となった。

2012-2023シーズンは「ザスパクサツ群馬」で統一されていたが、リブライディングのために2024年より「ザスパ群馬」に呼称を戻している(チーム名は「ザスパクサツ群馬」のままなのでややこしい)。

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2024前半|J2の滝登りに挑戦する若手プレイヤーは龍となる|水戸ホーリーホックの解説

第4節 水戸 vs 徳島 の試合から水戸ホーリーホックの特徴をまとめました。

https://www.jleague.jp/match/j2/2024/031003/preview

水戸ホーリーホックの歴史と今の状況1994年に「FC水戸」として誕生したクラブチームは、1997年に「プリマハムFC土浦」と合併して現在の「水戸ホーリーホック」となった。

クラブ名の「ホーリーホック」は、水戸藩徳

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肉を切られて骨を断たれた、岡山はなぜ須藤藤枝に勝てたのか|岡山vs藤枝戦 2024前半

勝ちましたね。今日も乱雑にファジアーノ岡山の試合感想を書きます。

藤枝 vs 岡山の見どころ大分戦では前半に勝機を見出した藤枝の須藤監督は、岡山戦では後半になって策を仕掛けてきた。それでは、須藤監督はいったい何を仕掛けたのか?なぜ岡山は勝ち点3を拾えたのか?僕の勝手な解釈でひも解いていく。

勝負を分けたポイントはただ「運」

藤枝戦の試合評価は、完全に岡山の負け試合だった。ではどうして最後は岡

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2024前半|サッカー小僧のエンターテインメントサッカーは新境地へ|藤枝MYFCの解説

第三節 藤枝 vs 大分 の試合から藤枝MYFCの特徴をまとめました。

藤枝MYFCの歴史と今の状況2009年に設立した新しいクラブチームは、翌年に静岡FCと合併すると、2014年のJ3開幕初年度よりJリーグに参入した。

MYFCの意味は、かつてインターネット投票で戦術や人事を決定した前衛的なクラブの名残であり、「my FC(私たちのFC)」を意味する。

マスコットは、フェニックスをモチーフ

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木山孔明「24藤田"石兵八陣"息吹の計」|岡山対レノファ山口2024前半 試合感想

勝ちましたね。今日も乱雑にファジアーノ岡山の試合感想を書きます。僕の勝手な解釈(妄想)も入れながらストーリー性を持たせる感想を意識しました。

岡山 vs 山口 の見どころ

木山監督も志垣監督も相手が嫌がるプレーを得意としている。そのため、プレビューではお互いの知略がぶつかる戦いになるだろうと予測した。

試合は予想どおりに、お互いに戦略性の駆け引きが見えた試合だった。知略をめぐらせた監督同士の

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2024前半|たぬきときつねの中国対決、君たちはきび団子をどう食べるか|レノファ山口の解説

J2 第二節 山口 vs 秋田 の試合からレノファ山口を考察しました。

レノファ山口の歴史と今の状況1949年に「山口県サッカー教員団」として生まれたサッカーチームは、2006年に現在の「レノファ山口FC」としてクラブチームを発足。

レノファの意味は、英語の「renovation(維新)」と「fight(戦う)」また「fine(元気)」を掛け合わせた造語だ。

マスコットは、ライオンの「レノ丸

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書かずにはいられなかった木山・村主マジック

時間をかけずに思いついたままぱぱっとスマホで雑に書いちゃいます。
岡山の前半の狙い
宮崎戦での岡山の狙いは、1:1での局面の勝利と宮崎の選手にロングボールを蹴らせて守備の時間を減らして攻撃回数を増やすこと。以下がポイントだと思います。
▫️攻撃はワイドに開く
▫️守備は圧力をかけない
▫️宮崎にロングボールを蹴らせる
▫️ボール保持は左右に回して走らせる
▫️スペースにはぐさっとボールを刺す
▫️

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2024前半|てげ広い、オーソドックスなスタイルで相手陣地を切りひらく|テゲバジャーロ宮崎の解説

第二節 宮崎 vs 福島 の試合からテゲバジャーロ宮崎の特徴をまとめました。

テゲバジャーロ宮崎の歴史と今の状況1965年に「門川クラブ」としてできたクラブチームは、2015年に現在の「テゲバジャーロ宮崎」となった。

テゲバジャーロの意味は、宮崎弁の「てげ(すごい)」とスペイン語の「vaca(牛)」と「pajaro(鳥)」を掛け合わせた造語だ。

2018年にJFLへ昇格すると2021年には現

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2024前半|最強のフィジカルでJ2に挑む福島のリュウ|いわきFCの解説

いわきFCの歴史と現状2012年にできたクラブチームは、2015年にスポーツブランド「アンダーアーマー」の日本支社「ドーム」が親会社になってから力をつけはじめ、一気に地域リーグからJ2リーグまで駆け上がってきた。

2015年から2019年の間、地域リーグで一度も負けることなく優勝。2021年にはJFLで優勝、そして2022年にはJ3優勝を果たした。2023年からファジアーノ岡山とおなじJ2のカテ

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J2でもっとも美しいパスサッカーは相手チームも魅了する|モンテディオ山形の解説

モンテディオ山形の基本情報と現状1984年に山形日本電気のサッカー部として設立された後、1996年にモンテディオ山形という名称に変わった。1999年にJ2リーグがスタートしたときから参加しており、2009年から2011年、そして2015年にはJ1リーグでのプレイも果たしている強豪チームだ。2017年から2019年の間、木山隆之監督も指揮を執っていた。

昨年は、再試合やプレーオフを含んで4度も岡山

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