書かずにはいられなかった木山・村主マジック

時間をかけずに思いついたままぱぱっとスマホで雑に書いちゃいます。
岡山の前半の狙い
宮崎戦での岡山の狙いは、1:1での局面の勝利と宮崎の選手にロングボールを蹴らせて守備の時間を減らして攻撃回数を増やすこと。以下がポイントだと思います。
▫️攻撃はワイドに開く
▫️守備は圧力をかけない
▫️宮崎にロングボールを蹴らせる
▫️ボール保持は左右に回して走らせる
▫️スペースにはぐさっとボールを刺す
▫️攻撃に人数をかけずに局面で勝利する

なので、前半を見た感想の多くは
▫️守備の迫力がない
▫️攻撃にもっと人数をかけるべき
このような感想を抱く人が多かったのかなと思っています。

この狙いは宮崎の選手のスタミナを奪うことにあります。その効果は後半60分以降にあらわれることになり、残り30分を残してほぼ岡山ペースで殴り続けられたのは前半の布石ごあったからです。
相手の疲れ具合を見てユース選手を投入したのは木山監督がしたたかできたね。

最後に「(雨で濡れて重たくて)ボールがよく転がるし、いいピッチコンディションだった」みたいなこと(正確には忘れました)を監督コメントで語っていたので宮崎の選手のスタミナを削る狙いはあったと思います。

岡山として困った点は55藤井が1:1で負けたところぐらいだと思います。宮崎の監督が右サイドにドリブラー20阿野を投入したのも55藤井を狙ったものだと推察しています。
まだ同点だったので、個人的にはここは喜丈さんを投入してくるかと思ったのですが木山監督が55藤井を信頼してそのままピッチに立たせます。

ここで名場面がうまれたのが、72分の55藤井の守備です。失点にも絡むほどボコボコにやられた後にもかかわらず、20阿野の前に大きく立ちはだかり、突破できないと踏んだ20阿野は後ろにボールをさげました。55藤井が宮崎の監督の戦術に勝ったのです。まるで試合中に成長を見せたかのような感動シーンでしたここは。

あともう1点、宮崎の長身フォワードを投入した宮崎に対して岡山も動きます。高さではミスマッチとなる15本山をボランチに上げて18田上を投入して宮崎の高さにも対処します。

後半で宮崎もバテていることから後ろのスペースは狙われないだろうと木山監督の予測もあったと思います。なので5柳と18田上の共演を試したみたというよりかは勝つために必要の采配のはずです。

というわけで、木山監督と村主元監督が宮崎に勝つために戦略と選手交代を用いた試合でした。ハラハラした試合展開だったと思いますが、横綱相撲で岡山が勝つべくして勝った試合でしたね。

はじめてのレビューを読んでいただきありがとうございまきた!

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