突っ走るために悩みきる。”理想の自分”を日々アップデートできる環境【EXestインターンインタビュー③:森原和樹さん】
日本のファンを増やすベンチャー企業・EXest株式会社です。EXest(エグゼスト)では、一緒に働くインターンの仲間を随時募集しています。
この記事では、EXestのインターン業務内容について、先輩インターンさんにインタビュー🎤
今回は神戸大学の森原和樹さんにインタビュー。
サービス利用者を増やすマーケティング・チーム(Oチーム)で、リーダーを務める森原さん。広島県福山市で育ち、農業を営むおじいちゃん・おばあちゃんと会話をするうち、「マーケティングの重要性」を発見したのだとか。
大学在学中、「なんか面白そう」という直感で参加したEXestの商品開発プロジェクト。そこで出会ったEXest代表・中林の姿に感銘を受け、インターンシップへの参加を決意しました。
「考えすぎるより、まずは踏み出してみる」。そんな新しい視点を得た森原さん。EXestでの学びと成長について、詳しくうかがいました。
利用者向けチームでリーダーを担当!
――EXestでは、どんな業務を担当されていますか
EXestのインターンは全員、「Pocket Owners」というサービスの運営にかかわっています(※)。自分はそのなかでも「オーナーチーム」のリーダーを担当しています。
――リーダーに立候補された理由はあるんですか
「どうせ同じ時間を使うなら、リーダーという立場を経験してみたい」と思ったから、というのが大きな理由ですね。
自分の長所でも短所でもあると思っているのが、「覚悟が決まるまで悩みきる」ところです。大事な決定であればあるほど一度トライしてみて、全体を把握し、いいところも悪いところも理解したうえで、突き進みたいというか……。
リーダーとして経験を積むことで、自分の視野やビジネスへの解像度、理解度をもっと高めたいと思ったんです。
――オーナーチームでの業務を教えてください
オーナーチームは、Pocket Ownersの利用ユーザーを増やすために活動しています。
▼オーナーチームが更新しているInstagramはこちら!
今注力しているのは、Pocket Ownersの認知度を高めるための施策ですね。基本的には、Instagram経由で認知度を高めたいと考えています。
――業務内容がInstagram1本と、かなり絞られていますね!
そうですね。何をするべきかは、動き出す前にかなりチームで話し合いました。
もしかしたら、リーダーである僕の「決まるまで悩みきる」「決まったら一直線」という性格が出たのかもしれませんが……(笑)。
現在は、半年間でInstagramの視聴回数を30万回にするという目標を立てています。最終的には週に3-4回の投稿を目指していて、そのためにチーム4人で、キャプションや画像を作っている段階ですね。
EXest、最初の印象は「なんとなく面白そう」
――オーナーチームの業務内容は、マーケティングの側面が大きいと感じました。森原さんはもともとマーケティングにはご興味があったんでしょうか。
そうですね、経済や経営、マーケティングのことを学びたいと思って、大学も経営学部を選びました。
――マーケティングに興味を持たれたきっかけは何だったのでしょう。
うちは、実家の祖父と祖母が農家だったんです。
農業って、人間が生きていくために、絶対に必要な業種ですよね。
こんなにも重要な仕事なのに、農家さんは一般的に「憧れ」の対象になるような仕事ではない。
中学生ぐらいの頃から「どうして、農家の多くが個人経営なんだろう」とか「どうしてこんなに美味しいものを作っているのに、生計を立てるのに悩む農家さんが多いんだろう」と疑問を持つようになってきました。
考えているうちに分かってきたのが、「いくら農家さんが心を込めて美味しい野菜や果物を作ったとしても、それは”売れるかどうか”と直接関係がないことも多い」ということです。
「いい商品を作る」ということはもちろんですが、「いかに売るか」の部分も両輪として考えなければいけない。これが自分にとって、マーケティングを考えだした出発点だなと思います。
――素敵な原動力ですね。Pocket Ownersの業務内容は、農業×マーケティングが学べる環境として最適かもしれないと思いましたが、いかがでしょう。
そうですね。自分はEXestのことを、EXest社が実施していた商品開発プロジェクトで知ったんです。
地方の農家さんが育てている生産物のうち、売り物としては使いづらい「B級品」を使って商品を作り、最終的には実際にアメリカで販売することを考える……というものだったのですが。
それまでも、他の企業や団体が主催するさまざまなイベントの案内はチェックしていました。でも、EXestの商品開発イベントは、何かが違うな、と。
自分がずっと興味のあった農業で、実際の商品を企画して、海外でのマーケティングを考える。これってなんか面白そうやな、と。考えるより前に、体が動きましたね。
――実際にプロジェクトに参加してみて、いかがでしたか
とにかく、学びが実践的でした。
これまで大学で自分が学んできたことを、実践の場でどんどん活かせるというか……。頭で理解することと、実際にやってみることって全然違うし、自分の「ビジネス」に対する解像度ってまだまだ荒かったんだなと思い知りましたね。
プロジェクトに入る前は「実際のところ、ベンチャーってどうなの?」なんて思ってもいたんですが。
実際に内部から見てみたら、事業も安心できる内容でした。
むしろベンチャーだからこそ、プロジェクト全体を任せてもらえて、自分の意見が反映されやすい環境で動けるのは、自分にとって大きなメリットでした。
あとは、代表である中林との出会いが、自分のなかではとても大きかったです。
それまで自分は、社会人、特に起業家の方に、かなり悪い偏見を持っていたんですよね。何者でもない自分のことを馬鹿にしてくるんじゃないかとか(笑)。
でも、中林さんって、自分のような知識がない学生にも、フラットな目線で接してくれるんですよね。
でも「楽しければそれでいい」っていうだけではなくて、きちんと論理的なフィードバックもくれる。
「こういう社会人っていいな」
「こういう人になりたいな」と、素直に思えました。
「お金を理由に、経験を逃すな」。その言葉で一皮剥けた
――EXestにインターンとして参加して、成長したことを教えてください
いろいろあるんですが……。
一番大きなところをいうと、自分の行動パターンの「手札」が増えたことですね。
もともと自分は、何かをする前に、ものすごくいろいろなことを考えてから動きたいタイプなんです。
たとえば友達と遊ぶとき、ボーリングとカラオケ、どっちで遊ぶか考えるとするじゃないですか。そうすると「将来的に自分がビジネスや人生で”活用できる”幅が広がるのはカラオケかな……」みたいに、頭がぐるぐる動き始める(笑)。
決めるのにすごく時間がかかる反面、決めたら迷わず突き進めるので、それは自分の長所だとも思っているんですが。
でも、EXestに入ってみると、代表の中林さんが、すごく軽やかに新しい事業やプロジェクトにトライされて、しかも結果を出している。
これが自分的には衝撃でした。
先日、EXestがアメリカのイベントに出展する機会があったんですが、そのときに、インターンも着いていけることになったんですね。
自分はそこでもやっぱり、行くかどうかずっと迷っていたんですよ。お金もかかるし、英語もあまり喋れない。そんななかで行っても、きちんと払ったコストを回収できるのかが気になってしまって……。
悩んでいる気持ちを中林さんに話したら、「考えすぎてしまうときは、”なんか楽しそう”とか”なんか経験になりそう”ぐらいでも、決めてしまっていいと思うよ」と言われたんです。
「お金を理由に、経験を逃すな」と。
それで吹っ切れて、参加を決めました。
――森原さんのなかに「とりあえず動く」という手札が生まれたんですね。実際にアメリカのイベントに参加されて、どうでしたか?
また絶対に行きたいです(笑)。学びと発見の連続で、本当に行ってよかったなと。
行く前に不安だった英語は、実際もやっぱり、うまく伝えられない場面もあったんです。でも最終的には、何百人もの現地の学生の方々に声をかけて、アンケートにも答えていただいて。
説明もどんどん上手くなっていって、自分に自信が持てましたね。
「とりあえず踏み出してみること」でしか得られない学びも、人生にはたくさんあるんだなと痛感しました。
考えてみれば、EXestとの最初の出会いであるプロジェクトにも「なんか楽しそう」で参加を決めましたしね。
「もっと良くしよう」とみんなで思える文化
――実際にチームリーダーとして動くなかで、悩むことはありますか
今は、チームがスタートして間もないので、そこまで課題らしい課題も出ていてはいないんですが……。
リーダーとして、いろんな方向から考えるべきことはあると思っています。
メンバーの個性や強みを活かすこと、チームとして成長すること、ユーザー獲得の目標も達成すること……。どうすれば両立ができるのか、日々模索しています。
ただ、自分一人だけで抱え込むことはないな、と思っています。
というのも、EXestにはフィードバックの文化があるんですよね。
「こうしたほうが、もっと良くなるよ」と、インターンのメンバーはもちろん、代表の中林さんからも伝えてもらえるんです。みんなからのフィードバックを受け取って、もっといいチームにしたいなと思っています。
――具体的には、どんなフィードバックがあるんですか?
たとえば直近だと、チーム内で「認知を高めよう」という結論に達したときに、中林さんからフィードバックを受けましたね。
「認知ってどういう定義か教えてくれる?」と言われて。
あとは、自信を持って提案したKPIについて「ここってどういう認識?」と問われたときに答えられなかったり……。
どれほど完璧だと思っていても、視座の高い人から見ると、まだまだ解像度が荒い。自分たちのふわふわしていた考えが、中林さんのフィードバックによって一歩ずつ固められていくことを実感しました。
――フィードバックを受けてショックを受けたりはしませんか
うーん……。いや、ありませんね。
中林さんのフィードバックって、単に指摘するだけでなく、「こうやって考えてみたら?」とか、次にどう動くべきかがすごく明確なんですよね。
指摘自体も、抽象的なところが一切なくて、スッと受け入れられますし。
自分も中林さんに習って、リーダーとしてメンバーに気持ちを伝えるときは、「こうしたほうがいいよ」ではなくて、「こうしたほうが良くなるかもと思ったけど、どう思う?」と意見を聞くようにしています。
――メンバー同士ではどうですか?
メンバーからのフィードバックも、やっぱり嬉しいというか、ありがたいですね。
EXestのインターン生は性格の良い人ばかりですし、お互いに信頼しあっているんです。
なので「こうしたほうがいいよ」と言われたときも、攻撃された感じはしないというか……。「良くしたい」と思っている気持ちが伝わってくるから、こちらも真剣に受け止められますね。
フィードバックでなくても、EXestのメンバーは、年齢や経験に関わらず、誰でも自由に意見やアイデアを発言できる空気があるなと感じます。
――少し意地悪な質問ですが……。EXestのメンバーの意欲が高いことで、大学などEXest以外で知り合う人について「レベルが低い」と思ったりすることはありませんか。
思いませんね。
EXestで目的意識を持って過ごすのも楽しいですし、アニメやスポーツを観戦するのも楽しい。
人との交流において、何が正解かを決めたくないんです。
自分はもともと、人間観察が好きなんですよね。
観察をしたうえで「いいな」と思ったポイントについては、どんな人からでも抵抗なく取り入れられるのも、自分のいいところだなと(笑)。
でも、EXestでは、自分一人では絶対に知り合えないような人と出会えたり、社会人としての振る舞いが学べたりもします。
そのたび、世界は自分が思っているよりももっと広いんだと痛感します。出会えた人の数だけ「手札」の数が増えるとすると、やっぱりEXestに所属できたことは良かったな、とも思いますね。
――逆に、EXestはこうなるともっと良くなる、ということはありますか
うーん……。
リモートワークがメインなので、便利な反面、チームメンバーに対面で会う機会がもう少し増えたら嬉しいな、と思うことはあります。
チームとしての一体感が持ちにくいというか……。気持ちが伝わっているのか不安な面もありますしね。
ただ、対面で会える機会は、これからもっと作っていけるんじゃないかなとも思っていて、これについてはあまり不安には思っていません。
将来は、地元・広島県福山市で、得た知識を還元したい
――EXestのインターン生には、起業をしたり、就農されたりする方もいらっしゃいますよね。森原さんは将来のキャリアプランをどうお考えですか
人生において、最終的に成し遂げたいこと、という意味では、自分の地元である広島県福山市に、自分の得てきた知識やスキルを還元したいですね。
福山市って、実は広島県内で2番目の規模がある市なんですけど、あんまり知られていないんですよね……。不憫というか、不遇というか。
いいところがいっぱいあることを、もっとみんなに知ってほしい! と常々思っています。お金の流れも作りたいので、雇用を生み出せる何かきっかけを作れれば嬉しいですね。
まだまだ遠い未来の夢ではありますが、今のうちからできることはしておきたいなとも思っていて。今も、大学近隣の商店街でイベント企画に携わっています。
地方創生の分野にかかわろうと思っている人が、経験全くゼロだと説得力がないだろうと思って(笑)。
ただ、今の段階ではまだまだビジネススキルも知識も不足しています。
卒業後すぐに起業といったことは考えず、まずは企業に所属しながら、自分の知見を深めていきたいと思っています。
一歩を踏み出したい「普通の大学生」は、ぜひEXestへ
――最後に、森原さんの考える「EXestインターンに向いている人」について教えてください
まず思いつくのは、将来に向けて何か一歩を踏み出してみたいけど、具体的に何をするべきか分からない、かつての僕のような人です(笑)。
EXestのインターンは、僕が所属するオーナーチームのようにマーケティングをメインに実施するチームもあれば、人事や営業など、企業に欠かせないスキルを磨けるチームもあります。
メンバーは基本的に「普通の大学生」ですし、特別なスキルや経験がある人も多数派ではありません。
でも、責任ある仕事を任せてもらえて、実際のビジネス現場でスキルを身につけられます! 自分も、EXestに参加したことで大きく自分の殻を破れたなと思っています。
――最後に、インターンになりたい人へ、一言をお願いします!
EXestのインターンは、正直大変なことも多いですが、それ以上にやりがいのある仕事です。
もし、少しでも興味があるなら、まずは挑戦してみてください!
きっと大きく成長できるはずです。
――森原さん、ありがとうございました!
EXestでは、インターンを積極的に募集しています!
EXestでは、一緒にPocket OwnersやWOW Uなどのサービスを盛り上げてくれるインターン生を募集しています。
このほか、EXestではあなたの「こんなことしてみたい」を最大限に尊重します。いつでもご連絡お待ちしていますので、ぜひEXestの公式サイトやWantedlyなどからお問い合わせください!
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