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2022年8月の記事一覧
2022年8月note振り返り
あっという間に月末ですね。
8月ももう終わり。
8月31日と言えば、夏休み最後の日のイメージなのですが、最近の子どもたちは新学期が早いようで、「いい国作ろう鎌倉幕府」が「いい箱作ろう鎌倉幕府」になった時のような侘しさを感じます。
さて、というわけで8月のnoteを振り返ってみます。
今月は後半ぐらいから、週末にnote執筆をお休みにすることにしたのと、長文を強制的に抑えて500字目安で書くよ
ライフタイムリスペクト
自由に使える「ライフタイム」が少ないと、私たちはその時間を刹那的な娯楽に費やしてしまって、勉強や運動などの「重要だけと後回しになりがちなこと」がどんどん放置されることになりがちです。
もちろん「わずかに残った可処分時間も運動や勉強に使いなさい」というのがストイックな人からすれば当然かもしれません。
ただ、事実、多くの人がそれをできておらず、だからこそ「運動習慣を身に着けましょう」とか「日本人は
「仕事と娯楽を往復するだけ」の悪循環
睡眠時間8時間を確保しつつ、「ワークタイム」に10~11時間を費やすと、「ライフタイム」はたかだか5時間程度となってきます。残業がある仕事ならもっと少ない。
その少ない「ライフタイム」の中で、食事や家事、排泄、入浴などをこなすとなると、本当に自身の個性が出せる自由時間はさらにわずかになってきます。
それだけ希少な自由時間であれば、つい娯楽に費やしたくなるのが人情というものです。飲みにいったり、
「ワークタイム」は8時間では済まない
睡眠8時間確保を考慮すると、1日の活動時間は16時間しかない。
その上で「ワーク・ライフバランス」を考えようとすると、キーになるのが労働にかかる所要時間です。すなわち「ワークタイム」ですね。
よく「9時5時」とか「週40時間労働」などと言われるので、1日の「ワークタイム」は8時間のように思ってしまいそうですが、一般的なフルタイム労働者の「ワークタイム」は実際にはもっと多いです。
まず労働基準法
1日は16時間しかない
1日は24時間と思われがちですが、実は16時間しかありません。
というのも、残りの8時間は夜だからです。
トンチのような話ですが、意外と真面目な話です。
本来誰もが「夜に8時間寝る」睡眠時間を確保しないといけない以上、覚醒した状態で活動できる時間は1日16時間と考えることが妥当なのです。
「ワーク・ライフバランス」という言葉は社会的にも十分に定着してきたように思います。
これはこれでとても大
暴論を各個撃破するよりも良い方法
一歳未満の子どもにハチミツをあげてはダメなのはボツリヌス菌のせいというのは知っていたけれど、「ではなぜ一歳になったらあげてOKなのか」が恥ずかしながらわからなかった。実は過去に学んでたのかもしれないのだけれど、すっかり失念していた。
こっそり調べてみると、どうやら1歳未満の子は腸内細菌叢が未熟でボツリヌス菌の増殖を許してしまうかららしい。
なるほど。
おそらく離乳食もそこそこ進んで腸内細菌叢が
言葉はブレーキであり、抑制遺伝子であり。
普段人は理屈なんて考えずに生きている。
言葉なんてなくとも食って出して寝る。人との付き合いも実のところ非言語的なコミュニケーションが主である。
言葉を綴り理屈をこねるなんていわば暇人の所業のようなものであり、特に生活に不満が無いならば、それは時間やエネルギーの浪費のようにも思われる。
しかし人はそうして何の気なしに生きているうちにいつのまにか違和感やモヤモヤが生じることがある。社会によくわからな
医療者も陥りがちな「効果がある→やるべき」論の問題点
昨日は地域枠制度に関連して「効果がある→やるべき」という論法を批判しました。
しかし、地域枠に限らず、この「効果がある→やるべき」という安直な論法はしばしば見受けられます。
残念なことに医療関係者もけっこうやっちゃってます。
たとえば、先日も反健康主義的な著作で知られる大脇氏がいつものごとくTwitterで議論をされてました。
全く詳しくないので江草は小児におけるワクチンのエビデンス自体は分
「効果があるから」だけではただちに「やるべき」とは言えない
地域枠関連の記事を読んでため息をついています。
地域枠制度はより一層推進されていくことが既定路線のようです。
読んでて色々と文句はあるものの一番気持ち悪いのは「地域枠は地元定着率が高いというデータがあるから」としてさらなる推進の根拠とする雰囲気です。
当然ながら何事も「効果があるから」だけでは「やるべき」とは言えません。
とある薬に全生存期間を伸ばす効果があったからといって、それだけでただ