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2017/04~2017/09にかけて書き綴った詩のような。散文のような。
ライターとしてではない。一個人、”私”として書こう。
誰の目も気にしない。私は私の思ったままを、感じ…
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#幸せ
幽霊になった僕。幽霊が見えるあなた。
否定されることも多かった。見下されることも多かった。
僕の心も、生きた道程も、何も知らない。そんな人たちから。
馬鹿にされることも珍しくない。掌を返されることも珍しくない。
僕が何をしたというの。ただ目立たないよう、馴染めるようにしていただけなのに。
嫌われ、嘲笑われ、罵られ。
最初は理解してもらおうともした。
それでも終わらないから、今度は存在を消すようにした。
でも、足らない。変
人間なんて〇〇だから―Side S―
人間なんて、所詮は別々の生き物で。
同じような境遇、同じような経験、同じような立場
共通項を持っていたって、同じ人間にはならない。
誰もが違う考え方を持っていて、
誰もが違うことに魅かれ、
誰もが違うことに怒りや悲しみを覚えて。
駅で電車を持つサラリーマン。
仲間と笑い合いながら登校する学生達。
重そうな買い物袋を下げて歩く主婦。
神社で静かに手を合わせる老人。
誰もが違う人間