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人生の中の一瞬を共にする、一期一会の出会いに感謝
最近、ひとりで山に行くと、誰かに出会い、一緒に登山することがある。その時に感じた一期一会について。
その日に出会った人と一緒に山を登ると、最後の別れ際は、『一緒に登れて楽しかった!じゃあ、また山で(会いましょう)!』と言う言葉になる。私はこれが結構好きだったりする。
熊本はたくさん登山する山があるし、阿蘇くじゅう公園も近い。次はどの山で会えるかな〜って、わくわくして、手を振る瞬間。私はひとりで山に行って、その日その場所で偶然出会った人と、山道を共にするのが好き。
思い返すと、たくさんの一期一会の出会いがあった。私は別れ際の言葉が好き。
山登りのときは『また山で会いましょう!』
海外に住んでいるときは『see you somewhere in the world (世界のどこかでまた会おう)!』
日本で車中泊しながら旅しているときは『また道のどこかで会いましょう!』
素敵なお店に出会ったときは『また来ます!』
『また会う』なんて、本当にあるのかわからない。むしろ、そんな言葉をたくさんかけて、かれられてきて、また会えたことなど、ほとんどない。
不確実であっても、この言葉を言いたくなるのは、また会いたいって思うほど、その一瞬の出会いに喜びを感じ、感謝しているからだと思う。
そして『また会おう!』という言葉は、別れを悲しむのではなく、心がわくわくする別れ方だと感じる。また会えたらいいなあ、と心から思っていながら、手を振る。
名前しか知らない、時には名前さえも知らない、そんな相手と人生の中の一瞬を共にする、一期一会に感謝がわく。毎日のように訪れる、人との出会い。出会いのある人生は美しい。
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