何を手に入れても満足できない、苦しみのループから抜けるために
20代の頃の私は、「後悔しない人生を生きる!」と意気込み、休むことなく働き、時間があればいろんな仕事に手を出して、大金を稼いで貯金しては、貯金が尽きるまで遊びつくす。
そしてまたお金を稼ぐために働く、そんな繰り返しでした。
美味しいものを食べ、友人と大騒ぎして遊び、旅に出たり、海外に住んだり、車を買ったり、アウトドアグッズを買いそろえる。
お金をどれだけ稼いでも、どんなに素晴らしい体験をしても、周りに褒められても、どこか満たされない思いがあり、生きづらさを感じていました。
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「もっと手に入れたい」「なにかを成し遂げたい」「もっと欲しい」「もっと認められたい」などの欲求は、私たち人間に備わっているものであって、だからこそ、ここまで成長してこれた、ともいえます。
でも、もっと手に入れたいのも、高みに登りたいのも、あれが欲しいのも、認めてもらいたいのも、本当の目的は「幸せになりたいから」です。
つまり、私たちはただ幸せになりたい、のです。
だから、求めている自体のものを手に入れることには、そんなに意味がなかったりします。
求めているものを手に入れたくて、仕事したり、お金を稼いだり、勉強したり、恋愛をしたり、買い物をしたり、美味しいものを食べたりをしています。
それらは一時的に私たちを幸せにしてくれますが、また気がつけば不足感を感じて、それらを追いかけます。
あなたも、そんな繰り返しの人生になっていませんか?
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20代の頃の私は、私はまだまだダメだ、という劣等感、自信のなさ、そんな弱い自分を隠そうとする強がり、平静を装うことで出てくる疲労感、満たされない孤独感。
それらは、どれだけ休んでも、気分転換しても、付きまとってきていました。
逃げても、見ないふりしても、ずっと背後にいて、ゾワゾワする感情は膨れ上がっていくばかりでした。
どれだけ欲しかったものも、どれだけなりたかったものも、それを手に入れてたところで、一時的な幸せや満足感しか得られない。
孤独も疲労も劣等感も蓄積していくばかり、と気づいてから、「なんのために生きているのか」「なぜ生きているのか」、わからなくなって生きづらさを感じていました。
でも、どこか生きることを諦めきれない自分がいて、生きる希望を必死に探し続けていました。
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そんなときに出会ったフリースクール。
そこで働きながら私はこどもを通して自分と向き合い、どんなものを外側で手に入れても、私が本当の私を愛してあげないと、本当に幸せになんてなれない、と気づきました。
私が私を知っていくこと、私が私を大切にしてあげること、私が私の心の声を聞いてあげること。
幸せも生きる希望も、外側の世界ではなく、すべて自分の内側の世界にありました。
何を手に入れても満足できない、どれほど満たされても満足できない、この苦しみのループから抜けるためには、自分と向き合う時間を作ることです。
あなたの内側の世界に目を向けてあげることです。
私には何もできないし、何者かにもなれない、もういいよ、もういいからね。大丈夫だよ。どんなあなたも受け入れるよ。
そんなふうに今の自分をまるごと包み込んであげることで、すーっと生きづらさがなくなっていきました。
あれほど背負っていた劣等感も孤独感も疲労感も、なくなっていました。
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あれが欲しい、これが欲しい、ああなりたい、こうなりたいという欲望は、成長のためにも進化のためにも必要なものだと思います。
でも、同時に私たちの欲しがっている「宝」はすでに自分の中に持っていること、今、ここにあること、も同時に知っておくことは、消耗しすぎないように生きていくに大切なことです。
本来の自分で生きること、仕事とも、人とも、自分を開いて本音で付き合っていくこと。
ありのままの自然体の姿で生きること。
その先に私たちが本当に求める幸せや満足感、安心感があります。
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何を手に入れても満足できない、どれほど満たされても満足できない、この苦しみのループから抜けるためには、自分と向き合う時間を作ることです。
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