防災に踊らされない生き方

台風が来ている。細かい数字に関心が無いので、何となく「大きい台風」という程度の認識なのだけど、SNSを見るとみんな凄く騒いでいて、大変そうだなぁ、と思っている。


しかし、素朴な疑問なのだけど、何をみんなそんなに騒いでいるのだろうか？


・物が吹っ飛ぶくらいの大風がきて、衝撃で窓が割れるかもしれないぞ！！

→現代の窓は、養生とかしないのが一番強度が高い。

雨戸があるなら雨戸を閉めるのが良いし、無かったら窓枠に布か段ボール貼っておいて、万が一割れた時に飛び散らないようにしておくのが良いよね。まぁ、カーテン閉めれば十分って話だよね。

【参考】
https://twitter.com/sakai_web/status/1182321363396132864?s=19

https://grapee.jp/743382

https://togetter.com/li/1415581


・断水や停電になるかもしれないから、食料確保！！

→個人が確保できる食料なんてたかが知れてるよね。出来てせいぜい３日だし、そのくらいの食料なら１週間の食料を買いだめして仕込んでおく系の人は特段普段と違う事をするわけではないよね。さらに、３日くらいで復旧しない災害は、自衛隊派遣してもらって炊き出しレベルだよね。こんな時に慌てて食べ物確保してどうすんの？

まぁ、用水としての水をお風呂に溜めるくらいは普段と違うかもだけど、うちは飲水は常備だし、お風呂の水も健康の為に常に張ってあるしねー(これについては、今後改めて書きたいと思う)。

もし本当に災害に対して本気で対策する気があるなら、畑作れ。家畜を飼え。しかも個人でそれをするのではなく、市や地域コミュニティ主導でせよ。コミュニティガーデンの重要性を見直すのだ！という願望( -ω- )

【参考：せせらぎ農園】
https://www.facebook.com/michiyo.sato.10


・火や明かりを確保！！

→暖炉標準装備であれば問題なくね？「電池を買うのだ！携帯の充電をフルにしておくのだ！！」ってやっても、それも付け焼き刃だよね。本気で対策を考えるなら、自家発電・蓄電にもっと本気で取り組むべきじゃない？？「ケーブルテレビ入ってます！インターネット使い放題です！」とかっていうより、「自家発電・蓄電です！」ってアパートの方が、よっぽど頼もしいと思うんだけど。

まぁ、両手が空いた状態で手元が明るいのは便利なのでヘルメットにつける懐中電灯みたいなやつ（これ：https://amzn.to/2VAeBoc ）くらいはあった方が良いと思うけど、あとはガスコンロやバーナーの方が実用的だし、火を起こすサバイバル術を身につけておく方がもっと確実だと思う。


・気圧の変化で爆発するかもしれないから隙間を開けよ！

→車は、運転席側の窓を少し開けておく必要はあるかと思う。家も、今の作りであれば必要だと思うけど、でもそもそも、呼吸をしない風通りの悪い家を設計して作っている事が問題では無かろうか？現代の技術力であれば、今の快適さを維持・向上しながら、昔の自然の摂理に適った生き方・空間を創り出せるんではないだろうか？？最近の建築家の人が「お洒落で素敵な家を作ってくれる人(お金持ちだけが関われる人)」みたいになってるのが何だかなぁ、と思う。

今はまだお金も体力もなくて動けないけど、絶対に天然乾燥した新月材と土壁を使った場所作りをしていくぞー！おー٩(ˊᗜˋ*)و(この事についても、徐々に発信していきたいぞ(ง •̀_•́)ง)


病気や医療的介護が必要な人は話が違ってくる部分はあるだろうけど、基本的には「どんな防災をしているか」ではなく「どんな生き方をしているか」がベースだと思う。その上での必要な防災はあるだろうけど、個人レベルでは特段ここまで大騒ぎするようなことだろうか？放熱性(なのかな？吸収してるのかな？仕組みはわかんないけど、とにかく熱に対応してるやつ)や水捌けの良いコンクリートの道路を整備するとか、遊水地を整備するとか、電線を地下に埋めるとか、そういう防災は今後更に必要になっていくと思うけど、それはもはや行政が関わってくる話だし、選挙行けって話だよね。


どこに住むか、どんな風に生きるか、全て自分の選択なわけで、少なくとも私は、防災に踊らされない生き方がしたいと思う。