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【恥ずかしさは進化するための出発地点】

こんにちは。

Takashiさんです。

今日は

『恥ずかしさは進化するための出発地点』

について考察していきます。

誰しも赤面して大恥をかいたり
不快な氣持ちを味わいたいとは
1ミリも思いたくないはずです。


私は過去に数々の赤っ恥をかき
苦い経験をしてきました。

例えば

「高校生の体育大会で選手宣誓時に
 まさか頭が真っ白になって言葉が詰まり
 周囲からクスクス笑われた事」

「模擬試験の試験監督を依頼された時に
 スーツ姿ではなくカジュアル格好で出向き
 どうしようもない状態になった事」

「付き合っていた恋人の前で
 昔の彼女の名前と言い間違えて
 お説教の挙げく振られてしまった事」
 
etc

記載出来ないような事も
たくさん行ってきました。


どんな事も自信満々に
取り組んでいますが
無惨な結果になっています。


ふと思い出して振り返ると
グギギっとなって
自分の言行を恨みました。

「何で自分は失敗ばかりするのだろうか」

「大舞台で力を発揮出来ずかなり悔しい」

「あああっもう最低最悪だ、何か腹立つ」

etc

ボヤいては呟きを繰り返す
自責の念に駆られていました。


すると嫉妬心が芽生えて
周囲で活躍している人を
羨むようになっていきます。

悪循環に陥っている状態です。


こんな時は
自己防衛と責任転嫁に走り
外部要因に目を向け始めます。

「自分が失敗するのは環境が悪いからだ」

「詳細に連絡していないから誤った判断をするのだ」

「名前くらい間違える事もあるのに怒るなんて酷い」

etc

自分の現状を分析する事は無く
全て周りが悪いの一辺倒になり
何も進展する事はありません。


負のループを繰り返すだけで
問題は解決されるどころか
事態は益々悪化していきます。

自分自身を直視しない限り
上手くいっても向上点を見つけず
現状維持か退化するだけです。


反対に失敗や恥も無く
何事もエスカレーター状態で
右肩上がりに進んでいくと
挫折した時に這い上がれません。

唇を噛み締めて
摩擦と葛藤を抱くような
恥ずかしい体験をするからこそ
殻を打ち破る事が出来ます。


恥をかく事は決して
悪い事ではありません。

むしろ積極的に恥をかき
次に活かす肥やしにして
貴重な体験とする事です。


笑われたり馬鹿にされても
全然構わないのです。

人間性と器量を備えた方は
他者が失敗したところを見て
大笑いして見下したり
軽蔑したりする事はありません。

自分事として捉え
困っている人に手を差し伸べて
応援しようとします。

人の振り見て我が振り直せです。


さらに恥ずかしさを経験する事で
相手の氣持ちに寄り添って
思いやりと共感が
身に付くようになります。

恥は進化向上するための
貴重な財産でもあります。


故野村克也さんが
その事を物語っています。

恥をかき続けた27年間を終わってみて、
「人間は、恥ずかしさという思いに比例して進歩するものだ」と、気がついた。
それが「修行」。「恥ずかしい」と感じることから進歩は始まる。

27年間の現役生活を振り返って。

野村克也名言集

プロ意識とは、「恥の意識」と同義語である

「プロ意識とは何か?」野村が選手たちに問い続けてきたことである。
プロ意識とは、「恥の意識」と同義語。
プロとは、「プロとして恥ずかしい」「プロとしてのプライドが許さない」
という意識を常に持っていなければならない。
この恥の意識こそが、成功のカギになる。

野村克也名言集

人間はどん底まで落ちれば、考え方が変わる

心地よいヌルマ湯に浸かっていれば、いつまでもそのままだ。

野村克也名言集

とことん凹む人間は、見込みがある

鈍感な人間というのは、感動したりショックを受けたりすることが少ない。
とことん凹むということは、感性が鋭いということである。
これは、どんな仕事においても大切な要素だ。

野村克也名言集

恥をかく事は
自分を大きく飛躍させる
出発地点になります。

出発地点が無ければ
到達地点もありません。


恥をかかないように
綺麗に歩もうとすると
苦労を経験しないので
再起出来なくなります。

恥を大いに歓迎して
自分のスキルを最大限に
高めていきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたが今まで
大恥をかいたエピソードを
ぜひお聞かせください。

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