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【色眼鏡を外せば無限に飛躍出来る】

今日は『色眼鏡を外せば無限に飛躍出来る』
についてお伝えしていきます。

人は皆それぞれ

「信念」

「常識」

「価値観」

「世界観」

「固定観念」

etc

たくさん持っています。


例えば

「自分の信念に基づき、必ず目標を達成したい」

「ルールを逸脱して赤恥をかき、大きなは失敗したくない」

「熱い情熱を持って取り組めば、注目を浴びて人気者になれる」

「会社の決まりとは言え、スタッフに伝える事で嫌われたくない」

「自分の世界観を強く打ち出して、周囲に影響を与えたい」

「同調圧力で脅かされて、自由な発想を奪われたくない」

etc

何かしらの動機があります。


中でも自分が重視している

「アイデンティティ」

「世界観」

「価値観」

「信念」

これらは極力変えたくない
という強い思いがあります。


なぜなら人は

「私は知っている」

「私はその意見に反対だ」

「私は正しい」

「私は絶対に損したくない」

etc

「私は○○」
という発信をするからです。

「私は○○」と決めつける事で
物事をカテゴリー別に分けて
制限をかけています。


背景として考えられる事は
「色眼鏡」をかけている為です。

「色眼鏡」とは
「偏見」(バイアス)です。


世の中は全員一緒ではなく
十人十色です。

しかし、現実社会では
同一視する傾向があり
自分と違った人、モノ、コトは
軽蔑や排除する動きも見られます。


眼鏡のレンズに
色をつけて見通せば
染まった色のまま解釈します。

「主義」

「思想」

「イデオロギー」

etc

真面目に思える考え方や
着眼点こそ妄信しがちです。


人間の利点であり特技でもある
人間脳(論理)が発展し過ぎると
行き過ぎた発想に偏っていきます。

まさに今日の世界が
物語っています。


表向きはカッコつけて
より良い社会の為に寄与すると
豪語しておきながら

実際にやっている事は
真逆の自己満足による
コントロールゲームです。


「私は○○」は
非常に危険な事です。

「私は」と言った瞬間に
運命を決めてしまいます。


個人に関係なく
会社や国でも同じです。

「私の会社は」

「私の組織は」

「私の国は」

よく見聞きすると思われます。


「私は」もさることながら
「私達は」と称すると

大きな単位で一括りにして
自己責任から逃れています。

自己防衛がより一層
強固になった状態です。


名詞を使うと
断定する癖がつきます。

よって動詞を使うほうが
固定観念に陥りにくいです。


多くの人は誰でも

「自分は正しい」

「自分は知っている」

と思い込んで間違いを
認めたくないものです。


もし自分が信じてきた事が

「覆される」

「否定される」

「邪険に扱われる」

etc

と言った状況になれば
怒りや悲しみと言った
ネガティブな感情が
こみ上げてくるでしょう。


しかし、間違いを認める
もしくは直視しておかないと
作話と言い訳をして
同じ間違いを繰り返します。

過去に失敗して恥をかいた事
辛く思い出したくない事も
受け入れて認める事で
次に進めます。


「反省」ではなく
「内省」して向上点を見出し
新しい次元に昇華する事です。

『反省より向上する』参照。

レンズが曇ったままでは
何も見えない状態で突き進んで
最悪大ケガをし兼ねないです。

特に

「自分らしく」

「ありのままに」

響きの良いフレーズに酔いしれて
暴走する事は避けたいところです。


『自分らしさを捨てる』参照。

「自分らしく」と表現する事は
「自分らしく」見えるだけで
「自分らしくない」状態なのです。

「○○らしく」は必ず
外部によるミラーニューロンの
影響を受けています。


軸はあるようで
実はないのです。

99.9%以上は
他人や周囲からの影響です。


裏を返せば好きな様に
変える事が出来ます。

環境の力は大きいです。


私も武士道精神&侍魂は
剣道の師範による
影響を受けています。

まさに「守破離」であり
心技体の一致を
基軸にしています。


重要な観点は
自分の核となる軸を持ちつつ
臨機応変に変化させて
バージョンアップする事です。

ずっと同じ視点で俯瞰していては
現状維持のまま何の変化もありません。


状況によっては
真逆の決断をする事も
考慮する必要があります。

その時に

「信念は絶対に変えたくない」

「そんな事はあり得ないから嫌だ」

「私の考えは完璧だ、落ち度はない」

と「色眼鏡」をかけて
頑固一徹になると
最悪の事態になる可能性が
待ち構えています。


むしろ一貫性を持たずに
融通を利かせておくほうが
冷静に賢明な判断を下せます。

当時は一所懸命に思考して
取り組んでいた事も
時代の流れと共に
変わる事もあります。


ひょっとしたら真逆の概念が
良い方向に導くかもしれないと
グレーゾーンを用意しておく事で
柔軟性に富んだ発想が出来ます。

「色眼鏡」を外して
あらゆる分野に視野を
広げていきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたにとって
「色眼鏡」と思う事を
教えてください。

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