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noteから2024年のまとめが届きました

noteから2024年のまとめが届きました

noteから2024年のまとめが届いた。
この手のまとめってどこから始まった文化なのだろうか。"Spotify"は結構前からまとめをくれている気がする。"YouTube"は最近だよね。去年から?多分。
"Amazon music"は使っていないので分からないが、Spotifyよりは後だろうか。

こういうまとめは好きだ。1年の詳細な記憶などないし、まとめを見ても大して思い出せないのだけど、1年生き

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渡辺莉奈さん

渡辺莉奈さん

※オタクが通ります。注意してください。

昨日、電車に乗ったら、向かいの席に15~6歳くらいの女の子が座っていた。白いTシャツに黒のハーフパンツ、髪はポニーテールで、前髪はアイドルのように綺麗に揃っていた。わたしは心の中で「渡辺莉奈ちゃんに似ているなぁ」と思った。じろじろ見ていてはいけないのでわたしはスマートフォンに視線を落とした。

渡辺莉奈さんは日向坂46のメンバーで、グループ最年少の15歳だ

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【7月】ALWAYS MIDNIGHT. WW【月次報告】

【7月】ALWAYS MIDNIGHT. WW【月次報告】

コインランドリー
7月31日

7月が終わる。わたしは今コインランドリーにいる。実家に住んでいるのにコインランドリーにいる。家にはもちろん洗濯機がある。もちろん。
だけど、わたしはいつもコインランドリーで洗濯をする。何故か。

わたしは生粋の「粉勢」だからだ。生まれた時から36歳の現在まで、アトピー性皮膚炎でわたしはかさぶた、皮脂などの粉を排出し続けている。
目覚めたときにはベッドは粉まみれになっ

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アンミカさん小藪さんゲスト回のあちこちオードリー「宗教すぎる」

アンミカさん小藪さんゲスト回のあちこちオードリー「宗教すぎる」

アンミカさん小藪さんゲスト回の『あちこちオードリー』が面白くて5回見た。

特にコンプレックスの話が面白かった。
アンミカさん「講演会をよくやらせてもらうんですけど、初対面の隣同士の席の人で5分間話をしてもらってお互いに素敵なところを3つずつ挙げてもらったら9割9分コンプレックスが褒められる。」
自分のことは見飽きてしまう、自分に慣れてしまっているから突出した自分の個性が嫌になってしまう。だからそ

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あの日わたしは堂本剛さんのアルバム「Coward(臆病者)」そのものだった

あの日わたしは堂本剛さんのアルバム「Coward(臆病者)」そのものだった

音楽が好きだが(大規模な)ライブには人生で3回しか行ったことがない。
人混みが苦手で、すぐにパニック発作を起こしてしまうので『間近でアーティストの歌を聴きたい』よりも『人混みに行きたくない/パニック発作で周りの人に迷惑をかけたくない』が勝ってしまう。
パニック発作にかかったときはなるべく横になり、膝を頭より上にしたい。そうなると医務室的な場所まで行かなければならないが一人で医務室まで行く余裕がない

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わたしが春日俊彰になった日

わたしが春日俊彰になった日

我らがドケチ隊の長、土足厳禁支払い現金一括ゲレンデオーナー、味玉は嗜好品、春道、春日俊彰。

彼は令和テレビ出演本数ランキングで3位に入る令和の視聴率男であるが(※諸説あり)、出演番組においてお茶の間の奥様方まで引かせてしまうその「ドケチ」は、決してビジネスやキャラで"や"っている訳ではない。
そこには性癖にも似た根深い独自のこだわりがある。彼のお金への執着心は一般のものとは大きく異なる。

貯金

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オドハラが100年続きますように

オドハラが100年続きますように

かっちりとしたエッセイを書こうと思って机に向かっていたのだけど、100文字くらい書いただけで情緒が終わって頭がおかしくなりそうになったので諦めて昨日のオドオドハラハラの感想を書きます。

木曜9時に時間帯が移動になってオドハラは確実におもしろくなった。8時台のときもおもしろかったし、TVerの普及等でテレビをリアルタイムで見る人が減った2024年現在において8時から9時になったからと言って何か変わ

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若林さんのドロップキックは美しい

若林さんのドロップキックは美しい

先週のひなあいで若林さんが春日さんにドロップキックしていた。若林さんのドロップキック久々に見た。
若林さんのドロップキックは美しい。動きに無駄がひとつもない。打点が高くどの場面を切り取っても絵になる。膝のことは心配だけど若林さんのドロップキックをいつまでも見ていたい。
じじいになっても春日さんにドロップキックしていてほしい。「おーい!蹴るなよ!」と今よりもっと目尻の皺がくっくりしたじじいの春日さん

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水を飲んでおいしいと思えたら

水を飲んでおいしいと思えたら

サカナクションの山口一郎さんが鬱病と戦っていることを知ったのは昨日だった。何かしらの病気で活動が止まっていることは知っていた。それ以前に突発性難聴とヘルニアに罹っていたのは知っていた。わりかし病気の多い人だな、と思っていた。わたしも普通の人より病気が多いので仲間だな、くらいの認識だった。
(NF OFFLINEで歌った「忘れられないの」が好きで“文章を書きながら聴く音楽リスト”に入れてある。)

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未来を見つめるKHさんの瞳

未来を見つめるKHさんの瞳

日本で生き残る選択をしたKHさんとSOMちゃん

という記事をnoteで書いたのが2022年の12月なので、1年半くらいの月日が経った。

KHさんたちは日本に住みはじめて2年目に入るらしい。
吉祥寺でお花見デートをしている動画がYouTubeにあがっていた。SOMちゃんかわええ。

わたしは今年桜をまだちゃんと見れていないので2人の方がよっぽど日本人らしい行動をしている。

KHさんは仕事がある

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No one compares

No one compares

わたしは歌手として東京ドームに立つのが夢でした。

先月のいつくらいだっただろう。母親に「今日カラオケに行ったのよ」と報告された。
「お父さんと?」とわたしが聞くと少しだけ照れくさそうに「そう」と言った。

「何か歌えた?」と聞くと、ポケットから小さいメモ用紙を取り出してわたしに渡した。
そこには10曲ほどの曲名が書いてあった。母と父がそれぞれ歌った曲と一緒に歌った曲だ。(何の曲が書いてあったかは

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腐りかけのわたしと橋本奈々未さん

腐りかけのわたしと橋本奈々未さん

家族(両親)との関係はそれほど良くない。高校を卒業してすぐ実家を離れ、10年間外で好き勝手に暮らした後に精神を壊して帰ってきたのだから良好な関係を築くのはなかなか難しいだろう。

帰ってきたばかりの頃、わたしはずっと寝ていた。たまに起きるとチョコレートを大量に食べて、体重は45キロくらいしかないのに奇妙にお腹だけ張っていた。戦地にいる栄養失調の子供のようだった。

わたしはベッドでじっとしながら天

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おたけ

おたけ

わたしがアイドルという職業の人で初めて好きになったのはKinKi Kidsの堂本剛さん。2人目は元乃木坂46の伊藤万理華さんだった。
わたしはスタンスとして「推し」をたくさん作ることをあまり良しとしないので、小学生の頃から堂本剛さん、2016年頃から伊藤万理華さんを推していて、この2人以外を「推し」と認めることはないんだろうなぁと思って過ごしてきた。

堂本剛さんと伊藤万理華さんにはなんとなく共通

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「春子さんへの手紙」

さっきパソコン内のWordファイルを整理していたら、友達からもらった手紙の返信のデータが残っていた。
「〇〇さんへの手紙」というタイトルで日付は2020年12月9日となっている。

果たしてこの手紙、わたしはちゃん返事したのだろうか?
すぐ記憶を失くしてしまう人間なので全く覚えていない。本人に聞くという手もあるがさすがに失礼すぎる気がする。わざわざ手書きで書いてくれた手紙の返信をしたか覚えてないっ

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