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現代社会 / Veile Creative

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生々流転するテクノロジーに翻弄される現代社会を考察。
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#アジア

アジアの次に来る地域「アフリカ」

アジアの次に来る地域「アフリカ」

2018年から2022年の間に、最も経済成長した国はどこなのか、答えから言うと2015年にエクソンモービルが石油資源を発掘したガイアナ(南米)が1位となっている。ガイアナの名前を聞いたことがある人は少なくないかもしれないが、それがどこにあるのかまで知っている人は少ないのではないだろうか。そのうえで、ここ最近の経済成長著しい国はどこに多いのかもなんとなくしか知らない人が多いだろう。

すでにアジアの

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いわゆる「成長センター」は今どこにあるのか?

いわゆる「成長センター」は今どこにあるのか?

急落する東アジアの出生率

日本はおろか、韓国や台湾、中国など東アジアの出生率の鈍化に歯止めがかからない。この状況は極めて特異といえるもので米国でもアジア系の出生率だけが突出して減っている。ヒスパニックや黒人、欧米系の人種に至ってはアジア系よりもはるかに高い出生率を保っている。

出生率の低下が招くことの一つとして挙げられるのが世界の成長センターの変遷である。人口が多ければ、なおかつ若い人が多けれ

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韓国学歴社会:SKYはまだ健在か?

韓国学歴社会:SKYはまだ健在か?

韓国の学歴社会っぷりは日本でも報道されるほどに過酷なものとなっています。このことは特段深堀しなくても想像はつくでしょう。韓国では、生まれた時から受験戦争が始まっており、どこの高校に入り、どこの大学を出たかで人生が決まるとまで言われています。

韓国の受験勉強については個人差があるのは当然ですが、その苛烈っぷりは個人の勉強時間だけではどうにもならないともいわれています。なぜなら、ここでいう勉強とは大

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イスラム国家・マレーシアに思うこと

イスラム国家・マレーシアに思うこと

マレーシアと聞いてイスラムという単語が思い浮かぶ人は、意外にマレーシアについて理解があるのかもしれません。マレーシアは東南アジアの中でも多くの人種が暮らしており、イスラム国家の中で最も民主的とされています。

東南アジアに位置するため毎年乾季雨季がやってきて、毎日のようにスコールが鳴り響き、毎朝アザーンがこだまします。インドネシア・スマトラ島が目と鼻の先にあるため、そこで行われている焼き畑?の影響

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