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『7つの習慣』でキャリアを刷新:ミレニアル世代とZ世代への新しいアプローチ(前編)- メンターの「あんちょこ」シリーズ #26

ダイアリー式メンター Hara が主にメンタリングにまつわる話題をあれこれときどき発信するシリーズ。今回は『7つの習慣』とキャリア開発のアプローチや戦略について。

ミレニアル世代とZ世代への特別なガイド:『7つの習慣』を用いたキャリア開発戦略。本記事では、スティーブン・コヴィー氏の不朽の著作を基に、積極的な自己主導、明確な目標設定、そして効果的なタイムマネジメントの重要性を探求します。キャリアを刷新し、新たな成功を目指すミレニアル世代とZ世代のあなたに、実践可能なヒントとコツをご紹介します。




『7つの習慣』でキャリアを刷新:ミレニアル世代とZ世代への新しいアプローチ(前編)


スティーブン・コヴィー博士著 キングベアー出版


現代のビジネス環境は、AI技術の急速な進化により、前例のない速度で変化しています。特に、ミレニアル世代とZ世代のビジネスパーソンにとって、このデジタルファーストの世界では柔軟な思考と迅速な適応が必要不可欠です。

生成AIの進展と共に、自己成長と個人的な効率の向上はこれまで以上に重要になっています。自律性を高め自らのキャリアを形成するためには自己管理能力と長期的なビジョンが欠かせません

7つの習慣」は、変化の激しい現代においても、ミレニアル世代とZ世代が直面する職場の挑戦を乗り越えるための堅固な土台を築きます

本記事では、どのようにして「7つの習慣」を活用して変化をチャンスに変え自己実現を達成するかについて探ります。特にデジタル時代におけるキャリア開発のための実用的なアプローチと戦略をご紹介します。

※ 前編:習慣1から習慣3 後編:習慣4から習慣7



「7つの習慣」とは


著者のスティーブン・R・コヴィー博士がアメリカ建国以来200年分の成功に関する文献を研究した結果、直近の50年は表面上の知識やテクニック、つまり個性について書かれたものが多くを占めていました。それに対して最初の150年は誠意・謙虚・忍耐・勤勉など、人間の内側にある人格についてのものが多かったのです。

コヴィー博士は成功つまり欲しい結果を長期的継続的に得るためには原則があると考えそれを体系的にまとめたのが『7つの習慣』なのです。

そして7つの習慣には非常に重要な概念があります。それが「インサイド・アウト」です。これは、自分自身の内面から始めるという意味です。つまり、課題や問題が外にあると考えるのではなく、自分自身の中にあると考え、自分のパラダイム(ものの見方)、人格や動機を見つめることから始めるということです。  
 
第1の習慣:主体的である
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
第4の習慣:Win-Winを考える
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣:シナジーを創り出す
第7の習慣:刃を研ぐ     

FranklinCovey Blog から一部抜粋『「7つの習慣」とは?全体像とそれぞれの習慣について解説』


7つの習慣」について、より詳しく知りたい方は 


「7つの習慣」は「フォーブス」「プレジデント」「ダイヤモンド」など、有力雑誌がそろってとりあげるほど、ビジネスパーソンの間でも名著として読みつがれています。目先の結果でなく長期的に変化をおこし続けたいという人にはお勧めです。スティーブン・R・コヴィー氏は、成功の定義を「得たい成果を得続けること」としています。 



習慣1: 主体的である/積極的であること


自己主導性と積極的な態度は、キャリアの成功に不可欠です。現代の職場では、単に指示に従うだけではなく自らの行動を選択し積極的にチャンスを追求することが求められます。これには、自分の行動や結果に対する責任を自覚し、挑戦的な状況でも前向きに対応する能力が含まれます。

実践可能なヒントとコツ

毎日の目標を設定し、積極的に達成する。
自分の反応をコントロールし、挑戦的な状況にも前向きに対応する。
自分のキャリアと成長に主体的に取り組む。



新たな方法 新たな習慣 新たな成功へ



習慣2: 終わりを思い描くことから始める/目的を持って始める


成功するキャリアは、明確なビジョンと目標から始まります。自分がどこへ行きたいのか、何を成し遂げたいのかを知ることで、日々の行動に意味と方向性が生まれます。これには、自分の価値観や長期的なキャリア目標を定義し、それに基づいて具体的な行動計画を立てるプロセスが含まれます。

実践可能なヒントとコツ

個人のミッションステートメントを作成し、定期的に見直す。
目標をSMART(具体的、測定可能、達成可能、関連性、時間制限)基準に基づいて設定する。
目標達成のためのアクションプランを作成し、定期的に進捗をチェックする。



習慣3: 最優先事項を優先する


効果的なタイムマネジメントの鍵は重要性に焦点を当てることです。緊急ではないが重要なタスク、例えばスキルアップや戦略的ネットワーキングは、キャリア成長に不可欠です。

習慣3は、日々の緊急タスクに追われる代わりに、長期的な成果を生み出す活動に時間を割り当てることの重要性を強調します。特にデジタル時代には、継続的な学習と適応が成功の鍵です。

この習慣により、ミレニアル世代とZ世代は、単に緊急な仕事に対応するだけでなく、自らのキャリアと成長を戦略的に構築する力を育てます効率的な仕事の進め方と将来に投資する時間の確保が、デジタル時代におけるキャリア成功への道を開きます。

実践可能なヒントとコツ

重要かつ緊急なタスクを特定し、優先的に取り組む。
日々のスケジュールを計画し、時間を効率的に使う。
優先順位が低いタスクは適宜委任または延期する。



メッセージ(前編)


ミレニアル世代とZ世代が直面する現代の職場環境において『7つの習慣』の初めの3つの習慣、つまり、積極的な姿勢でチャンスを捉え明確なビジョンに基づいた目標設定を行いそして日々の活動において最優先事項に焦点を当てることは、成功への道を切り開く鍵です。

これらの習慣を身につけることで、あなたのキャリアはより明確な方向性を持ちより充実したものになるでしょう。


わたし自身の経験からもう1つ提案を加えるとしたら
特にZ世代の皆さんはまず初めの3つの習慣を粘り強く身につけていきましょう。修羅場のような先の見えない、困難な状況にあっても、きっとコンパスのようにあなた自身にとって最善の方向を示し、プロテクターのようにあなたを守る力が育まれていくでしょう。


次回の後編では、更なる習慣、習慣4:Win-Winを考える、習慣5:まず理解に徹し、そして理解される、習慣6:シナジーを創り出す、習慣7:刃を研ぐを探求し、ミレニアル世代とZ世代のキャリアと自己成長にどのように貢献するかを探求します。7つの習慣を通じて、自分自身の可能性を最大限に活かすことが期待できます。



いかがでしたか?

次回もお楽しみに!(何かヒントやきっかけになればうれしいです)

with all of my thanks and friendship💛



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