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『7つの習慣』でキャリアを輝かせる:ミレニアル世代とZ世代への新しいアプローチ(後編)- メンターの「あんちょこ」シリーズ #27

ダイアリー式メンター Hara が主にメンタリングにまつわる話題をあれこれときどき発信するシリーズ。今回は「7つの習慣」を通してキャリアと自己成長について。

ミレニアル世代とZ世代の皆さん、『7つの習慣』を通じて、キャリアを次のレベルへと押し上げませんか?後編では、Win-Winの関係構築、効果的なコミュニケーション、チームのシナジーの創造、そして自己成長の持続に焦点を当てます。これらの習慣は、現代の職場で成功するために必要なスキルとマインドセットを提供し、皆さんのキャリアを豊かにします。自己成長と職場の生産性を両立させることにより、ワークエンゲージメントの向上が期待できます。効果的な戦略と実践的なヒントとコツを通じて、自らのキャリアの輝かせ方を粘り強く身につけていきましょう。






『7つの習慣』でキャリアを輝かせる:ミレニアル世代とZ世代への新しいアプローチ(後編)



スティーブン・コヴィー博士著 キングベアー出版


第1の習慣:主体的である
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
第4の習慣:Win-Winを考える
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣:シナジーを創り出す
第7の習慣:刃を研ぐ

前編:習慣1から習慣3 後編:習慣4から習慣7


7つの習慣」について、より詳しく知りたい方は



前編では、個人の成長とキャリアの発展に必須な、積極的行動、目的意識、そして優先事項の設定に焦点を当てました。後編では、さらに深いレベルでの人間関係の構築コミュニケーションスキルの向上チームワークの強化、そして継続的な自己改善について探求します。これらの習慣は、デジタル時代のビジネス環境で求められる柔軟性と革新性を育むために不可欠です。



習慣4: Win-Winを考える


Win-Winのマインドセットは、協力的な関係構築と共通の成功を目指す姿勢の基盤です。この考え方では、個人の目標と他者の目標が互いに支え合い、共に高まることを重視します。

職場でのネゴシエーションやチームワークでは、自分の利益だけでなく他者の成功も念頭に置くことが重要です。例えば、チームプロジェクトにおいて、各メンバーの強みを活かし、全員が成功を享受できるような戦略を立てることが、Win-Winの関係を構築する一例です。

実践可能なヒントとコツ

異なる意見や背景を持つ人々と積極的に関わり、共通の利益を見つける。
他者のニーズや目標を理解し、双方にとって有益な解決策を提案する。
競争ではなく協力を基本とした関係を築く。



習慣5: まず理解に徹し、次に理解される


コミュニケーションの効果は、相手を理解することから始まります。効果的なコミュニケーションスキル、特に傾聴は相手の意見や感情を深く理解するための鍵です。

この習慣では、まず相手の立場や考えを深く理解しその後自分の意見を伝えることを目指します。たとえば、チームミーティングでは、まず他のメンバーの意見を聞き、それに基づいて自分の考えを述べることで、より有意義な対話が生まれます。このような相互理解は、信頼関係の構築と効果的なチームワークを促進します。

実践可能なヒントとコツ

積極的なリスニングを実践し、相手の立場や意見を真摯に理解する。
自分の考えや意見を明確かつ尊重を持って伝える。
対話を通じて信頼関係を築き、共感を生み出す。


傾聴/聴く力のスキルを身につける詳細は第6回~第12回をご参照ください



スティーブン・コヴィー氏は「私がよく受ける質問」の章において『「7つの習慣」の中で身につけるのが一番難しいのはどれでしょうか?』の問いに対し「第5の習慣ですね。とても疲れているときや、自分が正しいと確信しているときなどは、本気で相手の話を聴こうとしてもできません。聞くふりをすることさえあります。理解しようと思って聴いているのではなく、どう返答しようか考えながら聞いているのです。これではいけません。」第5の習慣が最も重要であり、最も難しいと答えています。

「完訳 7つの習慣 人格主義の回復 」新書判 P628 キングベアー出版


第5の習慣でもわたしが大切にしていること「マイ・ルール」
・失敗してもまた挑戦
・自分のペースで継続
・小さな進歩も楽しみ

闘病生活中タフなリハビリで得たわたしの教訓から



対話と協力の力



習慣6: シナジーを創り出す


チーム内の多様性を利用して創造的なアイデアや解決策を生み出すことがシナジーの創造の核心です。異なるスキルセット、経験、視点を持つメンバーが協力することで、個々の能力を超えた成果が生まれます。

イノベーションや共創のプロセスでは開放的な思考と柔軟性が重要です。たとえば、ブレインストーミングセッションでは、あらゆるアイデアを受け入れ、それらを組み合わせてユニークなソリューションを開発することができます。

実践可能なヒントとコツ

異なるスキルや視点を持つチームメンバーと協力し、共通の目標に向かって努力する。
新しいアイデアやアプローチを歓迎し、チーム内の創造性を刺激する。
柔軟性を持ち、新たな挑戦に対してオープンな姿勢を保つ。



習慣7: 刃を研ぐ


自己成長と継続的な学習は長期的なキャリアの成功と個人的な満足に不可欠です。この習慣は、自己啓発に時間を割くことの重要性を強調します。たとえば、新しいスキルを学ぶためのオンラインコースへの参加や、業界関連の書籍の読書、またはプロフェッショナルなネットワーキングイベントへの参加などが挙げられます。

また、ワークライフバランスの維持は精神的身体的健康を保ち長期的な生産性を維持するためにも重要です。定期的な運動、趣味への時間、家族や友人との時間など、自分をリフレッシュさせる活動に意識的に時間を割り当てることが重要です。

実践可能なヒントとコツ

定期的に自己反省し、自分のスキルと知識を向上させるための計画を立てる。
ワークライフバランスを意識し、自己ケアとリラクゼーションの時間を確保する。
継続的な学習をライフスタイルの一部として取り入れ、新しい知識や技能を積極的に学ぶ。



メッセージ(後編)


Win-Winの関係構築効果的なコミュニケーション創造的な協働、そして自己の成長に向けて意識的に時間を割くことは、ミレニアル世代とZ世代のビジネスパーソンにとって、デジタル時代のキャリア構築における柔軟性と革新性を育むため非常に有益です。

対話と協力の力を最大限に活用し、より効果的なコミュニケーター、協力的なチームメンバー、そして継続的な学習者として成長し、キャリアと個人生活の両方で成功を収めることができます。

7つの習慣』が提供する智恵と戦略をじっくりと実生活に取り入れることで、あなたのキャリアをさらに発展させることができるでしょう。さぁ、自己成長の旅をゆっくり楽しみましょう!



付録:社会的・職業的自立、社会・職業への円滑な移行の力



いかがでしたか?

次回もお楽しみに!(何かヒントやきっかけになればうれしいです)

with all of my thanks and friendship💛



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