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「メルロ=ポンティの身体論」――<行動>の構造から<可逆性>へ        

※以下は、①2010年1月に都内医療系教育機関の教員を対象として実施した。(上記写真画像は筆者が90年代に鈴木泉氏、檜垣立哉氏、林正憲氏等と ドゥルーズ差異と反復』等の原書自主ゼミを行った嘗ての慶応大学大学院棟)

「メルロ=ポンティの身体論」紹介発表全体のレジュメ及び②拙論「患者に対する介入実践の倫理学序論――「メルロ=ポンティの身体論」から出発して」のアブストラクト及び第1章・第2章(一部改変)を記載する。なお、筆者は学部学生時代から主たる研究対象としてメルロ=ポンティの主要著作における該当箇所を原書の仏語と対照している。

まず以下にレジュメ(key words)を記載する。

「メルロ=ポンティの身体論」レジュメ(key words)

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