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【GitLab Connect Japan 2024】日本流DevOpsを考えるイベントに参加してみた!

はじめまして、デブオプスリードカンパニー営業の村山です。
2月7日(水)に開催されたGitLabJapan様主催の「GitLab Connect Japan 2024」イベントへ参加してきました。
DevOpsは世界的には広く浸透していますが、日本ではまだ進んでいない現状があります。

DevOpsを実現するためのツール・サービスは世の中に様々ありますが、今回はGitLab Japan様が主催され、

  • 米国GitLab社メンバー/日本法人メンバーの方からDevOpsのあり方やGitLabの紹介・新機能について

  • 現在GitLabを導入し社内のDevOpsを推進している企業様の事例

  • GitLab公式パートナーとして日本国内にDevOps推進をしている企業様からソリューション紹介

の3部構成のイベントとなっておりました。

イベントの様子

DevSecOpsを推進していく上での問題点と進め方

GitLabではDevOpsだけではなく、セキュリティ概念を加えた「DevSecOps」を推進していくため様々な機能の追加を行なっています。最近、注目の集まっているAI機能を搭載したGitLab Duoの紹介や、DevSecOpsの重要性について多くお話されていました。

アジャイル開発を進める際には、「Shift Left」の概念が極めて重要です。
また、様々なツールが存在する中で、GitLabはほとんどの機能を統合し、これによって統一的に管理できることがリスク対策にもなるとのお話がありました。

特に印象的だったのは、日本企業とグローバル企業の文化のギャップのお話。
日本企業は、コミュニケーションを重視し、とにかく会話すればいいという文化があるが、グローバル企業では「会話はリスク」という文化がある。これは、会話は情報が伝わりにくくコミュニケーションロスが発生しやすいためグローバルでは極力避ける傾向があること。

また、日本企業はアジャイルな進め方を採用しているものの、進捗が毎回赤信号で止まり青になるまで進めないことが多いが、グローバル企業ではこのような遅れを防ぐよう事前に「Shift Left」の考え方を取り入れ進めている等。

だからこそ日本企業はこれらの文化を変える必要があり、同時に変えられない部分においては、日本独自のDevSecOps文化を築いていく必要があるところがとても心に残りました。

私自身もチャットやSlackで話すより、会話したほうが早いという昭和的な考え方のため非常にグサッとくる内容でした・・・。

会場のスライド

DevSecOpsを実現する上でどうやってループの仕組みを構築するか、というパターンの考え方も非常に参考になりました。確かにそれぞれに特化したツールを使うというのもひとつの正解ですが、統一プラットフォームを導入することで全体の最適化が可能になり、それによってループの維持も図れます。
この内容は、開発領域だけの話ではなくDX推進を進めていく上でも、多くの企業に当てはまる内容と感じました。

上記以外にも、GitLabを実際に利用しDevSecOpsを実現している企業様の事例やGitLab公式パートナー様のお話しなど、これから日本でDevSecOpsを推進していきたい一企業として非常に濃い時間を過ごさせていただきました。
こちらについては私の知識ではうまく言語化できない部分も多く割愛させていただきます(汗)

このあとにも記載しておりますが、ご興味のある方はぜひオンデマンド配信をご覧になってください!

会場での配布物

またGitLab様では、毎回ステッカーや記念品をご用意されているのもとても面白いですね!

最後に

現地でご参加できなかった方に向けて、3月上旬にオンデマンド配信も予定されています。

ぜひこちらのページをブックマークの上、配信が開始されましたらご覧になってみてください。

デブオプスリードカンパニーでは、GitLab様とのパートナー契約を検討しております。日本国内のDevOps推進を行う一社として、多くの企業様のご支援をさせていただくためこれからも邁進して参ります。




🔽 その他イベントレポートはこちらです 🔽


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